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ICT工夫

全ての自由を奪えても、自由を求める自由だけは奪えない
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北富士演習場の不発弾探査業務

2015-08-21 23:09:40 | 行政・議会

8月21日から29日までの予定でオスプレイ訓練があります。7月30日の南関東防衛局からの情報は既に記載していましたが、「東富士演習場等へのMV-22オスプレイの飛来情報について」平成27年8月20日(追加情報)によると、東富士演習場及び北富士演習場において離発着訓練に加えて、キャンプ富士に飛来する可能性があること及び8月20日(木)から厚木飛行場に飛来する可能性があるとのことです。【記事

北富士演習場地元の「富士吉田市外二ヶ村恩賜県有財産保護組合」サイトを確認していてFacebookの記事に気付きました。キャプチャーした記事画像、これは演習場不発弾の問題です。
リニア中央新幹線工事情報を探していたサイトでは、「北富士演習場の物理探査、実績者は数社限定」という記事が2015年8月20日に出ていました。

入山の際には注意しましょう!

南関東防衛局の説明によれば、『地元と使用協定を締結し、この協定に基づき、演習場内県有地において、演習に支障のない範囲で山梨県等による造林事業を認めていることから、その造林区域の安全を確保する目的で、当局による不発弾探査を実施している。』 という事ですから、毎年実施されるこの不発弾探査の結果は山梨県北富士演習場担当部署に報告され、県庁からは「 富士吉田市外二ヶ村恩賜県有財産保護組合(恩賜林組合)」や関係市町村に伝達されていると思います。

2012年6月26日付けの 47NEWS、「不発弾安全域、実は未調査 北富士演習場」 が検索でヒットしました。
北富士演習場内で、国が安全を確認したと地元に通知したエリアの作業道から不発弾2発が見つかった問題で、防衛省南関東防衛局は25日、この作業道で不発弾の調査をしていなかったことを明ら… 続きは山梨日日新聞紙面でご覧ください。
この事案が山梨県庁担当部署のページに記録されているかどうかは未確認です。

南関東防衛局広報平成21-2009年2月27日(PDFファイル 2,285 KB) に、御殿場市企画部演習場渉外課の記事として、不発弾対策のことが書かれていました。

私は全く知らずにいたのですが、北富士演習場では恩賜林の中にまで砲弾を打ち込んでいるという事でしょうか?
それとも、『戦後、米軍が実弾射撃の着弾地として使用していたが、昭和48-1973年に自衛隊へ使用転換された際、地元と使用協定を締結し、この協定に基づき、演習場内県有地において、演習に支障のない範囲で山梨県等による造林事業を認めていることから、その造林区域の安全を確保する目的で、当局による不発弾探査を実施している。』(南関東防衛局)という事で、進駐軍が残した不発弾を未だに探しながら山梨県の造林作業が行なわれているのか? 30年も不発弾に怯えながら林業の方々に仕事をさせている山梨県政なのでしょうか。恩賜林組合の記事によれば、まだこの先数十年かかると。
リニア実験線事業での環境破壊に無策だったと思える山梨県政の実態が北富士演習場に現れているなら、リニア中央新幹線事業はホントに危ないです、地域を滅ぼすかも知れない。

「南関東防衛局 入札監視委員会議事概要」を確認しながら 北富士演習場の不発弾探査業務 として記事にしておきました。私には時間が無いので更に詳細に情報確認できるかどうかはわかりません。


箱根山火山防災と山梨県ハザードマップと

2015-05-13 23:42:02 | 行政・議会
神奈川県箱根町サイトで、「箱根山の噴火を想定した大涌谷周辺の観光客等の避難誘導マニュアル」 を知りました。このページからダウンロードリンクされているのは 434 KB のPDFファイルで22ページです。(2016.05.13 確認 平成28年4月版 1,207 KB 32ページ)
これに気付いた時に驚いたのは今年2015年3月27日の第2回箱根火山防災協議会でこのマニュアルが承認され、PDFファイルは3月31日作成でアップロードされたこと、箱根の神さまはこれで安心して箱根山に活動開始を許されたのではないかと思ってしまいました。

