2009.07.17 甲府の町をつくった柳沢吉保でご案内した江宮隆之さんの講演会 「甲府の町をつくった柳沢吉保」 を拝聴して来ました。
甲府市北公民館3階の会場はほぼ満席、150名ほどの方が集まっておられました。主催の「甲府城下町を語る会」をサポートなさっておられるのでしょうか、甲府市選出の山梨県議会議員、皆川巌さんがおいでになっておられました。ホームページに掲載されている「甲府城に関する記事」は私が甲府に来る以前の動きもいろいろ分かり参考になります。
講演会場には後ろの方の席に宮島市長の姿をお見かけしましたが短時間で退出なさったようでした。休日でもお忙しいと思いますがこうして足を運ばれる事に驚きました。後世、甲府の街を完成した・・・として講演会のタイトルになる方なのかも知れません。
江宮隆之さんの新刊が講演会終了後にロビーでも販売されていて私も購入できました。発行元グラフ社に表紙の画像入りで「でっちあげられた悪徳大名 柳沢吉保」があります。
講演を聞きながら、甲府には一度も来なかった柳沢吉保が江戸にいながらこれだけの事業をやり遂げるには、甲府で吉保と綿密に連絡を取り、報告し指図を受けて実行したのは誰だろうと思いました。新著の第7章、247ページ~にありました。電話もFAXも中央本線も無い時代に笹子峠を往復する飛脚に頼りつつ、おそらく一、二回の江戸入り打合せで吉保の意に即した、あるいはそれ以上の大事業を成し遂げた人物こそが、甲府町つくりの仕掛け人か。いつもながら情報オタクの感想です(^o^)
講演でも言及され、新著の帯にも書かれている「三富新田について」、検索するとかなりヒットしました。「三富(さんとめ)新田の大地」。「三富新田生みの親 柳沢吉保」
吉保-吉里の業績のひとつに「穂坂堰」があるとのお話もありました(著書 ・294ページ)。韮崎市の方面は未だよく知りませんので、機会があれば出かけてみたいと思います。
連休も関係なく片付けねばならない仕事があるのですが、今日の講演会はほんとうに収穫大でした(^o^)
思いがけず楽しい時間を過ごせました。
三富新田の話でブログが被っちゃいました…
「三富新田」について私は知らなかったです。東武東上線は私の故郷の池袋が起点で川越市内までは馴染みなのですが、これと西武池袋線の所沢に挟まれた地域はあまり縁が無かった。
関東平野の武蔵野という起伏の少ない土地だから可能な開発だったのかとか農業には全く無知な私はWebページを見ながら驚くばかりです。
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