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JR東日本(2019年)3月のダイヤ改正は見直さず、2月5日社長記者会見

2019-02-06 12:48:57 | 街づくり

効率的なサービスにも弱者の視点を(毎日新聞掲載・山梨総合研究所 2018年12月7日)
3月16日からJR中央線の特急列車ダイヤ改正については既に記事にしましたが、知識が無いので書かなかった全ての座席が指定席になること。山梨総合研究所専務理事の村田俊也さんが、この件を取り上げておられることに気づきました。【2019.03.01 追記】

春のダイヤ改正で特急あずさの停車駅激減 沿線住民に危機感(2019.02.23 07:00 NEWSポストセブン 著者・フリーライター 小川裕夫氏)【2018.02.25 このページにも追記しておきます】

あずさダイヤ改正見直さず JR東日本社長 「ご理解いただきたい」(2019年2月6日 信濃毎日新聞)
JR東日本深沢祐二社長の2019年2月5日定例記者会見を報じています。『3月のダイヤ改正は「ご理解いただきたい」とし、見直さない考えを示した。』
JR東日本プレスリリース で2月5日社長記者会見があったことが分かります。信濃毎日新聞はプレスリリースとしては公開されていない記者会見発言中の長野県関連を報じたのだと思いますが、山梨県からのダイヤ改正の見直しを求める要望書にもおそらく「要望には応じられない」とする発言もあったのではないかと思います、私は昨年12月以後この件に関する県内情報を確認していませんので、単にそう思うだけですが。
それはともかく、JR東日本のプレスリリースもJR東海と同様なスタイルだと初めて知りました、新聞記事を通じて知る以外に話の内容や記者との質疑応答などはその場にいなければ分からない、公共企業とはそんなものなのでしょうか・・・

このページは 【JR東日本3月のダイヤ改正、特急「富士回遊」運行開始と特急「あずさ」の停車駅変更】のタイトルで 2018-12-19 21:48:57 更新した以下の記事でした。

私は特急「富士回遊」の運行開始に注目していたのですが、ダイヤ改正に「待った」、山梨県が緊急要望(UTYテレビ山梨ニュース 2018.12.19 18:50)が報じられました。
JR東日本八王子支社の広報で 『特急「あずさ」「かいじ」の定期列車をE353 系に統一し、快適性が向上します。また、主要駅間の所要時間を現行より短縮し、首都圏~甲府・信州エリアのアクセスを向上します。 これに伴い、全ての特急列車が四ツ谷駅、三鷹駅を、全ての「あずさ」が塩山駅、山梨市駅、石和温泉駅を通過します。』 と書かれていた意味が分かりました。私は特急「あずさ」と「かいじ」の違いやダイヤの現状を知りませんので読み飛ばしていたのです。
UTYの記事には 『峡東地域の3つの市も20日、JR東日本に見直しの要望活動を行う予定です。』 と書かれていたので、山梨県庁や甲州市、山梨市、笛吹市から発せられる情報も時間があれば確認しておきたいと思います。

来年3月のダイヤ改正でJR中央線の特急「あずさ」が山梨県の峡東地域にある3駅への停車を取りやめることを受け県は19日、JR東日本にダイヤ改正の見直しを求める要望書を提出しました。 JR東日本は来年3月のダイヤ改正で、新宿と松本を結ぶ中央線の特急「あずさ」は、山梨県の峡東地域にある石和温泉、山梨市、塩山の3つの駅への停車を取りやめると発表しています。 これに対し後藤知事は「観光産業や県民生活へ様々な影響が懸念され誠に遺憾」として19日、JR東日本・八王子支社に利便性向上に役立つよう、ダイヤ改正の見直しを求める県知事名の要望書を提出しました。 またあずさ回数券の廃止は利用者の不満が根強いとして、利用者のニーズに合わせたサービスの提供を検討することも求めています。 ダイヤ改正をめぐっては峡東地域の3つの市も20日、JR東日本に見直しの要望活動を行う予定です。
JR東日本長野支社ホームページ のプレスリリースに 2018年12月14日 「2019年3月ダイヤ改正について」があります。
『信州エリアと首都圏を結ぶ特急「あずさ」は新型車両E353 系に統一、合わせて特急「あずさ」の停車駅も見直します。車両の統一と停車駅の見直しにより、松本~新宿間の平均所要時分の短縮を図ります。 また、上りは松本 10時10分発の「あずさ12号」が最速 2時間23分で松本~新宿間を結び、速達ニーズにお応えします。』