箱根山火山活動については・・・
◇ 箱根町公式サイト-箱根町周辺の火山・地震活動
◇ 神奈川県温泉地学研究所-箱根山における火山活動 【暫定解析結果 5月13日現在】

私は箱根のことをニュースで知ってから富士火山のことも気になっています。関連は無いとの記事も目にしていますので安心はしていますが、自分で作成していた山梨県内ハザードマップ一覧ページのチェックをして更新しておきました。

今回の収穫は丹波山村のサイトが改装されて、「土砂災害ハザードマップ」が読み出せたことです。
甲斐市には「溜池ハザードマップ」があることにも気付きました。ダム決壊の平地版なのかも知れません。なるほどと感心しました。

リニア中央新幹線事業に関係する液状化マップについては、甲府市や昭和町は山梨県庁のページにリンクしているだけですが、中央市は県庁データをもとにした自前の地図を作成したようです。県庁地図には無い新山梨環状道路南部区間も記載されています。

山梨県庁の担当部署から、リニア予定路線と液状化マップを重ね合わせた地図が公開されているかどうかは確認できていませんが、既にJR東海に渡したはずの液状化詳細データを使った図を県民にも公開した方がよいでしょう。あなたの土地は液状化対策が必要だと言外に知らせることで、土地収用が楽に進むかも知れません。

地域行政は何故に時間をかけ苦労し、おそらく多額の経費も投入してハザードマップを作成し地域の人々に知らせようとするのだろうか。
先祖代々引き継いで、守り維持してきた家や田畑を守るのは自己責任だと切捨ててはいない。
それは地域に育まれた環境・文化を守ることにも通じているからだと思う。だから天災に対しては地域の総力を挙げて人々を守る、地域の皆も協力して地域を守る。2014年2月大雪災害でもその事は見えた。
しかし人間の手になる事業による Hazard、それは人災と呼ばれるはずだが、これに対応するスタンスは見え難い。リニア・ハザードマップが必要なはずなのだが・・・
先日ネットから知った資料を読んで、ふとこんな事を思った・・・文献にみる補償の精神【20】「本件収用裁決が違法であることを宣言することとする」(二風谷ダム)


2015年 甲府市議会議員選挙結果

2015-04-27 09:39:19 | 行政・議会
鮫田光一候補

甲府市選挙管理委員会のページから得た情報だけで結果を集計してみたもので、この集計は自分用の資料です。いずれテーブルを作成しWebページに残しておく予定。

市議選結果

地域政治にもまるでうとい自分には、トップ当選した方が選択する議会会派はどこなのかすら予想もできませんが、それが甲府市と地域メディアの実相を見せてくれるかも知れないとは考えております。
まあとにかくリニア・バンザイの皆さまには期待通りの結果でございましたでしょう。


2015年 甲府市議選候補に給食に関するアンケートの結果

2015-04-25 22:14:46 | 行政・議会
2015年4月26日は山梨県甲府市議会の議員選挙投開票日です。
甲府市会議員立候補者にアンケートをとりました(2015年4月)(甲府の給食を考える会による)
(アンケート結果は、アップロードされたページの上欄にある下向き矢印をクリックするとダウンロードできます) かい摘まんで内容を知りたい時はブログ記事、『甲府市会議員立候補者にアンケートをとりました』 が出ています。
甲府市選挙公報は既に新聞折り込みで届いているでしょうし、新聞を購読していない多くの市民も甲府市選挙管理委員会ページからPDFファイルで手に入ります。
同じページから、甲府市議会議員一般選挙(甲府市選挙管理委員会)(PDF:217KB) PDFファイルの中味は、「平成27年4月26日執行 甲府市議会議員一般選挙 立候補届出状況」という44名の候補者一覧表で、ネット発信をしている候補は当該サイトにリンクされています。

2011年4月に実施された前回市議選でしたが、3.11直後から4年間の総決算と考えるべき選挙だと自分は考えています。
計画停電に始まり、その後の放射能汚染対応、被災避難者支援、震災瓦礫広域処理への対応・・東北被災地の復興支援活動に出かけられた方々も多かったのです。
甲府市行政の対応には数々の問題がありますが、ポイントは、市民目線というより国や県の指示、上からの指図に従うだけの行政に過ぎなかったという点です。その施策を採る理念は無く、お指図を根拠としているだけに過ぎない行政でした。議会も右にならえに堕している。
自分は記録ページを残してきましたが、ここであらためて紹介はしません。

