東京都庭園美術館にクリスチャン・ボルタンスキー展を鑑賞に行く。さらに美術館自体が芸術作品である。1933年に竣工した、隅から隅までアールデコの館である。このアールデコと調和できる作品・アーティストでないと、まったく様にならないから、何でも展示すればいいということではない。そういう意味では、アールデコと調和するというのは、こういう現代美術なのだろう。
展示会場の一部に異次元の空間をつくり、鑑賞者はその展示室で作品の中をさまようことできる。よくあるタイプと違うのは、歩きにくいところかな。
ところで、この美術館は旧朝香宮邸ということで1933年から1947年までは皇族だった朝香宮鳩彦王一家が居住していた。1947年に皇籍離脱ということで明け渡した。もともと欧州留学中に交通事故でフランスで長期療養することになり夫妻ともども3年間をパリで過ごし、アールデコに傾倒することになったようだ。
竣工当初は大正天皇がよく訪れ、気に入らない樹木を切らせたりした。天皇には誰も文句を付けられなかったが、しばらくして物言う親戚は来られなくなったようだ。
これから女性皇族とか始まると、後続の住居問題が起きてしまうのだろうが、ここも返してほしいとかなるのだろうか。
展示会場の一部に異次元の空間をつくり、鑑賞者はその展示室で作品の中をさまようことできる。よくあるタイプと違うのは、歩きにくいところかな。
ところで、この美術館は旧朝香宮邸ということで1933年から1947年までは皇族だった朝香宮鳩彦王一家が居住していた。1947年に皇籍離脱ということで明け渡した。もともと欧州留学中に交通事故でフランスで長期療養することになり夫妻ともども3年間をパリで過ごし、アールデコに傾倒することになったようだ。
竣工当初は大正天皇がよく訪れ、気に入らない樹木を切らせたりした。天皇には誰も文句を付けられなかったが、しばらくして物言う親戚は来られなくなったようだ。
これから女性皇族とか始まると、後続の住居問題が起きてしまうのだろうが、ここも返してほしいとかなるのだろうか。
そうですか、今はそんな企画をやっているんですね。
昨年行った時は、まだ庭園が工事中でしたが、もう
終わったんでしょうか。入り口から、左手に庭園を
ぐるっと観ながら見えて来る美術館は、外見はシン
プルですが、内装のアールデコはさすが見ごたえが
ありました。何回見ても飽きない、朝香宮様のセンス
が随所に光る、洗練された建造物だと思います。
市橋
庭園は工事中です。入り口でそれを知って引き返す人多数です。