ICT工夫
全ての自由を奪えても、自由を求める自由だけは奪えない
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私が河北新報に注目するようになったのは3.11以後ですが、最近は時間も無くてアクセスも間遠になっています。
2014年03月09日記事、「復興見える1年に 被災3県知事が決意」 はさすが地元紙だと思います。『達増拓也岩手、村井嘉浩宮城、佐藤雄平福島の3県知事は、東日本大震災から3年となるのを前に河北新報社などのインタビューに応じた。 』

3月11日には全国紙でも震災3周年という記事が多数出ると思いますが、河北新報から福島県佐藤雄平知事の決意を引用しておきます。
  福島第1原発事故による風評被害払拭に努める考えを強調した。
 原発事故の収束に向けて東京電力や国に一層の取り組みを要請。「直接の被災地に当たる避難市町村以外は震災前に戻ってきている。今年は復興が目に見える年になる」と話した。
  観光客誘致に力を入れる考えを示し、「全国から観光客を呼び込み、風評の払拭につなげたい」と述べた。

宮城県と岩手県については震災瓦礫処理のその後についても確認しておきたいのですが、いずれ時間ができたらということで。
私は 「2013.01.12 鮫川村をニュース検索してみた」 記事に残した検索 「鮫川村」 を定期的に続けています。Google は何故だか記事のヒットがほとんどありませんが、なんとなく「天安門検索」の話を思い出します。

Yahoo!に転載されていてヒットしましたが、東洋経済の記事 福島県民を苦しめる巨大ゴミ焼却炉の乱立-除染から中間貯蔵へ。福島はまた大きな苦悩に直面、佐藤福島県知事もこの問題を承知の上での三周年決意でしょう。福島を困らせている風評にはどのようなものがあり、それぞれについて、どのように具体的かつ論理的に明確に反論しているかを私は調べていませんのでコメントは控えます。時間ができたら福島県ホームページから探索して私の無知を解消したいと思っています。

3月9日の記事に追記しておいたのですが、こちらにも転載して残します。
第3回「原発のない福島を!県民大集会」 2014年3月8日開催された集会の報告記事(いわき市議会議員 佐藤和良さん)
郡山市のユラックス熱海をメーンに福島市の教育会館、いわき市文化センターの三会場で開催され、5千人を超える福島県民などが参加されたとのことです。
『福島の自治体と民意が、原発を受け入れてきた結果、過酷事故を招いたことを悔恨の思いで振り返るとともに、集会は、趣旨に賛同する県内の団体・県民の意思を結集する場となり、あらためて福島県内に原発はいらないこと、事故の全ての賠償、放射能によって奪われた福島県の安全・安心を東京電力と国の責任で実現すること、子どもたちを放射能から守ること、県民の健康と生活の保障することなどを、国と東京電力に求め全国民に発信した』と。

巡回先ブログで紹介されていたので気付きました、神話の果てに-東北から問う原子力、河北新報の特集ですが以前の記事はアーカイブに入っているようです。
第9部・消えた原発計画(1)終わらぬ清算/用地塩漬け、見えぬ未来/490億円の投資ふいに(2013年08月15日記事)は、「消えた原発計画(5完)再稼働と民意/地域の判断力が大切」(2013年08月19日)で完結していますが、浪江・小高原発(浪江町、南相馬市)の建設計画が進行していたことを私は初めて知りました。記事内容は福島県だけでなく新潟や静岡にも取材されています。
(4)と(5)の記事に書かれている住民投票については貴重な内容です。山梨県で記憶に新しいのは笛吹市の住民投票です。リニア中央新幹線について実施すべきだったと私は感じています。

私はこれらの記事を読みながらリニア中央新幹線のことを考えています。「消えた原発計画(3)首長の決断/震災契機、脱却明確に」 を読んでいると、リニア計画に対する静岡県内自治体からの発信を思い起こします。
第10部・潜む活断層(4)出来レース/学者の指摘、再三黙殺、これはリニア中央新幹線環境影響評価準備書審議中に出てきた問題と見事に一致していませんか?
このブログで 「リニアシンポジウム&フェス@飯田市 3月2日」 に寄せられたコメントに対してお返事として次のようなことを書きました・・・・
 私は他県のサイトを見比べながら山梨知事意見による計画見直し・凍結の期待はしていません。他県で線路が100m欠けてもリニアは動きません。 山梨がそれほどリニアに熱意を持つなら、都留~甲府を造ってしまえば他に無い観光遊園施設として活用できる、もちろん土管は不要です、富士山と葡萄・桃、南アルプス・エコパークの眺望をリニアから楽しんでいただく。都内から直行の富士急リニア都留駅もでき、通過駅ではない甲府駅になるので甲府駅と県内観光地を結ぶ交通インフラ整備も新たな公共事業となる・・・・

