軽井沢ビールを飲みながら

2019-10-18 00:00:11 | あじ
軽井沢ビールを2本飲んだ。プレミアム・クリアとダーク。ラベルデザインは、千住博画伯。この会社は千住博氏の美術館も持っているそうだ。

実は、ビールの味の差ぐらいはわかるのだが、それではどのビールが好きかと言われると困ってしまう。どのビールも味が違うのだが、どれがよくて、どれが口に合わないとかそういう感覚があまりない。あえて言うと、「毎日、違う味がいい」というのが本音だ。大方の日本人は味の多様性が好きなはず。そもそも、ほとんどの種類の酒類を日替わりで飲んでいる。




「みんなちがって、みんないい。」

このフレーズは今の国会で時の総理大臣が突然言い出したのだが、1930年に26歳で亡くなった天才詩人「金子みすゞ」の『わらい』という詩集の中の、「私と小鳥と鈴」という詩の全10行の最後の一行だ。総理大臣の選挙区的出身地である山口県の長門市に、プーチン大統領との歴史的会談の予定があった時に、金子みすゞの記念碑が建ち、裏側に総理大臣名が刻まれている。彼女の著作はある団体が管理していたはずだが、どうなっているのだろう。

「みんないい」といっても詩の中では「鈴と私と小鳥のみんないい」と言っているだけで、何でもいいと言っているわけではない。「自民党と公明党と維新の会のみんないい」ということと同じだ。それと、彼女の詩に心酔するのは構わないが、彼女は人生が八方塞となって自ら亡くなった。今の韓国のような時代だったわけだ。

ビールに話を戻す。

ところで、缶ビンのゴミ出しの時に、他人様の空き缶をみると、ほぼ一種類の人もいる。だいたいが「金麦」なのだが。箱で買うのだろう。悪くはないが、3本続けては飲めない。

食事にしても、ある特定の範囲しか食べない人がいて、宴会の時、困ってしまう。


軽井沢ビールを作っているのは軽井沢ブルワリーという会社で、工場は佐久にあるのだが、そういえば洪水被害はなかったのだろうか。こつこつと一生懸命働いて作った工場が、大災害で無に帰すというのは時々起こる話だ。そうではないことを祈るしかない。

7人の醸造家というのがいるそうで、大手ビール会社から定年後に入った方々や若い農学博士などを中心としているようだが、経歴をよく読むと、ドーバー酒造という会社が事業の中心会社らしい。社員募集の案内のメールはドーバー酒造のアドレスになっているが、詳細は不明だ。

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