センスプロデュース研究所!

ヒトの五感と脳の関係、ヒトの五感の重要性の提唱、研究を行っている者です。

チームカンファレンス

2007-10-31 00:04:29 | 感覚
チームカンファレンスとは、医師、検査技師、薬剤師、内科、外科、看護師などの枠組みなどを乗り越えてチームで、一人の患者さんに対してベストな治療方法を話し合い、検討するというものである。
これらはアメリカですでに20年前頃から始まっており、現在、アメリカの医療では頻繁に実施されている方法である。
日本ではほんの最近であり、一部の大学病院で実施されている。
それも実施している病院では、アメリカの大学病院などに医師や関係者が何ヶ月間か研修に行って体験を学んでいるのである。
聖路加国際病院や順天堂大学病院でこれらチームカンファレンスが実施されている。
現在の多くの病院では医師が患者さんに対して、治療方法と容態などを一方的とも言える方法、事前説明と同意として「インフォームドコンセント」として患者側に対して説明するが、患者側を向いておらず、医師の一方的な説明で終わることが多いのである。
これに対して、チーム医療は看護師が患者さんとの接する時間も多いため、看護師の意見を取り入れたり、専門的な医療方法などチーム一丸となって検討するものである。
このチーム医療の中心は私達患者なのである。
だから、疑問に思っていること、治療方法は勿論、治療費や手術の時間、薬の副作用などの問題まで質問や疑問を問い合わせることが可能なのである。
私が近年中に構想している病院、千葉での救急救命センター、北関東での総合病院ではこれらチームカンファレンスは勿論、オーダーメイド医療に取り組み、実施したいと考えている。
但し、日本での問題は人材の育成と指導者不足もあるため、一大学、病院では取り組みが難しく、今後、政府間での取り組み支援も必要と考えている。
そのため、近日中に桝添厚生労働大臣に依頼し、支援をお願いする予定である。
これからは従来の医局制度や古い体質の日本的な医療機関では、病院の運営や患者側に対してサービス精神も薄く、患者側から毛嫌いされるだろう。
私共は患者側の口コミを大切にしており、病院名より優秀な医師の育成と医師の確保が重要で大切と考えている。
何百人と医師団が居る有名大学病院より、名医と言われる医師が数名でも在住し、看護師、薬剤師、検査技師、外科医、麻酔医、内科医などがチームとなって、一人の患者さんに対して、患者さんと話し合い、ベストな治療方法や検査方法、オーダーメイド医療、血液検査や免疫検査を行い同じ病気でも何種類かの薬の中からその人に合った適合するベストな薬の投与や手術方法など徹底して話し合い、取り組むものである。
医療行為も新人医師が手技を行う場合には、必ずベテラン医師が立ち会いサポートする。看護師も薬や点滴の投与に間違えがないかの確認のためにセフティーアドバイザーが立ち会い、似たような薬の間違えや患者さんの取り違え、医師の手技行程の間違えなど詳細な部分まで話し合い、検討することで防げる医療ミスが沢山あるのです。
これらアメリカンスタイルの真似と言われても私は日本で実施したいのである。
そのためには、新たな病院の設立や理解のある病院の賛同など必要なのである。
また、私共のような企業の参入によって可能になるのです。
一大学や病院では取り組みが難しく、予算も人材育成にも時間とお金も掛かり、正直、忙しくて暇がないと言うことなのである。
私共が提案しているチームカンファレンスは主に、アメリカ方式を採用しているので、これに日本スタイルを融合する新たな取り組みを提案している。
アメリカスタイルのチームカンファレンスはアメリカ本土に渡って、専門医や関係者を派遣(研修)させなければならず、資金面で余裕と人材に恵まれた施設でなければ実施出来ない状態である。
私共が近年中に構想している北関東での「医療産業都市計画」での医学薬科大学でこのチーム医療、オーダーメイド医療の学問や体験を本格的に学んで貰うために、アメリカで活躍している医師を教授陣に招き入れ、指導して貰う予定である。現役の医師は勿論、医学生にも直接、アメリカで実施されている医療方法を学んで貰うものである。
また、千葉県の鴨川にある「亀田総合病院」など理解のある病院の協力で各病院への指導や医師の派遣なども構想している。
近く、亀田病院の理事長に理解と協力を求めたいと考えている。
私の思いは「すべては患者さんのために」である。
患者側が発想した病院が有っても良いではないかと私は考えているのです。
私が直接病院の運営や医療行為は出来ないが、医師の育成、新たな医療方法の提案、病院の設立構想は可能である。
営業や広報、病院のシステムの提案、取り組みは医療関係者より能力と体験もあり、私共との取り組みが必要であると指摘している。
是非、私共と取り組みしたい病院があれば名乗り出て欲しいと願っている。
日本の7割近い公立病院など赤字で医師の確保、施設の増改築など出来ない病院が日本には多くあるのだ。
現に廃業や倒産した病院は未だに止まらないのである。それどころか、逆に勤務医が辞めて外科などの手術などが出来ないで居る病院も増加しているのである。
このままでは、医療貧国になりつつあるのです。医療機器や検査機器などハイテク技術は進んでいても重要な医療ソフトが欠けているし、他国からも日本は遅れているのである。
医療関係者は決して遅れていないと自負するだろうが、結果的にはアメリカなどから10年以上遅れているのが日本の医療の現実である。
現に、自己の技量の向上を求め、多くの日本人が海外の大学や病院で活躍している。頭脳流出でもある。
私共はこの遅れを取り戻すべく医療改革に取り組んで参ります。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦、


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