公務員という立場では仕方ないことで、既に始まっている安倍一味のアベコベーション政策にもおそらく同じ考え方でしか対応できないものでしょう。
地域行政の立場として法令規則、条例規則の枠の中でも地域として市民の安全・安心に至る施策が採れるかどうか、採れない場合には地域自立を図るためにできる事は何か、それを考え続けていくことが、特に市民の代理人としての議会には求められるものです。

沖縄県知事が辺野古移転工事について沖縄県による許認可権に基づいた対応をするということは既に報じられていることですし、リニア中央新幹線事業による静岡県内南アルプス地域の環境破壊を防ごうとする静岡市の動きも条例に基づくものだと言われています。
甲府盆地リニア土管高架線と甲府市景観条例第3条の関係は私には分からない。

甲府市議会は山梨県議会のコピーのようなものだと感じていますが、今回の選挙で議員の総入れ換えに近い状況が生れるなら、甲府市自立に向けた大きな変化が生れるような気もしています。試しに現職政友クラブ構成員と、当選したら政友クラブに入ると思える候補たちを落選させてみたらどうでしょう。
大政翼賛議会には決してさせないこと、この一点がこれからの地域の為には大切です。
ネット発信が無い候補は選択対象にはならない、当り前のことを忘れないように。

4月26日は、1986年4月26日に発生したチェルノブイリ原発事故30回忌にあたります。仏教徒としては統一地方選の年と重なる意義を考えています。
自分達地域の再生・活性化を語る時に国全体のことはもとより国際情勢まで観る力が必要だと考えたら、人々の代理人として責務を果すのは大仕事だと思います。


2015年 県議会議員選挙候補者情報、山梨・神奈川・静岡・長野・埼玉・千葉

2015-04-07 14:46:00 | 行政・議会

【追記】千葉市市議会議員選挙に関して花見川選挙区で立候補した方の話題をネット記事で気付きました。ついでに千葉県議会議員選挙について 確認しておきました。
千葉市や千葉県でもそうですが、選挙公報から候補の主張が読み取れます。私はリニア関連地域の候補者に注目し公報ファイルを保存しておきます。長野県飯田市など面白いです。

無投票選挙区には公報が出ないようです。例えば、神奈川県相模原市緑区2名ですが、候補者情報からWebサイトが分かりますから良しとしましょう。ネットを活用できる議員だと思えます。

山梨県は選挙管理委員会のページから選挙公報が見つからないのですが、探している時間も無いので下記のリンクはこのままにしておきます。
山梨県議会議員選挙の選挙公報について、甲府市ページでは『※山梨県議会議員一般選挙は選挙公報を発行していません。』と書かれ、忍野村のページでは『選挙公報は、投票日前日までに各戸配布します。選挙公報とは、公職選挙の候補者の氏名、経歴、政見などを掲載した文書です。』 との記載がありました。この違いはどういうことなのかわかりません。
前回2011年は3.11直後だったので県議選について集めたはずの資料は行方不明で、その前、2007年については山梨不案内の為に甲府市議選しか見ていなかったようです。とにかく今回の山梨県議選については隣接県のような選挙公報ページを確認することは出来ませんでした。

ついでに関東地方の他県を確認して追加しておきます。
◇ 茨城県は昨年12月選挙で、現職任期は平成27年1月8日~平成31年1月7日
栃木県 | 栃木県議会議員選挙選挙公報
群馬県 | 群馬県議会議員選挙 候補者情報と選挙公報
いずれもトップページから入れました

◇ 神奈川県例規集に、第1編 総規/第2章 選挙等/第1節 選挙-「選挙公報に関する条例」 があります。このことは「Wikipedia 選挙公報条例」から知りました。山梨県はこれに該当する条例が無い県のひとつらしいです。
Wikipedia も漏れがあるようで、ちょっと確認したら福岡県は平成26年12月05日に、熊本県は平成26年10月14日に、沖縄県は平成24年3月30日に制定しています。山口県は条例なし、よって選挙公報も掲載が無い・・・なるほどわかってきました、各県例規の「選挙」を確認しておきたいと思います。
【以上 2015-04-11 追記】


