8月のお盆に新盆のお参りに伺った先でおいしい「いなり寿司」をご馳走になりました。それが名前だけは知っていた清水家のいなり寿司だったのです。お店の場所も確認できました。
中心街に出かける用事があったので今日こそは探し当てようと裏春日(飲み屋街)を歩きながら見つけた訳です。
なんだここだったのか、車で移動する時に遊亀通りの連雀問屋街交差点から入って突き当たる変則交差点で、桜町通りを突っ切って狭路を西にいけばすぐ右側です。
桜町通りには100円パーキングも多いので停めて歩いていくのが一番良いです。
この雰囲気ですよ、街を歩きながら見つける店頭風景の懐かしさ、もんじゃの街、月島の裏通りとか深川、門前仲町、向島、京島あたりで一筋裏に入ると見つけるたたずまいを思い出します。そんな路地で子供たちが縄とびをしていたこともあり、立ち止まって見ていたことがありました。
清水家は明治42(1909)年11月1日に創業で、
平成11(1999)年6月に甲府商工会議所の90周年記念式典で表彰されておられます。
営業時間は 8時~17時 (但し15時~16時は準備のため休み)、水曜定休、055-233-6440
早朝4時から仕込みにかかっておられるとのことです、私には信じられないくらい早起き! ランチタイムはかなり混雑するそうで、私は何も知らずに16時半頃に入店して目指す「いなり寿司」をいただきながらお話を伺うことができました。
清水まり子さんは清水家さんのお嬢さん、その事をカウンターに置かれたテープのことをお尋ねして知りました。
「ひやむぎ」は9月15日で終了、「てんぷらうどん」が9月27日から始まるとメニューに掲示されていました。
食は文化ですが、あまりこだわるとお金がかかる文化でもある訳で、その事はシェフネットやまなしとその追録に書きました。私はメザシとかサンマという庶民派「文化人」なので、甲府に来てこの「いなり寿司」がレパートリーに追加されたことを嬉しく思っています(^o^)
実は冒頭に書いた場所確認についてアドバイスは「ソープの隣」、それでピンと来た訳です。銀座の南の方らしいとは調べていたのですが、あの辺は意外に裏道があって車で通り抜けても気が付かないことも多いです。それがこの単語で場所が特定できたという甲府異邦人の私って何?! 昔なら学校の帰りに店頭のコロッケを買い食いしたり、今ならマクドナルドでしょうか、でも、このいなり寿司は子供が学校帰りに寄れる場所じゃないのがちょっと可哀そうです。
「山梨県甲府市中央商店街 甲府城下町」サイトに清水家さんのショップデータがあります。
甲府のブロガー「てぬぐいぶろ」さんの記事、「いなり寿司 : 焦がれ慕いし」では「食感」について書かれていますのでご参考に。私にはこんなに上手に書けないので、このページでは「いなり寿司」そのものの事は何も書けなかったのです(^o^)