おっと忘れるところでした、鮫川村の問題は環境省のお仕事です。リニア中央新幹線評価書への意見を国土交通省に提出するのも環境省、そして、都市計画道路甲府外郭環状道路北区間に係る環境影響評価書に対する環境大臣意見(2012年10月26日) リニアについても似たようなものでしょうが、南アルプス・エコパークの扱いをどうするかに注目か。
なお、新山梨環状道路北部区間計画で環境大臣の意見がどのように扱われたか、中部横断自動車道(富沢~六郷)の事業認定(国土交通省)のような広報が見つからないので、これも後日。

・・・ということで、リニア中央新幹線問題を国民全てが熟慮し熟議することは、原発問題を考えることとイコール、それが本日の結論です。


政府の節電ポータルサイト 「節電.go.jp」・・・2011.04.09 電力需給緊急対策本部・・・・ http://seikatsu.setsuden.go.jp/power_graph/ 既に消滅
節電.go.jp


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2014年3月9日(日)、さよなら原発まつり、甲府駅北口よっちゃばれ広場などで開催されます。
「フリーマーケットは午前11時開始です。お昼も食べに来てください。」

さよなら原発まつり_20140309

さよなら原発まつり
「カノンだより」上映会&学習会
 2014年3月9日(日)
 1回目 10:00~10:45 上映会/10:45~12:00 学習会、2回目 16:00~17:00 上映会のみ
 参加費 400円(大人のみ)
 会場 山梨県立図書館 交流ルーム102号室

鎌仲ひとみ 公式サイト

ほんのささやかな原発リンク集、何があろうと国民はその場に留まれという国策はいずれ全国展開になる、それがアベコベーション。

◇ 3月9日は、サンキューアートの日 でもありました。2009年に書いた記事ですが、311以後すっかり忘れていました。2014年も開催しています。



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3月10日東京大空襲の日が近いです。翌日は3.11です。『検証 防空法―空襲下で禁じられた避難』のこと を読み返しています。
『本書の執筆は、「なぜ、空襲があると分かっているのに、日本の都市住民は逃げなかったのか」という疑問から出発しました。 筆者が見つけた答えは、「戦時中の“防空法制”によって避難を禁止された」、「御国のために命を捨てて消火せよと強制された」というもの。 本書は、法律や資料の引用だけでなく、当時の市民がおかれた状況を具体的にイメージできるよう記述しています。 掘り起こされた歴史的事実も盛りだくさんです。』 と版元のページに記されています。
安倍政権になってから、この時代に戻るような気配が濃くなっていると私は思います。福島に留まることを求める施策も同じ根っこから発したものです。

前記事に走り書きで残した件がテーマ違いでしたから、こちらに移転しておきます・・・・・

更についでのついでメモ、巡回先の走り読みで気付いたのが山梨出身議員のこと・・・・2014-03-04 自民党副幹事長・赤池誠章議員のお粗末な憲法観、「左の輿石、右の赤池」とヤマナシ・アピールに貢献なのか・・・私は赤池さんが主宰された講演会に何度か参加したし、その時に佐藤正久さんも知ったりして収穫もあったのですが、311以来あまり発信をフォローしていませんでしたので、ちょっと予想外の展開です。私が想うスタンスからズレが感じられて残念です。

さらに気付いた記事、安倍首相の憲法観/宮崎日日新聞 社説2014年3月5日(薔薇、または陽だまりの猫 2014-03-05 23:41:31) (宮崎日日新聞の社説は1週間ほどはネットで読めるようです)

『三・一五事件(さん・いちごじけん)は、1928年3月15日に発生した、社会主義者、共産主義者への日本政府による弾圧事件。』(Wikipedia 三・一五事件)、安倍一族の時代には社会主義者、共産主義者などのレッテル貼りは必要ない、「我々に楯突く者は容赦しない」という時代になるだけでしょう。その為のツールは着々と準備されてきたのです。
甲府市2014年度予算案 にあるように、番号制度(マイナンバー制度)導入に伴うシステム改修などが各自治体で始まります。これで自治体を責めることはできません、全ては国民が選択した結果です。
「国」というのは何の為に誰の為にあるものなのか、私は原点に戻って仏教についてもアナキズムについても考えたいと思う今日この頃です・・・早く年度末仕事を片付けなくちゃ・・・