2015年4月12日投開票の山梨県と近県の県議会議員選挙候補者情報を確認しました。
山梨県 | 山梨県議会議員一般選挙について | 候補者情報(PDF:1,632KB)
 ホームページに選挙管理委員会リンクは無いので「組織から探す」から辿りました
神奈川県 | 第18回統一地方選挙 | 神奈川県知事・県議会議員選挙 候補者等情報
 ホームページの「トピックス・注目情報」から入りました
静岡県 | 静岡県議会議員選挙 2015年4月12日実施 | 選挙区ごとの立候補者 | 選挙公報
 ホームページの「注目情報」から入りました
長野県 | 平成27年4月12日執行長野県議会議員一般選挙 | 長野県議会議員一般選挙 立候補者情報 | 選挙公報
 ホームページの「関連サイト-県選挙管理委員会」から入りました
埼玉県 | 統一地方選挙のお知らせ | 候補者情報及び選挙公報
 ホームページの「注目情報-4月12日(日曜日)は埼玉県議会議員・さいたま市議会議員選挙の投票日です」から入りました

多くの自治体で選挙関連の情報は通常は「くらし」カテゴリーに置かれていることが多いようです。
議会、教育委員会、選挙管理委員会、県内市町村などについては、まとめてリンク集スタイルで設定されているサイトも多いです。
自治体サイトを見比べて学ぶことが多いのは自分がWebページ制作に関わる仕事をしているからかも知れません。

山梨県については候補者リストを自分のWebページにテーブル形式で記録しておく予定です。私の場合はホームページの無い候補を選択肢には含めませんし、現職ならホームページに残されている記事も参考にします。


前甲府市長の宮島雅展さん、ありがとうございました

2015-02-06 00:41:31 | 行政・議会
山梨県甲府市のホームページ、市長カテゴリーに 退任式及び退庁セレモニー が出ていることに気付きました。
任期が2月1日迄、その日は日曜日でしたから、その前の金曜日に行なわれた、開催日:平成27年(2015年)1月30日、開催場所:本庁舎

2月5日の大雪予報が気になって、状況を確認するためにネットを巡回している時に甲府市サイトでこの記事に気付きました。宮島さんのご退任について記者会見記事や報道記事も読みましたが、甲府市の退任式ページをキャプチャーして掲載させていただきます。

宮島雅展さん退庁セレモニー

宮島雅展さんが「年頭にその年の思いを託す一字」・・・毎年1月の甲府市長定例記者会見で話されるのを記録していました。
2014年・ 、「経緯」「経営」の「経」また「お経」「経典」の「経」です。まっすぐにとおった織物の縦糸をあらわした字であり、「物事のすじ道」「時代をたてに貫いて伝わる不変の道理」という意味があります。

2013年・ 「啓」、啓発の啓、啓蟄、これは、あと少しで、ぬくとくなると虫が出くること。あるいは、啓示の啓。啓の意味には、「開く」、「芽ばえる」、「土から出る」、そんな意味があります。 今年が、市民の皆様にとりましても、本市にとりましても新たな展望の開ける年になるよう願って、この字を選びました。
2012年・ 「勉」という字は、力を尽くす、力が足りなくても努力する、励ます、難しさを押し切って励むという意味があります。愛する郷土甲府を、未来の市民に誇りを持って引き継ぐことができるよう、私自身、甲府市が取り組むべき重要政策の着実な推進に向け、「為せば成る」の精神を持って、引き続き職務に勉励していきたいと思っています。
2011年・ 念願、念頭、信念、「念ずれば成る」の「念」です。 「心中深くとどめて、祈るような気持ちで思う。常に心の中にあって離れないおもい。十分な思慮」という意味があるようです。 こうしたおもいを大切に、そして物事に十分な思慮をもって取り組み、成し遂げていきたいと改めて思っているところです。
2010年・ 快適の「快」、快速の「快」、「ここちよい」「はやい」「さっぱりしている」、晴々と、気持ちよく仕事をしていきたいとの思い、甲府市にさわやかな風が流れてほしい
2009年・ 口を書いて心を書いて真中を一本の棒で繋ぐ、口と心が一致をしている「まこと」
2008年・ 敏活の「敏」、「さとし」かしこい

