ICT工夫
全ての自由を奪えても、自由を求める自由だけは奪えない
  だからネットの使い方も 工夫 したい こうふ のブログ




追記です-2009年12月5日の読売新聞山梨版が県も「事業仕分け」検討と報じました。開催中の県議会代表質問で横内正明知事が答弁し、事業の見直しの過程を県民に公開の場で行う考えを示したとの事です。


甲府市議会の日程について記事にしていたのですが、山梨県議会も開会中だと気付いたのは、2009年12月4日 読売新聞山梨版記事に書かれていたのを読んだからです、『事業仕分けで、県や市町村に関係する148事業に影響が出る可能性があることがわかった。このうち44事業は廃止や見直しなどが確実だ。・・・横内知事が3日の県議会11月定例会の代表質問への答弁で、具体的な事業数を明らかにした。』 と読んでも私は時間が無いので県議会も、甲府市議会すら見ている余裕はありません。

山梨県サイトで「県政主要課題」というページが12月1日にでているのには気が付いたので、いつか時間が出来た時に(多分できないとは思うが)読もうと思ってブックマークはしてあります。以前だったら考えもしなかった事なのですが、こういう地域事業には全て国からの補助金も投入されているらしいこと、それは当該地域だけじゃない全国から国庫に入った税金が配られているのだということを、私はやっと判るようになったからです、まったく世間知らずでよくもまあこれまで生きて来られたもんだ・・・(^_^;)

その配られる税金を巧みに中抜きする仕組みが、今回の行政刷新会議ワーキンググループによる事業仕分けで公開された意味は、蓮舫&高野孟のオフレコトーク「事業仕分けでこんなことがわかっちゃいました」のような記事(付属動画)からも、私ですらわかっちゃいました(^o^) この記事のコメントに「ダメディア」という言葉が書かれていて、「マスゴミ」だけじゃないうまい表現が使われているとびっくりしました。

すでに死語になっていると思っていた「木っ端役人」という表現が見出しに出ていたので開いたのは、2009年12月3日 アイネット 山梨インターネット新聞でした。
この記事は、「新県立図書館-甲府駅北口 連絡橋つながらない」という山梨日日新聞、11月30日の記事を取り上げています。私もこの山梨日日新聞記事は読んでいますが、ここに書く気にもなりませんでした。私は2009.07.21 新県立図書館設計図、公開の意味が無いのでは?を書いた後は教育庁社会教育課新図書館建設室、2009年9月10日公開情報までは確認しています。『甲府駅北口から、ペデストリアンデッキ(高架の歩行者用通路)を利用して、武田通りと愛宕町下条線の交差点を渡り、そこで階段やエレベーターで歩道に下り、東へ数十m進んだところです。』 こんなバカみたいなガラス張り図書館計画は議会などで当然潰されると思っていました(^o^)

甲府駅北口の高層マンションが山手御門や甲府城の背景に飛び込んで来てデジカメを使う時に苦労することはどこかに書きましたが、紅梅地区再開発ビルについて関心を持った初めの頃に、甲府城天守台から観た時のイメージ図を探したものです。それは見つかりませんでしたが、最近になって甲府城周辺の景観保存を問題にする話(※)がでてきたのを読みました。新県立図書館の機能不全な杜撰設計と同じパターンですが図書館の方は未だ間に合います。7月に書いたように図書館設計は最初からやり直すべきです。

「仕分け =  シワケ」という言葉を私は「仕訳」という会計用語も援用して理解しようと思っています。行政が関わる事業は借方、貸方が共に特殊な用語で複合仕訳になっているようです。『2008年09月18日に「甲府城下町」サイトで、「特集記事 紅梅地区再開発」が公開されました。』と私はWebページ(紅梅地区再開発ビル)に記しましたがいつの間にかリンクが切れました。ページが消えた理由はわかりませんが、事業仕分けされること避けたのかも知れないと思いました、ここにも国からの補助金が入っています、山梨県や甲府市からの補助金も元をたどれば国から来ていることになるでしょう(^o^)

読売新聞が報じた148、44事業について、まず必要なのは自治体みずから事業仕分け(補助金仕分け)ではないでしょうか。その時には地方自治体には中央官僚のように外郭団体などを利用した中抜きの仕組みは無い事も明らかになるでしょう。厳しい財政状況の中で「木っ端役人」ではない有能な職員が真剣に取り組んでいるはずです。それでも陳情してお国から補助金をご下賜願わねばならないなら、補助金は来ない状況下で県民が理解し納得するように事業仕分けする以外に方策は無いでしょう。

11月末には納税申告用の用紙が税務署から届きました、今年分も正確、正当な損益計算書、貸借対照表で処理したいとプログラムの改良に取りかかりたいと思っている師走です(^o^)

※ 2009年10月8日のUTYニュースでした。山梨県考古学協会が、甲府城跡の環境保全のため、甲府市長に要望しました。要望書の中では近年、甲府城跡に近い場所に、高層ビルの建設が続いているとした上で、甲府城跡の歴史的景観の保全に一層の配慮を行い、建物の高さ制限を設けることなどを求めています。』
NHKニュースは 『“高層ビルは景観損なう”』 とのタイトルで報じていました。



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甲府市議会の質問が今日12月3日から始まるということで昨晩整理してみた質問通告ですが、国政の様変わり象徴的な事業仕分けに関する質問も幾つかあります。
国への陳情が各都道府県民主党や小沢一郎幹事長に一本化された事もニュースでいろいろと報じられています。
小沢幹事長には当てはまらないでしょうが、ふと江戸幕府の側用人という言葉を思い出しました。先日、柳沢吉保の評価について私のこれまでの思い込みを覆す講演を聞き本を読んだことが未だメモリーに残っているからかも知れません。

