みんなの党 小野次郎さんがご自身のブログで、「12月3日(火) 国家安全保障に関する特別委員会にて質疑に立ちます」 とのことでした。私は録画を確認できました。
12月3日(火) 国家安全保障に関する特別委員会にて質疑に立ちます。
質疑時間は 11:30~11:45 の予定です。
インターネット審議中継「インターネット審議中継」 国家安全保障に関する特別委員会を選択していただければ ご覧頂けます。
※質疑時間は審議の状況により前後することがありますので、ご注意下さい
「インターネット審議中継」ホームページからは左側にあるカレンダーで日付指定すると便利です。その日の一覧が見えるので、「国家安全保障に関する特別委員会」 をクリックします。
国家安全保障に関する特別委員会経過にありますが、2013年12月3日は、
国家安全保障に関する特別委員会(第十二回)
特定秘密の保護に関する法律案(閣法第九号)(衆議院送付)について
参考人
東邦銀行相談役・元全国地方銀行協会会長 瀬谷俊雄君
弁護士・日本弁護士連合会秘密保全法制対策本部本部長代行 江藤洋一君
新聞記者・日本新聞労働組合連合中央執行委員長 日比野敏陽君
から意見を聴いた後、各参考人に対し質疑を行った。
また、同法律案の審査のため委員派遣を行うことを決定した。
ということでした。
中継録画は私の環境では Windows Media Player が飛び出してきて視聴できます。第1部の録画は 02:37:50 の長時間ですが、小野次郎さんの質問は 01:32:35 から 15分間でした。
尚、参考人の方々からの意見陳述は多分マスメディアが詳しく報じると思います。
質疑内容の正確なことは、第185回国会 国家安全保障に関する特別委員会の質疑項目で確認できると思いますが、私が録画から知った内容だけメモしておきます。
瀬谷参考人に対して、行政トップによる不適正な秘密指定の防止に関連して質問。大きな企業組織の中でこれと類似の問題を解決している方法について。・・・(A)内部告発は有効との返答あり。
また、国と企業との契約に基づく事業についてもこの法による罰則が適用される点について・・・(A)防衛産業に関わる者には企業利益だけでは無い意識があるので、この法がリスクにはならない。これに対して小野さんは防衛産業だけでは無いということを指摘されて終った。
日比野参考人に対して、公務員から取材する方法について質問。ここでは取材を受ける立場にある小野さん自身の経験について具体的に語られたのが興味深かった。・・・(A)記者がその取材の重要性を説明することと取材源の守秘義務について返答あり。
この記者取材に関して江藤参考人に問いかけたことは、取材する側とされた側がそのように取材テーマの開示について共感したことが、刑法上の「共謀、教唆」に該当するかどうか。警察官僚出身の小野さんと弁護士さんとの間の質疑応答は法案の第23条~25条と刑法とも関係した内容で、今の私にはすぐに理解できません、「対向犯」という専門用語も出てきて辞書を引いて漢字が分かりました(汗)、条項の規程に問題がある事だけは察しがつきます 。
小野次郎さんは国家的機密保護の法制化に反対するものではないと感じていますが、この法案については今国会で成立させずに審議継続の立場を採られるのではないかと推察(期待)しています。
参考人の方々のご意見はメディア記事に頼らずに録画を繰り返し確認するつもりです。