男木島は猫の島と言えるか?

2019-05-08 00:00:49 | たび
瀬戸内海の島々はアートの島として生まれ変わりつつあり、瀬戸内国際芸術祭2019の始まる数日前に高松から数十分のところにある女木島(めぎじま)と男木島(おぎじま)を拝見させていただこうと思い立つ。始まる数日前ではなく数日後に行くべきなのだが、それではGWになってしまう時期だし、それは困難な予感があった。

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高松から「めおん」というフェリーで20分で女木島、さらに20分で男木島。つまり男木島には女木島経由でないと行けないわけだ。どちらから見るかという問題があって、時間的には男木島からの方がいいような気がした。実は違うのだろうが。

そして、男木島はアートの島であることの他、『猫の島』と言われているそうだ。猫がたくさんいるわけだ。そして、それを目当てに行く人が多すぎて、みなさん餌を持っていくため猫が増えて、地元の島民の生活に影響が出て、「猫を減らそう」ということでもあるようだ。といっても猫を食べモノで集めて、漁網でバサッとやるわけにはいかない。法令で猫の虐待は犯罪となっているわけだ。

といって、フェリーの中には猫の写真を写そうとハイテンションの人が数多くいるようだ。肌の白い人や本格的に黄色い人、その他この島で何らかのCM撮影をしようとしているグループ+数人の女性モデル。さらに、数日後に始まるフェスを先取りしようとする私。

ということで、本日は、猫の写真に限って話をすると、いわゆる島の観光資源とは異なる場所に猫が住んでいるわけだ。普通に考えると、猫が島の高台の森の中にひそみ、人間は海岸の漁港の周りに居住する、と考える。

しかし、猫は高いところにも僅かにいるのだが、大部分は海岸の方にいる。漁港の岸壁の上を歩いていたりする。小魚とかありつけるのだろうか。実際には、本土からの観光客には餌を持ってこないように告知してあるし、全国の猫愛好家からの寄付金で島民がキャットフードを買ったり、増殖防止策を施しているそうだ。戦後のベビーブームに驚いて卑劣かつ俗悪な政策を行った日本政府のようだ。

猫の写真はGIFアニメ化したので、
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↑スマホの方は、画像の1タップを1回または2回!↑


島の猫たちの一般的態度だが、野良猫のような鋭い眼光ではないのだが、といって飼い猫や猫カフェのような媚びるようなしぐさでもない。カメラマン&カメラウーマンには難しい課題だ。「孤独を楽しむ猫」というのが正しい表現なのだろうか。


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