詰将棋解答選手権で粉砕された

2005-03-08 14:09:47 | しょうぎ
4d54a3d1.jpg3月6日は、各地で将棋大会が行われていた。日本武道館では職域団体戦、「カナロコ」で有名な神奈川新聞本社では支部名人戦神奈川大会。まあ、いろいろな経緯を経て、私は一番マイナーと言うかミニチュアともいうべき、詰将棋解答選手権のために東京都北区の会場に行く。職団戦も前の会社を辞めてからは、あちこちのスーパーサブ。声がかからなければ、別のことをするだけ。

さて、この詰将棋、ルールは将棋と同じだが、その最後だけを切り取ったようなゲームというか作品というか・・・古今の多数の作品が残っている。

実は、昨年が第一回大会の「詰将棋解答選手権」。出題側の用意した難問を規定時間内に解くというもので、昨年は13位だった。そして、今回はチャンピオン戦と一般戦に分かれての開催。ちょっと迷ったが、調子も悪いし、一般戦の方に出場。実は、この数ヶ月、将棋を指すよりも将棋連盟の下部組織である「支部」の結成に奔走していたので、あまり駒を握ってなかった。2月末に支部が認可され、やっとの思いで支部長の席にはついたのだが、会社を設立することを考えれば、たいしたことではないだろう。

会場へ行ってわかったが、チャンピオン戦出場者は12人だった。こちらに出場すれば、最下位でも去年の成績を上回るのだが、参加メンバーを見て、ブルってしまった。16人参加の一般戦に出場。

参加者は大別すると、4分類。
A.プロ将棋指し
B.「ツメキスト」と言われる詰将棋作家
C.アマチュア高段者
D.一般の人

つまり、詰将棋を作る専門家はいるものの、詰将棋を解く専門家はいないわけだから、この大会に出場するのは手探りだ。おじけづいて参加取りやめたプロ棋士もいるらしい。そして、私は、なまくら分類だ。指すほうもいい加減、詰将棋解くのも作るのもいい加減。

で、甘くみて油断してしまったのか、簡単な問題で時間をとられる、最後は変化筋を読みきれずタイムアップ。6題中3.5題正解で8位。読者の参考に、一般コースの最も簡単な問題ともっとも難しい問題を記載しておく。(解答は1週間後に発表します。1問目5分、2問目20分ぐらいで解く必要あり)

しかし、詰まない筋で、王様が詰んだと思い込んでしまった1題は悔やまれてしまう。「詰んだ!」と思ったニッポン放送に逃げ回られているホリエモンのようだ。


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