公認パンフレットに穴が

2023-12-30 00:00:00 | しょうぎ
将棋連盟の普及指導員の中の「棋道指導員」という資格を頂いていて、ホームグラウンドなしで、いくつかのカルチャーや小中学校や大会の審判長に出向いていて、それなりなのだが、超初心者(入門者)に対して教える小道具として将棋連盟が作っている将棋パンフレットがある。



公認指導員でないもぐりの人が使えないようなので、公開しないが、表面は「駒の並べ方」と「駒の動き方」になっていて、裏面には基本ルールとして「駒を成る」と「駒を取る・打つ」があり、さらに難しいルールとして「千日手」と「持将棋」が解説され、さらに反則として「二歩」、「行きどころのない駒」「打ち歩詰め」となっている。

実際に多い反則は「王手に気付かず取られてしまう=王手放置」だが、王様を取られてしまえば、対局は終わるので知らなくても実害はない。

問題は、千日手のところ。「連続王手の千日手は反則」という特殊ルールがある。大会でこのルールで勝ってこともある。しかしパンフレットではこの反則は書かれていない。ルールが変ったのだろうか。調べてもやはり反則らしい。



実は、年度末に近く、将棋から足抜けする子もいるので、このルールを教えてみた。実はあるところで指導対局している時に、連続王手千日手が発生したので、それを例に説明。



ところが、その後の一斉対局の中で、別の連続王手千日手が発生。自玉が必至のため詰ませるしかないわけで、反則に迷い込んでしまった。よくあるのかもしれない。


12月16日出題作の解答。







本日の出題。



龍年らしく、登り竜問題(正確には「上り、竜」)。

解ったと思われた方は、コメント欄に最終手と総手数とご意見をいただければ正誤判定します。

なお、1月1日以降は、解答は出題後1~2週間後に出題日の問題の下に掲示いたします。



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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (さわやか風太郎)
2023-12-30 15:36:34
2二馬まで15手詰。
歩が一枚余ってしまいした。
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Unknown (おおた葉一郎)
2023-12-30 23:02:04
さわやか風太郎様
失礼しました。最初から1枚多かった・・
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Unknown (蛇塚の坂本)
2024-01-06 09:32:37
最終手2二馬の15手詰みと成りました。
歩が、1枚余るとは、?
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Unknown (おおた葉一郎)
2024-01-06 10:05:34
坂本様
正解です。
歩の話は、当初アップした時に、誤って駒台に歩が一枚あったのです。さわ風さんからのご指摘で気付いて、駒台から消したのですが、よくみると消した後が見えるはずです。
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