この停車駅の見直しが長野県の沿線でも問題になっているようです。
来春あずさダイヤ改正 観光、経済に影響懸念(長野日報 2018年12月18日 6時00分 )
『現在中央東線で運行する特急「あずさ」がすべて停車している上諏訪駅で上下各1本が通過することになった。下諏訪駅は停車本数が上下計16本から計4本に大幅に減少し、岡谷、富士見の各駅も減る。』

この長野日報の記事は、私のブログ記事 甲府市長も参加されて 「リニア時代を見据えたまちづくりシンポジウム」 が開催されました(2018-11-30)に戴いたコメントから知りました。

【追記】
「あずさ停車せず」で遺憾の意を伝える(YBSワイドニュース 2018.12.20 18:27)
『東京のJR東日本本社を訪れた田辺篤甲州市長や山下政樹笛吹市長らは、遺憾の意を伝えるとともに、現状維持や特急かいじの増便などを求める要望書を提出した。  これに対し、JR東日本は「貴重な意見として受け止め、今後も理解に努める」とした。  峡東3市の関係者は、自民党本部や国土交通省も訪れ、要望の後押しを求めた。』
「あずさ」駅通過で反対の要望書(NHK甲府放送局 12月20日 12時08分)

以下は別ページで書いた記事の移動・転載です

富士回遊JR東日本八王子支社ホームページ のプレスリリースから 2018年12月14日 「2019年3月ダイヤ改正について(甲府版)」が当該情報、記事本文はPDFファイルです。
特急名は「富士回遊」JR東日本、来年3月に新設(2018/12/13 05:26 )
JR東日本が来年3月のダイヤ改正で新設する中央線の新宿(東京)と富士急行の河口湖(山梨県)を結ぶ特急列車の名称が「富士回遊」になることが13日、分かった。世界文化遺産の富士山や、山麓の河口湖を周遊する旅行者向けの列車であることを前面に打ち出す。
 ダイヤ改正日が来年3月16日になることも判明した。富士回遊の新設はJR東が今月14日発表するダイヤ改正の目玉となる。
参照・富士山麓に 3両編成 の直通特急新設へ【掲載 2018-11-04】

JR東日本記事掲載の時刻表を見ている時に 『8時ちょうどの あずさ2号で・・・』 と唄う歌があったのを思い出しました。この歌詞なら、あずさ2号は新宿発のはずだけど? と毎度お世話になる Wikipedia を検索。 『この曲の発表当時・・・上り・下り列車それぞれに1号から付番・・・1978年10月ダイヤ改正で号数の付番は下り列車が奇数、上り列車は偶数に変更・・・』あずさ2号_Wikipedia)・・・納得。


中央新幹線:限界技術のリスク、講演会 2月8日@霞ヶ関

2019-02-06 08:25:45 | リニア中央新幹線
訴訟 報告と講演会
日時:2019年2月8日(金)
   裁判報告 16:00~
   リニア講演会 16:30~18:15
    講演 中央新幹線:限界技術のリスク
    講師 阿部修治氏(武蔵野大学工学部教授)       
会場:衆議院第二議員会館多目的ホール(14:30~1階ロビーで入館証配付)
資料代:500円
主催:ストップ・リニア!訴訟原告団
   リニア新幹線沿線住民ネットワーク

 1973年(昭和48年)新幹線基本計画で中央新幹線決定から45年、リニア山梨実験線開始から20年、リニアはいまだに建設に取り掛かった段階で、JR東海が予定している品川・名古屋間の開業も大幅に遅れるものと見られている。
 品川・名古屋間286kmにガイドウエイを敷きまくり、時速500キロで疾走するリニアは安全なのか、そして千人の乗客を守るための安全や保守技術は万全なのか?

