造船所で火災

2023-02-23 00:00:19 | 災害
三菱重工長崎造船所で自衛隊の艦艇の塗装中に爆発が起こり、作業中の方が亡くなった。

実は、昨日のエントリーで沖縄の島を中国の方が購入したことで米軍や自衛隊の情報が漏洩するのではないかという話について、もう一言書きたかったのが、この長崎造船所のこと。

場所は奥行きの細長い長崎港の北岸。地図を見るとオランダのロッテルダム港と似ている。細長く、一番奥には川が流れ込んでいる。つまり長崎造船所の全面は海だが、その先にはすぐに対岸があり大浦天主堂などがあるのだが、その近くにあったのが英国領事館。そこからは長崎造船所が丸見えだった。

そして、海軍呉造船所で建造された戦艦大和に1年遅れで、三菱の長崎造船所で同型の戦艦武蔵が建造された。起工は1938年。そして、この造船所を上から見下ろすような対岸の高台にあったのが、英国の長崎領事館。

何を作っているのかすぐわかってしまう。そうなると武蔵だけでなく大和の構造も知られてしまう。

ということで、最初は白い布の幕を張って目隠しし、その後は間に倉庫を建てている。もちろん隠せば隠すだけ重要な艦艇ということがわかってしまう。

なぜ英国は長崎に領事館があったのだろう。造船所があったからではないだろうか。武蔵がほぼ完成した頃、英国は領事館から立ち去った。

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