このブログでは甲府市政批判的な記事を数々書いていますが、私は宮島市長は基本的に信頼していました。2003年に山本栄彦前市長を継承されるように就任され、2007年、2011年の市長選で再選されて3期12年を務められました。

私は宮島さんと一度だけ言葉を交わしたことがあります。2005年だったと思いますが甲府に来て初めて「甲府大好き祭り」を見に出かけた時、パレードを待っておられたのか、山梨中央銀行本店前の歩道にたたずんでおられる市長に気が付いて「市長、お疲れさまです」と声をお掛けした。こちらを見てにこやかに「ああ」とおっしゃったと思います。言葉を交わしたと言ってもそれだけのことですが、市長が付き人も無しに人通りの中におられることが、セキュリティ・オタクの私には予想外でした。歩いている人々は誰も市長には気付いていないようで通り過ぎていきました。

宮島さんは読書堪能な方だと感じていましたが、極めつけは 「爾俸爾禄」 でした。2006年のことです。宮島さんを信じて観ていこうとの想いはこの時に決まったのでした。
市政の批判と首長を批判する事は違うというのが私が甲府市政を観てきたスタンスです。首長でも手をつけられない人事に関わるシステムの問題があるのではないか、これは行政素人の直感ですが、おそらく昔からの甲府市慣習が市政改革の足枷かと感じてきたのです。
市政が変るためには市民が変わらねばならない、そういう問題かも知れません。


埼玉県議会は委員会の会議録をネット公開開始した・・・

2014-10-06 01:08:00 | 行政・議会

【2014.10.07】 驚くべき話を知ったので追記しておく。この記事はそれとなく山梨県議会の有り様について考える含みで書いたのだが、山梨県議会議員 小越智子氏のブログ、2014年10月03日 県議会最終日を読んで驚いた!
『議会事務局の説明によると 「傍聴者には資料配布をしないことになってますので、こごしセンセイも一般の方と傍聴人としては同じですので、資料配布はできないと思います」 傍聴人に資料配布しないことがそもそもの問題ではあるけれど、・・・・・』  心ある読者は小越さんの記事をお読みいただきたい。これが山梨県の本性だと明確に理解できるだろう。民間で日々努力している人々の想いを踏みにじる連中がのさばっている地域には、いかな活性化政策も無意味なのだ。

それにひきかえ山梨県議会の体たらく! とブログタイトルに追記しておく。主権者は国民、県民である。山梨県議会の連中はそれを忘れているようだ。自分たちが資料を受け取れば問題に気付かない山梨マスコミの連中も恥を知りたまえ。


台風18号の情報を一括確認するためにYahoo!ニュースサイトを見ている時に、産経新聞の記事転載に気付いたので、原本を確認した・・・会議録をネット公開 埼玉県議会の委員会 関東で最も遅く(2014.10.4 07:09)
地元紙の埼玉新聞や、朝毎読東京の埼玉版には出ていないようなので、産経新聞から部分的に引用しておく。(下線は引用者)

  県議会の常任委員会など各委員会の会議録のインターネットによる公開が、3日から始まった。これまで関東1都6県の議会の中で唯一公開しておらず、・・・・・(以下略)
  県議会は本会議と予算特別委の会議録を平成17年から公式サイトで公開しているが、分野ごとに詳しく議案などを審査する常任委や特別委は公開対象にしていなかった。
  今回公開するのは26年6月定例会の8常任委と7特別委の概要や質疑、討論など。今後の定例会でも継続するが、過去の会議録にさかのぼって公開はしない。一方、東京都は12年に委員会の会議録を公式サイトで公開。関東各都県の議会でも21年までにネットへのアップを開始している。

