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溶接

2005年09月05日 | 金属加工
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4速ミッションのクラッチワイヤーのフレーム側のハードウエア(金具)です。
小さいタブの右側は元々付いていた物で、ひしゃげてしまっています。
ちょっとケチくさいのですが、これも直してしまいます。
左側のステンレスで作ったタブを溶接します。
本来でしたら、普通のスチールの材料を使って、溶接のあとに再メッキするのですが、メッキは社外加工なので時間と費用が掛かりますので、今回は便宜的な方法ですね。
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新しく付けるタブの仕上げです。
既にタップをたててネジをきってあるので、先端を丸く仕上げます。
使用しているベルトサンダーはもう10年も使っています。
切断面の仕上げにはこれしかありませんね。
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これはベルトサンダーの全貌です。
10年も使っていると、買った値段など忘れてしまいます。
便利ですよ。
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このように、クロームメッキの部品にステンレスの部品を、ステンレスの溶接棒を用いて溶接すると、メッキは壊滅的な被害になりません。小さいものなので、熱が上がりすぎて変色してしまいましたが、このままでもすぐには赤錆にはなりません。
あまり目立たない部分でしたら充分だと思います。
溶接の端の部分は、このように盛っておくと応力集中による破壊を防ぐことができます。


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