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沖縄県百条委:辺野古埋め立て一転承認 解けぬ疑念、「薔薇、または陽だまりの猫」ブログが毎日新聞の記事を紹介していました。
「法にのっとって承認した。それに尽きる」 という言葉はおそらく3月25日以後、リニア中央新幹線沿線各地都県の知事からも聞こえることになると思っています。
毎日新聞記事を引用したブログを読んだだけなので、ソースの確認は一仕事終ってからにしたいと思っています、が、内容の類似性を感じたので、とりあえずメモっておくことにしました。

ついでに、 リニアシンポジウム&フェス@飯田市 3月2日にコメントして追記しておいたのですが、ここに再録しておきます。以下のような報告記事が出ていました。新聞報道記事もありますが後で別記事で整理します。
◇ リニアシンポ&フェス盛会でした 2014年03月03日 「美しい村」の議員日記
リニアシンポジウム&フェス Facebook
◇ 飯田学習会「再考せよ!リニア新幹線」盛大に開催される!!2014年03月03日 東濃リニア通信(東濃リニアを考える会) 

中日新聞長野版が記事に書いていましたが、「リニア計画はもう決まったことだと泣き寝入りする村民が多いが、大賛成という人は一人もいない。誰のためにリニアを造るのか」という発言もあったそうです、会場からは拍手が起こったと。

リニアは山梨県の為に造るので、山梨県が参加者皆さんの代わりとして大賛成の立場で活躍されています。
「オモテなし」の山梨ですから 12月19日の議事録が2月27日付けPDFファイルでアップロードされました。(山梨県環境影響評価等技術審議会 第2回:平成25年12月19日) ウラではリニア残土を引受ける道路計画が進行しているようです。

それと、【リニア】東京都公聴会の参加報告が出ています も急ぎ残したメモです。
2月26日の院内集会 「南アルプスとリニア中央新幹線」についても録画その他多数の記事が出ているようです。
一つの記事からリンクをたどれば全て分かるでしょう。それは知らなかったと後から言い訳できない時代なのが恐ろしいです。


追記しておきます・・・山梨県地元紙、山梨日日新聞の記事が出ていました、3月5日の最終審議会についてですが、この審議会の開催広報は3月4日19時過ぎ作成のPDFファイルで審議会ページにアップロードされていました。傍聴は10名まで可能とのことでした。
2014年03月06日(木) JRのリニア環境アセス「主観的」 知事意見案まとまる   リニア中央新幹線計画(東京・品川-名古屋間)の環境影響評価(アセスメント)手続きで、県環境影響評価等技術審議会は5日、JR東海が提出した環境アセス準備書に対する知事意見案をまとめた。同社の環境アセスの手法について「主観的」と指摘し、再調査や環境アセス評価書での大幅な改訂を求める内容。県は微修正を経て、25日までにJR東海に提出する。
 … 全文は山梨日日新聞紙面または山日携帯サイトでご覧ください。

情報の扱い方から組織の本性が観える怖さ・・・



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やや順番が前後するかと思いますがお許しくださいませ。おかげさまでこの大集会は成功のうちに終えることができました。上関原発はいらないという意志を示すことができる集会だったと思っています。
どうもありがとうございました。
写真のUPLOADはまだ半ばですが、順次追加させていただきます。
Facebook 上関原発を建てさせない山口県民大集会

Kaminoseki_0308_a Kaminoseki_0308_b

↓チラシのクリックで公式サイトに。
私の記事は2014.02.12 山口県知事選挙 2月23日、脱原発は争点

上関原発を建てさせない山口県民大集会

水島朝穂さんの、2014年2月24日直言 「政局的平和主義」――安倍政権の歪んだ対外政策『11年前の日弁連の講演のなかで語ったことをここに引用しておこう。』として書かれている内容に驚きました。ナショナリズムとナルシシズムの合体という指摘に深く頷けるものを感じます。

岡留安則_幻視行日記 では仲井真弘多知事に対する「百条委員会」での追及について 合法的な「県民裁判」の場と。

2月28日(というか、日付は3月1日)深夜のテレビ朝日、「朝まで生テレビ」をナガラ見しながら仕事していました。「激論!福島再興と原発再稼働」、『福島第一原発観光地化計画』というのが進行中とは初めて知りましたが、面倒な仕事にかかりきりだったのでテレビには集中できませんでした。

補足です、山口県知事選で触れた「祝島島民の会blog」で、「山口県漁協がまたもや総会の部会の開催を通知してきました」 との2月28日記事が出ています。こういう問題と類似の状況がリニア中央新幹線沿線予定地でも生ずるのではないかという懸念を持っています。一企業の事業用地買収にからむ話に行政が支援するとかの話が流れてきます。



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