埼玉県ホームページでは冒頭の 「注目情報」 欄で、県議会平成26年9月定例会開会中 会期予定:9月19日(金)~10月10日(金)(政策調査課) が記載されている。
議会情報をサイトのトップページで告知するのは、私がこれまで見て来た都道府県サイトでは初見だった。二元代表制の下でも、埼玉県ホームページを「埼玉県庁行政」の情報発信に限らず、「埼玉県」の情報発信として扱っているのだろうと推察する。読者にとってはありがたい。

埼玉県議会ホームページでは、「2014年10月3日更新 「委員会会議録」を掲載しました。」 が記載されている。
会議録検索システムのページは従来の公開を説明している。
今回(6月定例会分)から各種委員会の議事録も公開されたことを、県議会ホームページでニュースとして掲載すると良いだろう。

委員会議事録の公開開始に、産経新聞記者が気付いて議会事務局を取材し記事にしたのなら、実に優れたジャーナリスト魂だと思う。
ざっと確認しただけだが、各委員会の議事録はテキストベースのPDFファイルなので引用も容易だ。目次にはファイルサイズも記載されているので、ブラウザで開くにも心配は要らない。埼玉県議会事務局の今後に期待したい。

議会中継も更新したらしいが、同じく更新が告知されている 委員会視察報告 は読みごたえがありそうだ。

中部地方に属する山梨県議会も首都圏仲間として遅れを挽回すべく自分たちの問題点を熟慮して欲しいと願う。(他都市にならう性向を有する皆さんも、関東地方には横並びの県議会はもう無くなったのだから、下ばかり見ずに上を見ましょう。現状の県議会で育った人に首長の座は託したくないと有権者は判断するでしょう)
議会審議に注目する有権者は、本会議は単なるセレモニーに過ぎないことに気付いているはずだ。上掲引用に下線したように、審議は委員会で行なわれている。国会中継でそれがよくわかる。委員会議事録から色々なことが見えて来るものだ。


都議会セクハラヤジ元は議場の監視カメラ映像で判明か

2014-06-20 14:01:56 | 行政・議会

セクハラヤジ…産めないのか?犯人=【自民党・吉原修幹事長本人】か?声紋分析画像、90%!(2014-06-25) という記事が出ていることに気付きましたのでメモっておきます。阿修羅でコメント多数。
「トカゲの尻尾切り」という言葉は、なかなか良くできた日本語です。切られたトカゲの尻尾はピクピクと動くんですよね、子供の頃に近所のみんなと原っぱで遊んでいる時に、そんな残酷なこともやった記憶が甦りました。オオトカゲ、一味の大将は言うまでもなく安倍晋三氏です。


別フォルダーに振分けられている迷惑メールをいつものようにOCNのメールサーバーで確認しながら、ふとOCNニュースサイトも見ていたら、各紙の記事が紹介されているのに気付きました。これはリンクされた goo ニュースのサイトで、いずれも2014年06月20日の記事。

ヤジ発言者の処分要求書を提出 女性都議に「早く結婚を」ヤジ、発言者処分要求(読売新聞)
<都議会>女性議員、セクハラヤジの発言者特定と処分求める(毎日新聞)
女性都議へヤジ、閣僚も批判 「自浄作用を果たして」(朝日新聞)

このニュースは昨晩仕事しながらのテレビで塩村文夏都議が質問中にヤジられたシーンも視ました。ヤジった議員(複数?)の特定など簡単だと思います。

今はどこにでも、防犯カメラと称する国民監視カメラが設置されていて、個人の動きを追跡することすら可能になっている。指名手配容疑者の逮捕報道などでも各地の監視カメラの映像が繋ぎ合わされて流される時代です。

いわんや議場においておや。議場にあるのは中継用のテレビカメラだけでは無い。傍聴席の監視用はもちろん、議場内の安全の為にも複数のカメラがあるでしょう。傍聴席での危険行為とか、ましてやリモートコントロールの爆発物など仕掛けられたら大変です。都庁舎内には各所に死角無く監視カメラがあるはずだから、議場には無いというなら、それはおかしい。

