嗚呼!!涙メシ(石田純一の巻)

2012-02-24 00:00:06 | あじ
ANAの世界最新鋭機B787で二度目のフライト。今度は窓側の席なので大きくなった窓からの眺望をたのしめそうなものだが、あいにく最終フライトで外は闇である。

ただ、この前搭乗した時に、国内線では珍しく前席の背もたれにある画面で短編ビデオを楽しんだのだが、今回も20分もの2本を楽しむ。しょせん1時間で目的地に到着するので、20分物がちょうどいい。その番組の名前は、・・

嗚呼!!涙メシ

有名人が一生の思い出として食べ物にまつわるエピソードを紹介するのだが、ゲストは、石田純一。「不倫は文化だ」と意味不明の名言を吐いた結果、某モデルと破局をむかえ、元女子プロゴルファーと結婚。やってることは、あまりトレンディじゃない。

で、彼の涙メシ第三位。売れない役者生活の時に、ALICEのドラマー矢沢透氏に何度かごちそうになった、青山の台湾料理店『フーミン』。なすのニンニク炒めが定番だったそうで、「先輩は後輩にオゴラなければダメだ、と教えられたそうだ」。

実は『フ―ミン』には、昨年行ったのだが、こぶ平改め九代目林家正蔵が子分数人を連れてやってきた。誰だって、正蔵という名前を思い出す前にこぶ平という名前を思い出してしまうところが、悲しい。

そして、石田純一の涙メシ第二位は、銀座の寿司屋である『きよ田』。小林秀雄の本にも登場するらしいが、のれんをくぐったのが37歳の時だそうだ。こはだ、かんぴょう、アナゴが好物ということで、こういう店こそが、「店の格が客の格を作る」ということらしい。

自分が37歳で人格者に変貌したみたいな言い草だ。

そして、涙メシの第一位は、母親の味ということで、あまり料理が得意でなかった母親が純一氏のこども時代の4年間の米国生活中に覚えたほとんど唯一の手料理、『チキンのプロヴァンス風シチュー』ということだそうだ。

番外は、「マイブームメシ」。神戸三宮の居酒屋である『雄』。奥様の理子さんの行きつけの飲み屋だったそうだ。コブクロ刺しが旨いそうだが、理子さんってそういうのを食べていたわけだ。どうもその店の常連客達は理子さんの兄替わりになって、「石田連れてこい!」とかいう話になって、東尾監督の家に行く前に、この店の宴会に呼ばれることになったそうだ。兄替わりになって、・・という部分が、なんとなく怪しい感じが漂うが、詮索はしない。


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