ニューアメリカンピープル(1989年共同通信社編)

2012-07-18 00:00:08 | 書評
23年前の発行となる『ニューアメリカンピープル』を開くと、そこにはアメリカの各地で暮らすごく普通の人々の生活があった。ただし、それは20年以上前のこと。

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全部で38人のアメリカの生活があるのだが、その冒頭に登場するのはマサチューセッツ州プリマスの生活。プリマスと言えば1620年、メイフラワー号が到達した場所である。米国での民主主義発祥の地だ。

ところが、町は変貌してしまった。町はずれに1972年に建った原発のせいだそうだ。原発マネーを狙って、市街から大量の人間が集まってきたそうだ。そして、老朽化して危険!との原子力規制委員会の意見があり点検・修理を繰り返しているようだ。



その他、この本を読み終わって、あと25年後に再読したいな、と思うようになった。1989年、2012年、2037年とか。もっともそのためには最大の問題があるのだが・・


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