センスプロデュース研究所!

ヒトの五感と脳の関係、ヒトの五感の重要性の提唱、研究を行っている者です。

病院の運営に企業が参入!

2007-09-12 06:45:24 | 感覚
「神戸製鋼・伊藤忠グループ」が運営 神戸市立中央市民病院移転事業
記事:毎日新聞社 提供:毎日新聞社【2007年8月15日】
神戸市立中央市民病院:移転事業、「神戸製鋼・伊藤忠グループ」が運営 /兵庫
◇建設費と30年間の維持費計1023億円
◇PFI方式の入札応募は1グループ
神戸市は14日、民間資金を活用するPFI方式での市立中央市民病院の移転について、運営事業者が「神戸製鋼・伊藤忠商事グループ」に決まったと発表した。入札への応募は1グループのみで落札価格は建設費と施設整備費、建設後30年間の維持管理費を合わせ、1023億7815万円だった。2011年春のオープンを目指す。同方式により市の財政支出は47億6500万円の削減を見込んでいるという。
新病院は現在の病院の1・3キロ南にあるポートアイランド2期地域の「医療産業都市」構想エリア。地上9階、地下1階建てで、病院施設面積は約6万4000平方メートル。病床は640床。現状と同じ1日平均約2000人の外来患者を見込んでいる。
【津島史人】〔神戸版〕
今後、公立病院を初め、施設の古い病院など立て替え需要のある病院施設は、日本で40%以上にのぼっており、新規に病院を建て替えるなどの資金不足や専門医の医師不足から廃業や倒産に追い込まれている現状を私のブログでも何度も紹介してきたが、一方では東京の都心に外資系の病院や一部の富裕層の人達のための病院の新設など増えている。
神戸市立中央市民病院移転事業は淡路大震災後の復興事業として、ポートアイランドの地域を活用した「神戸医療産業都市計画」の一貫として、ポートアイランド2期地域の移転の資金を大手企業が資金援助する形式をとっているのだ。
関東地区では、鴨川に「亀田病院」という、ホテルのような綺麗な病院施設が人気を呼んでいるが、これも、民間資金を活用するPFI方式で行われたものである。
千葉県の幕張地区に外資系ホテルが建ち並んでいるが、この外資系ホテルが資金の一部と病室や待合室などを設計したので、まるでホテルのような病院が出来上がったのである。
今後、このようにアメリカなどの外国資金など活用した病院や医師の確保など行われると予想される。
私共も北関東に神戸市の東日本版の「医療産業都市計画」を私が構想し、私共の代表者を通じて、資料を提出し、大手外資系企業が私の構想に賛同し、豊かな資金援助が可能となった経緯がある。
病院の運営は勿論、アメリカで活躍している著名な医師のはからいで、専門医の勤務や大学の教師陣などの派遣をして貰う予定である。
今後、準備財団を設立し、私のプロデュースで環境に優しく、人の五感に優しいをコンセプトにこれらの施設を構想、実現化に向けて、私の残りの人生をかけた取り組みが始まるだろう。
決して、私の私欲や会社の営利目的でこれらを構想したのでなく、地域の地場産業として、地域が自立できるように支援と地域の雇用確保などに繋がり、地域の方々への貢献になると考えている。
また、新薬や難病の研究、脳の研究を行うことで、皆様の悩みなどを一つでも解決できればと願っている。
これらを実施することで、日本の医療界、教育界に一石を投じるものだと確信している。
これらの「医療産業都市計画」が上手く行けば、同時進行で地元千葉にPFI方式を導入したER「救急救命センター」、アメリカの救急体制を導入した救急救命施設を構想している。
私の構想は私共のプロデュースによって、亀田病院の協力や提携によって可能ではないかと考えている。専門医の医師確保などは私共の著名な医師達の力を借りて行えば、アメリカなどで活躍している日本人医師は1000人以上居られます。
優秀な医師が実は海外で2000人以上が活躍しているのだ。中には10年以上も日本に帰ってこない医師も多いのだ。つまり頭脳流出しているのである。
これらは日本の大学病院などの「医局制度」など古い体質などがあり、日本医療に見切りをつけた医師も多いのである。
テレビに頻繁に出てくる著名な医師(名医)と言われる人達も海外の大学病院に席を置いている人達が多いのである。
アメリカで武者修行している医師達に真っ先に目を付け、スカウトしている病院が亀田病院である。理事長の仕事はこのスカウトに時間を費やし、何度も渡米などして実績を上げている。
だから、全国から多くの患者さん達が鴨川の亀田病院で治療や診察をして貰うのである。
これらを参考に北関東での病院や地元千葉市での救急救命センターなどの設立時に専門医の確保が最重要課題でもあるのです。
そのため、設立前後は医師の確保に取り組まなければ成らないだろう。
現在は、口コミでインターネットなどで簡単に調べられるので、有名な巨大病院より、優秀な医師が一人在住していれば、その病院は人気で患者さんが全国から集まってくるのである。
つまり、名医と言われ医師(人材)こそ病院の格付けや知名度を上げるのである。
今一度、日本の大学病院や公立病院など赤字だと嘆く前に、人材の確保や私共のような企業や地元の企業と取り組み、病院の廃業や倒産を防がなければ、弱者である。子供達や高齢者が迷惑と救急時に病院を何件も盥回しにされるのである。
今後は、病院の運営、特に北海道の夕張市での救急車の老朽化で急病患者を搬送中、救急車がエンストし、止まってしまったのである。
本当は有っては成らない問題だが、こられは資金という問題でもあるので事は深刻である。
私共も夕張市だけを助けると言うわけには行かないのである。やはり、北海道、地元で何とか解決して行く方法や知識を出し合い、乗り切って欲しいと願っている。やはり、夕張市を初め地場産業の核が必要である。
北海道全体の企業などの支援や運営が必要である。夕張市に新たな病院の設立と新型の救急車の配備が急務である。
これらは市民の命に関わる問題なので、やはり地元の企業や東京に本社のある会社が北海道支店を通じて、少しでも資金援助をして貰うなどの政策も市議会員などが具体的に動かなければ解決しないのではないかと考えている。
これらの問題は今後、北海道に限らず何処の地域でも起こる問題であることを私から提言致します。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦


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