議場監視カメラを確認すれば、口の動きからヤジは特定できるはずです。
当該都議会議員達が名乗り出るべきです、さもないと議員テロなどやられたら被害は広範囲に及ぶかも知れないと昔都民としては心配です。

change.org サイトで署名ページが出来ていました- 私たちは、都議会本会議内で女性差別発言をした自民党都議会議員を特定し厳正に処分するよう、自民党東京都連に対して強く求めます。・・・2020年オリンピックのボイコットに発展するかも? どうすんだ、都議会は。
Outrage in Japan as woman lawmaker jeered for being single, childless (Reuters 2014.06.20) jeer : 「ヤジ」などと曖昧に捉えずに「嘲笑」と表現している
Outrage follows sexist outburst at Tokyo assembly meeting(June 20, 2014 CNN)
Hecklers bring assembly woman to tears(動画ニュース英語版 CNN June 20, 2014)
“Sexism in common in the nation's workplace, and there have been concerns that Japan's fertility rate will continue to drop as more women choose careers instead of marriage and children.”  東京オリンピックに出場の女子選手に同じヤジを飛ばすニッポンだと海外に伝わる?

東京都議会公式サイト からの全世界に向けた発信必須、ナリチュウです。
インターネット配信-平成26年第2回定例会 録画映像(一般質問) 議会中継も都庁の構内有線テレビ局(シティホールテレビ)が担当しているようですから、録画ソースは情報公開請求で開示されると思えます。
公開される6月定例会の議事録で、議長がこの不規則発言を制止したかどうかの記録も公式に確認できるでしょう。

~東京がもっとすきになる~ 【 TOKYO自民党 】
ゆるぎない信念が東京を変える! | Facebook | 都民の視点で全力投球!ブログ
みんなの党 東京都議会議員 おときた駿 公式サイト | twitter otokita | Facebook | 2014年6月18日 22:24 ブログ記事でヤジ問題を記載 | 例えば、いまさっきも事務所にこんなファックスが着信。(画像で掲載)
都議会セクハラ野次 犯人疑われる自民議員の支離滅裂釈明 | 都議暴露 「セクハラヤジ」の瞬間、舛添知事は笑っていた |
セクハラヤジ:塩村議員の一問一答詳報 議場から反論しなかった理由は(毎日新聞 2014年06月20日)


石破茂さん、一般の人々の本来あるべき民主主義の手法とは

2013-12-02 19:19:54 | 行政・議会

石破茂さんの当初の記事、2013年11月29日の「沖縄など」には250を越えるコメント、12月2日付け「お詫びと訂正」の記事には330程のコメントが付いていました。
私の12月3日記事、「真実に生きるということができる社会に特定秘密保護法は必要か」 でリンクした青木直人さんの 「ネット世論の大いなる錯覚」 に書かれているような状況は、石破ブログのコメントでも複数読めました。
そんなコメントを拾い読みしながら、自由民主党が再び下野した時に自民党員、支持者の皆さんはこの特定秘密保護法をどのように再考されるか、それを思いました。しかし、自民党安倍支持派が政権の座に留まり続ける国体を大急ぎで作り上げる為にこそ、この新法が必要なのだという認識でおられるのだろうと思います。何故急ぐのか、裏に何があるのか、それが私には未だ見えていない・・・もしかすると福一崩壊に関係するのかもしれない・・・【2013.12.4 0時過ぎ追記】


石破茂(いしばしげる)ブログ が話題になっているようですが、2013年12月2日に「お詫びと訂正」記事が出ていました。画像は話題の記事の一部引用、訂正は下記のように書かれていました・・・

石破茂(いしばしげる)ブログ

一般の人々に畏怖の念を与え、市民の平穏を妨げるような大音量で自己の主張を述べるような手法は、本来あるべき民主主義とは相容れないものであるように思います。
 「一般市民に畏怖の念を与えるような手法」に民主主義とは相容れないテロとの共通性を感じて、「テロと本質的に変わらない」と記しましたが、この部分を撤回し、「本来あるべき民主主義の手法とは異なるように思います」と改めます。

「一般の人々、一般市民」 と 「本来あるべき民主主義の手法」 という二つの日本語について、その意味するところを石破茂さんが既にどこかに書いておられるなら、読んでおきたいと思っています。
私としては、「一般市民に畏怖の念を与えるような手法」 で思い出すのは都内でしばしば出会った右翼団体街宣車の集団走行ですが、石破さんはご存じないかも知れません。