民主党内に陳情を仕分けする作業グループWGができて、議論の経過が公開されると陳情の意味が国民にもよく判るかも知れないと思います。田沼意次の評価なども子供時代に講談や映画で刷り込まれてしまった私は歴史を学び直さないとならないと思っているのですが・・・

未来の子供たちは民主党政権時代を何から情報を得てどう評価する事になるか、ネットオタクとしても気になるところです。私が追っかけていた甲府市中心市街地活性化事業とか甲府駅北口県立図書館とか・・・歴史の評価に任せられる情報蓄積も必要だし・・・さもないと将来は甲府市が歴史に誤解されて残る事態になりかねない。首長、政治家、公務員、ご関係の皆さまのご健闘をお祈りしたいと思います。



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平成21年12月甲府市議会定例会発言通告一覧

12月3日(木)

番号

発言者氏名

(所属)

発言の種類

(形式)

発言の項目

柳沢 暢幸

(政友クラブ)

代表質問

(一問一答方式)

 1 後年度負担の削減について

 (1)工業団地に向けた取り組みについて

 (2)起債事業の情報公開について

 (3)都市計画道路の見直しについて

 2 行財政改革について

 (1)行政改革推進委員会設置について

 (2)市有財産の売却と固定資産税台帳について

 (3)指定管理者の導入について

 3 老後の安心・安全について

 (1)お年寄りの健康対策について

 (2)ふれあいペンダント事業に変わるシステムの導入について

野中 一二

(新政クラブ)

代表質問

(一問一答方式)

 1 国の事業仕分けが本市に及ぼす影響について

 2 新政府による本市の交付税配分状況について

 3 教育委員会のあり方について

中山 善雄

(公明党)

代表質問

(一問一答方式)

 1 国の平成21年度補正予算の執行停止による影響について

 2 平成22年度予算編成の対応について

 3 本市の焼却残さの処分について

 4 屋上・壁面緑化の助成金の新設について

 5 介護保険支援ボランティア・ポイント制度の導入について

 6 緊急医療情報キットの配布事業の導入について

 7 甲府市合流式下水道改善計画と住吉ポンプ場の跡地利用について

 

12月4日(金)

番号

発言者氏名

(所属)

発言の種類

(形式)

発言の項目

山田 厚

(市民クラブ)

代表質問

(一問一答方式)

 1 国の段階で行われている事業仕分けと本市の基本的な見解について

 2 国の事業仕分けによる本市の新年度予算への影響の想定について

 3 本市で行っている事業仕分けの傾向について

 4 今後の地域生活体験事業について

 5 現本庁舎のバリアフリー化の現状と仮庁舎と新庁舎のバリアフリー化に向けて

 6 市の施設のバリアフリーの状態と今後の改善に向けて

石原 剛

(日本共産党)

代表質問

(一問一答方式)

 1 新年度予算編成について

 2 税の滞納整理について

 3 緊急一時宿泊事業の創設について

 4 介護保険について

 5 子育て支援について

廣瀬 集一

(政友クラブ)

一般質問

(一問一答方式)

 1 新しい公共と担い手について

 2 一貫教育について

 3 中小企業の地域資源活用事業の促進について

 4 2010年生物多様性年への取り組みについて

 

12月7日(月)

番号

発言者氏名

(所属)

発言の種類

(形式)

発言の項目

飯島 脩

(政友クラブ)

一般質問

(一括方式)

 1 事業仕分けについて

 2 環境問題について

 3 がん医療について

駒木 明

(新政クラブ)

一般質問

(一括方式)

 1 一般廃棄物の最終処分場について

 2 新庁舎建設について

 3 理科教育への取り組みについて

 4 新型インフルエンザの感染予防対策について

渡辺 礼子

(公明党)

一般質問

(一括方式)

 1 新型インフルエンザの影響と対策について

 2 ヒブワクチン対策について

 3 少子化対策としての結婚支援対策について

 4 過疎地域への交通対策について

 5 太陽光発電の活用について

 

*一問一答方式とは、発言の項目ごとに質疑応答を行う方式です。

*一括方式とは、発言の項目すべてを質問し、一括で答弁を行う方式です。

甲府市ホームページで平成21年12月甲府市議会定例会発言通告一覧がありましたので確認しました。私の常用ブラウザではテーブルがそれらしく表示されないので問題箇所を修正してここに転載しました。

Internet Explorer も Opera もスタイルシートの指定よりも実態に即した表示にしてくれるので、このページにあった table のスタイル指定問題には気付かないし、W3Cの判定ツールでも文法的にはミスが無いのでこのテーブルはOKになります。

table の width と height をそれぞれ 0px に設定したのは、おそらく甲府市が使っているJoomlaのテンプレートなどの問題かも知れませんが確認はできません。この以前からの問題が平成21年9月甲府市定例会発言通告一覧では直っていたのでアップグレードされたのかと思っていたら12月で以前に戻ってしまった・・・

面倒なのでセルの空白などの調整はせずにそのままにして、修正は外郭のテーブルは削除して内部 table タグのスタイル指定 width, height を 100% としただけです(3日)。4日は width を auto 設定のみ、5日は width, height は指定無しに変更してみました。

実態よりもスタイルシートの指定通りに解釈するブラウザではまともに表示されないが、実態を優先して文法指定は無視するブラウザなら width=0 height=0 と指定してしまった間違いには気付かない・・・ソースを調べながら、どこか現実の問題にも通じるものがありそうだと感じていました(^o^)



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