周防教会・牧会ジャーナル

教会週報の裏面の記事を掲載しています。

1月8―14日

2017年01月15日 | 日記・エッセイ・コラム

以前行った今宮戎ほどの賑わいは無いが、露天商が並ぶ中を浮き浮き歩いた。鳥居の右側に立っている神官はアルバイトやろなあ。参詣客が通ると、しきりに紙垂を振って祓っていた。畏れ多くも昔、伊勢の五十鈴川でみそぎを受けている僕は、もう何も祓うものが無い。「バチ?当てられるものなら当ててみろよ!」←『教祖誕生』での北野武のセリフ。

 

1/8(日) 祥平の結婚式の打ち合わせで広島へ。久しぶりに街に出たのでぶらぶらして帰ろうとしたが、当然のことながら、どこも人だらけ。めまいがしそう。このままじゃインフルエンザだけ土産にもらって帰るのが落ちやと、そそくさ高速バスに飛び乗った。ビル群を抜けて山並みが見えだした時、水中に潜って息が苦しくなり浮上したような気分になった。

 

9(月) パンに塗ろうと僕の好きな桑の実ジャムの瓶を開けたら、なんとカビだらけ!賞味期限を見たらまだ充分残っている。そこで思い出したのは餅のカビ。餅とはカビが生えるもので、水につけて削って食うのが当たり前という教育で育った。ジャムも一緒やろ。スプーンでジャムのカビを取り除いて食べる。アウトかセーフか?まあ、結果は後から出るはず。

 

10(火) 昨日、長男夫婦に次女が産まれたので休暇をもらって大阪へ。その前にやることがいっぱい。大島教会の役員会の開会を3時間繰り上げてもらい、週報も作って、原理問題委員会の会計も仕上げ、できる限りの仕事をした。まあ、その気にさえなりゃ一日どころか半日で出来るもんや。それを一週間かけてやるのが「牧師様はお忙しい」と思わせるコツ。

 

11(水) 孫を見に病院に行くため、阪急電車の服部天神駅で降りたら大音量の祭囃子。そうか、今日はえべっさんの最終日か。すなわち「残り福」ちゅうやつや。孫に会うのをそっちのけで神社に行く。長男の店に熊手でも買ってやろうかと社務所に行って見たら、安いのでもウン千円。高い物はウン万円。思わず宮清めをしたくなったが宗教が違うのでやめた。

 

12(木) 腕時計を買いに行ったのはええが、母が「私が買うたる」と言ってきかない。そこで1080円均一の時計を物色していると、「そんな安もんやめときなさい!」と大きな声で母が言う。それを聞いた店主が一言「百万円の時計でも時間は同じだっせ」。よう言うてくれました大将!さすが関西の商売人。僕もそう思います。でも・・・やっぱりやめときますわ。

 

13(金) 天王寺駅ホームの立ち食いうどん屋は高校生時代から出汁のにおいで誘惑する。発車まで10分。考えているヒマはない。ええい!と、券売機できつねうどんの券を買った。しかし出てきたのは「きざみあんかけうどん」。おっさん、間違うとるがな。でも時間が無いので黙って食う。店を出て券売機を確かめると・・・僕のお手付き。文句言わんで良かった。

 

14(土) 山口に帰ると次女夫婦にも次女が産まれていた。以前、性差別にうるさいお人が言うとったけど、子供が産まれた時に「女の子ですか?男の子ですか?」と尋ねるのはNG。デリカシーが無い行為だとか。「性は自分で決めるもの」というのがその理由らしい。でも闘うのはそこですか?そんなことで突っ張っとったら、誰もが口も心も閉ざしてしまいまっせ。


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