講演会 />

<阿部修治氏>
東京大学卒。産業技術総合研究所でナノテクノロジーなどを研究。武蔵野大学工学部教授。リニア新幹線の電力消費や安全性に警鐘を鳴らしている。

◇ 2013年2月10日に「リニア新幹線沿線住民ネットワーク」が発足した結成集会が神奈川県相模原市「ソレイユさがみ」で開催され、その時開催されたシンポジウムに阿部修治氏も参加されています。(「リニア新幹線沿線住民ネットワーク」結成集会の記録
『物理学者で独立行政法人・産業技術総合研究所の阿部修治さんは「狭い日本に弾丸列車は必要か。地震国で安全は担保できるのか。科学技術信仰が暴走しているのでは」と指摘』神奈川新聞 2013/02/12 記事は報じました。
「科学」2013年11月号(岩波書店)に掲載された阿部修治氏の論文「エネルギー問題としてのリニア新幹線」はリニア新幹線沿線住民ネットワーク構成組織のひとつである リニア新幹線を考える東京・神奈川連絡会 のサイトで 岩波書店の許諾を得たPDFファイル(1,040 KB) として公開されています。
◇ 2013年12月1日に町田市の和光大学ポプリホール鶴川で開催された講演会での阿部修治さん講演が記載されています・・・「エネルギー問題としてのリニア新幹線~脱原発社会にリニアは必要か」(PDFファイル 575 KB)(リニア新幹線NEWS No.16 リニア新幹線を考える東京・神奈川連絡会発行)

私のリニア情報ブログで掲載済みですが、主催者からの情報発信に気付かないことが多いと思われますので、この一般ブログでも掲載しておくことにしました。市民側からのリニア情報は stoplinearのブログ(リニア・市民ネットのブログ)を一日一度確認すれば良いと思いますのでご案内しておきます。 私は自分用の リニア情報リンク集 を作って情報源を巡回しています。
自民党政権のサポートで長崎幸太郎氏が山梨県知事になられ、山梨県のみならず沿線各地のリニア中央新幹線事業にも変化があるかも知れません。マスコミ報道だけで無く沿線地域の行政や一般市民からのソース情報を確認なさることは必要だと思います。当り前のことですがリニア中央新幹線は山梨県内だけの県政事業ではありません。そして2026年に工事が終り1年間春夏秋冬のテスト走行を繰り返して2027年の開通になる予定は単なる予定です。予定は未定にして決定にあらず。

2019年1月27日投開票の山梨県知事選挙で自由民主党の長崎幸太郎氏が当選されました。無所属としての立候補でしたが党本部から多数の方々が応援に来県されたと報じられました。当選を報じたテレビでも自民党幹部の方々がその成果を語っておられました。長崎知事ご就任の2月18日を境に山梨県は自民党政府直轄とも言える豊かな自治体に転換するでしょう。

そこで大切なことがあります。既に山梨県民の皆さんが良くご承知のリニア事業に伴うと予想されている多様な問題の解決を図ること、それを新知事には是非とも最優先でご高配いただきたいのです。
現在明確な問題が3つあります。

1.南アルプストンネル山梨工区の順調な工事進捗(すなわち発生土処理)の為に早川芦安連絡道路計画の早急な推進、その為に不足している財源に対する国からの補助金確保です。トンネル工事に万一遅延が生じても早川芦安連絡道路という地域の人々の悲願は早期に達成できるはずであり、国からの財源投入により達成させるべきです。

2.ご存じのように静岡県大井川問題はリニア中央新幹線事業の停滞までも想定されています。その解決に山梨県知事としても政府と連携して尽力なさること。後藤知事は中部横断道の山梨~静岡間完成に尽力され、現地視察や国土交通省や静岡県を交えた会議を山梨県庁で行われてきました。同様に大井川問題の解決に新知事が協力・尽力なさることは山梨県の為にも必要なことだと考えられます。その一つは大井川から水を引き込み発電後は早川・富士川に流している発電事業への対策かも知れません。リニア事業に伴う大井川減水予測量がこの発電事業用に引き込んでいる水量と同程度らしいのです。知事にお調べいただけば情報の委細は明確になると存じますが、私は理解できていません。

3.リニア中央新幹線が高架橋で通過する山梨県内地域では騒音・日照問題があることはよく知られています。新知事におかれましては既に県庁担当部局で行なわれている問題の発生予測を精査され、実験線の事例も踏まえて実験線を含めた高架橋沿線では少なくとも50m幅で高架橋両側緑地化施策をご検討いただき、国に所要な財源補助を求めることです。

補足.リニア事業とは間接的な関係ですが、東部・北麓の皆さんの要望である新々御坂トンネルの事業開始です。山梨県の財政負担をカバーする補助金導入で可能になるはずであり、後藤知事の球技場計画を継承されるなら、球技場完成の暁には必要な道路であり、地域企業を活性化し、且つリニア新幹線山梨県駅の活用施策にも十二分に役立つものとなるはずです。