ドーナツをめぐるetc

2022-05-27 00:00:04 | あじ
先日、みなとみらいのランドマークに行く用があって、その後、足を延ばしてハンマーヘッドまで行った。横浜のハンマーヘッドは観光地だが、長崎にあるハンマーヘッドは三菱重工の敷地内にあって、世界遺産であるも一般人は近づけない。



横浜のハンマーヘッドはそれ自体より隣接する商業施設が有名で、神奈川県内の食のパークになっている。その中で、2階の一角にミサキドーナツのショップがある。先日、三浦半島先端の三崎港にある本店に行った流れで、もう少し食べてみたいと思ってみたものの本店はいかにも横浜から遠い。ということで営業6店のうちの一つハンマーヘッド店に行ったわけだ。



この店でドーナツを作っているわけではないので、本店(あるいは別の場所)から運んでくるのだろうか。余計な話だが、バイク便とか利用するのかな。一番早いのはどちらも徒歩2分で海なのでモーターボートを使えばいいのだが、あり得ないだろう。電車で運ぶのが時間的には最も早いだろうが、人間最低一人が往復することになる。



今回は、「リモーネカスタード」というのを購入する。ハンマーヘッド店限定らしい。食べる時にわかったが油で揚げてないので生地がパンのような感じで、ちょっと自分の趣味から外したかもしれない。

ところで、ドーナツに関して二つの疑問を最近感じていた。

一つ目の疑問は、ドーナツの食べ方。
多くの人は、手でつまんで食べるだろうが、手で食べるというのは、上品ではないのではなかろうか。調べていると、スターバックスではドーナツをオーダーすると、プラ製ではあるがナイフとフォークが添えられる。ネット民の声を調べると、一定数の人は、自宅ではドーナツをナイフとフォークで食べているようなのだ。スターバックスの場合はマニュアルに従っているだけだそうだ。家庭でドーナツをナイフとフォークで食べるのは、「上流階級」だそうだ。

二つ目の疑問は、1934年のアカデミー賞(作品賞)を受賞した米国映画『ある夜の出来事』の中でクラーク・ゲーブルとクローデッド・コルベールが朝食でドーナツを食べるシーンがあり、二人ともドーナツをコーヒーに浸けて食べていたこと。日本では記憶がないのだが米国ではよくあるのだろうか。

この点について、長年アメリカに在住されている「ysjournal」さまから情報をいただいたところ、相当年数の過去にはドーナツを浸ける文化があって、日本では撤退したものの米国ではミスドを吸収したダンキンドーナツのダンキンというのはダンクシュートのように浸けるという意味で、コーヒーにドーナツを浸けていた時代の命名だ、ということらしい。

そこで遠い過去に親が自宅でドーナツを揚げてくれた頃のことを思いだす。生地を延ばしてドーナツ型に型抜きしてから油で揚げる。そうすると同じドーナツがたくさんできるわけだ。ドーナツはうまいけど、同じものを食べ続けるのは飽きる。というようなことで、家庭でドーナツを揚げる。あるいはメニューの少ないドーナツ店で2個以上のドーナツを食べる場合、味に変化をつけるためにコーヒーにダンクしたのではないだろうか。ミスドでドーナツ二つ食べる場合、同じものを2個食べる人は少ないだろう。ドーナツの種類を選べるようになって、コーヒーダンクが激減したのではないだろうか。

映画「ある夜の出来事」の中でも、二人でドーナツを二個ずつ食べていた。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