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代替わりしていた「うどん店」

2025-04-10 00:00:27 | あじ
近場で花見の後、うどんを食べたくなった。うどんといえば、丸亀製麺という神戸のチェーン店があるのだが、時々行くことを十年も続けると、さすがに飽きた。ということで、思い出したのが「こんぴら」という地元の店だが、実は行ったことがなかった。というのも、ずいぶん以前だが、この店の前を車で通った時、急に道を逆に向かおうとして、店の前の駐車場のスペースに、とりあえずバックで入って方向転換しようとしたところ、店の中から怖そうな顔の親父がでてきて罵声を浴びせられて逃げたことがあったからだ。

今回は、歩きだったし、顔を覚えられているはずもないので、おそるおそる入店したのだが、・・



『とろこぶうどん』と『ミニかつ丼』のセット。

出汁は、昆布出汁で、今まで食べたうどんの中で3番目に旨いといったところだ。一番は高松でタクシーの運転手さんに連れていってもらったところで、店名を知らないので再訪不可能。二番目は丸亀の駅に密着したような店だが、再訪した時は、まるで駄目だった。ということで自分的には、行くことができる中では1番ということ。

しかし、ここのうどんの味は、讃岐うどんの味というよりも大阪のうどんの味といった方がいいだろう。ほとんど混布だしの味と思う。

実は、後で検索すると4年前に代替わりして怖い父親から店を譲り受けたそうだ。そして、店名も「讃岐うどん こんぴら」から「関西うどん こんぴら」に変えたそうだ。「こんぴら」というのは金刀比羅宮のことで、紛れもなく讃岐(香川県)なので、少し矛盾感もあるが、経験的にいうと、香川のうどんは、当たり外れが大きいように感じているが、大阪のうどんはその幅が小さいように感じている。

代替わりは、父親の高齢化ではなく、関西で町工場を経営していた祖父が引退するため、うどん屋の父親が町工場の跡継ぎになるということで、うどん屋の方をその子が引き継ぐという、ほぼ例のない事業後継ということらしい。むしろ町工場を引き継ぐ父親の方が大変なように思える。仮に、町工場が製麺所だったらうまくいくのだろうが・・・

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