野合始まる 大正デモクラシー以下の人たち

2012-11-19 00:00:46 | 市民A
15もある政党のうち、まったく異なる政策のような維新と太陽が合併するようだけど、どちらの代表も国会議員じゃないような気がするが、勘違いかな・・

尖閣列島購入に突っ走っていた人と、竹島共有化とか言っていた人なのだけど。

現在、幕末の政治史の解説書みたいな本を読んでいるのだけど、まさにペリーがきて当時少数意見だった開国論を幕府が決定した後の京都を中心に展開された国論の二転三転四転五転六転七転八転九転と同じような状況だ。当時走り回っていた人も、自分の位置なんてまったくわからず仕舞いで、斬ったり斬られたりして、最後に残ったのが伊藤博文だった、というようなことだったわけだ(彼も結局、暗殺されるのだが)。

ところで、少し前に朝日系の雑誌が橋下市長の出自を特集して、袋叩きにあった事件があった。個人的には橋下をなぜハシモトと読むのかが、なんとなくわかっただけで、今更ながら日本のマスメディアのとんでもない本質をさらすもんだ、と呆れかえっていたのだが・・


先日、丸の内某所で遅い昼食を一人で食べている時だった。ミックスフライ定食、1200円。魚介類や肉類のフライに鳥唐にサラダに味噌汁。まあ、今の政局みたいなランチだと思っていたら、となりの席に新聞記者らしい二人が座って、850円の豚肉生姜焼定食を食べ始めた。先輩記者が後輩記者にあれこれと教えているのが自然に耳に入ってしまうのだが、

○党の○は、どこの出身で、親が何をやっていて、先祖は○で、●党の●は●の関係で、●先生の●で、とか、・・・。早い話が、政治家というものを単に出身や出自やその他の外的要因だけで判断しているらしい会話を延々と続けるわけだ。

本人の政治的思想やその形成された背景について分析しているようには、まったく見受けられないわけだ。

新聞記者ってそんなレベルなのだろうというのは、経済部の記者の例で感じていたのだが、記者も議員も大正デモクラシーの頃の政治レベルより、確実に下である、と言えるだろう。


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