1080年以来の金環日食

2012-05-22 00:00:01 | 市民A
日食の朝、すでに雲に覆われていた東の空が、俄かに雲が流れ始め、7時30分頃、雲に切れ目にリング状の太陽を発見。通勤中で歩行していたので、手持ちの低画素のカメラで撮影。

もともと雲の間に見えるので、フィルターを使わなくても雲がフィルターのような状態になる。

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直接、カメラを向けては目が焼けてしまうので、電線の間に太陽を配置して、電線を写すようにした。

月蝕についで、日食まで写すことができて、幸いである。

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さて、このような大がかりの金環日食ショーだが、平安時代の1080年以来とのこと。その時代はどういう時代かと言うと、藤原道長や紫式部、和泉式部などの王朝文化が終わった直後で、白河天皇の治世である。この白河天皇は無類の女好きで、中宮が先だった後は、さらに次々と手を出し、その後飽きると家臣に面倒をみさせた、と言われる。NHKの説だと平清盛そのものが白河天皇の落とし子という設定なっている。

そして、歴史上有名な次の日食は1183年におこっている。この時、すでに清盛はなく、木曽義仲が平家を京都から追い出すが、日食の日に行われた「水島の戦い」では、日食を天文学的に予想していた平家が、日食を恐れる源氏軍を打ち破ったことになっている。


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