このような言葉を突き詰めて考えていくと、先日の衆議院特別委員会での特定秘密保護法議決プロセスも、かなり危ういことになるのではないか。あれは 「本来あるべき民主主義の手法」 ですと言えるのでしょうか。

私は過去にいくつかの記事や談話を読んだ限りですが、石破さんは言葉の使い方に慎重で、かつ丁寧に説明する方だと感じています。
記事にコメントが200、ツイートが3200、他にもブログ記事も多数あると思いますが、私には確認している時間はありません、石破さんの2本の記事を一読しただけの感想です。
まあとにかく選挙用の名刺・ポスター記事を残しているだけの議員よりは、ネットで時事問題を語っておられるだけましだと思っています。
地元山梨の議会についてこのテーマで書くのは全く無意味なのでスルー。


山梨県議の海外視察、旅費返還住民訴訟団からの広報

2013-12-01 06:00:00 | 行政・議会

2013年11月30日 読売新聞山梨版記事が、県議旅費返還訴訟 原告団が甲府で集会 を報じました。
先日来、ウェブページ構成の再検討をしていますが、その中で記録していた 「山梨県議の海外視察、住民訴訟」 テーマについて、この集会情報は気付いていなかったので確認してみました。

原告団のお一人から、山梨県議の旅費返還裁判 最高裁への署名お願い という記事が出ていました。そこからリンクされて署名用サイトがあります-山梨県議の観光旅行同然の海外研修旅費は返還を!! 最高裁に対して東京高裁の判決の採用を求める署名にご協力ください。日本の地方自治の民主化のために!! 

山梨県議の旅費返還裁判

福島原発告訴団 は福島から東京地検に移送されてしまった訴訟について東京都民から選ばれる東京検察審査会への働きかけを進めています。
ふくしま集団疎開裁判 も厳しい状況にあります。
そのような状況の中で、特定秘密保護法案が参議院を通って制定されようとしているのです。
私は、特定秘密の保護に関する法律案、パブコメ~9月17日 を書いています。策定プロセスすら秘密、概要も説明不十分なパブコメでは、地方議会9月定例会では話題にもならなかったかも知れませんし、この法案が成立したら地方主権を壊してしまうことが想定できないような議員ばかりだとは考えたくはありません。
しかし地方議会12月定例会の前に臨時国会で成立させてしまおうという策略も感じられる状況で、ようやく地方議会が問題に気付いても、「特定秘密保護法案の慎重審議(あるいは廃案)を求める意見書」を出すこともできないと思います。

ありていに申せば、私は最高裁は原告団敗訴(破棄して高裁差し戻し)の判決を下すと思っています。そうしないと安倍晋三氏のお蔭で取り戻しつつある旧体制すら瓦解してしまう。これまで培ってきた司法利権が失われる。最高裁判事の国民審査で潰された判事はこれまでいない、住民などその程度の者たちだと、そういうことです。だから私は記録を残しておく。
以前に記録していますが最高裁への上告を決めた事については、山梨県知事記者会見(平成25年10月9日水曜日)で旅費等返還請求控訴事件の上訴について が記載されているのは確認していましたが、記事に追記しませんでしたので補足しておきます。

ということで、山梨県議会11月定例会開催中ですが、以前に記録していたウェブページから以下に転載しておきます。今後の扱いはあらためて考えます。とにかく山梨県でも 住民訴訟原告団からのネット発信が継続していることだけは、山梨県のみならず全ての皆様にお知らせしておくためにこの記事を残します。


山梨県議旅費返還裁判 東京高裁判決全文(2013年10月3日)、以前の記事でリンクしていたブログですが、一審判決以後は更新されていませんでした。念の為に確認したら高裁判決全文がありました。判決文をスキャンした画像をPDFファイルにしたもので、それがオンライン・ストレージ・サービス「Dropbox」で公開されています。環境によっては読み難いと思いますので、PDFファイルをダウンロードして掲載します。
Tokyo-High-Court_20130919.pdf 1,715 KB 手元にダウンロードして読むのが良いでしょう。
もうひとつ、以前入手した甲府地裁の判決全文もPDFファイルでした、ついでにアップロードしておきます・・・
Kofu-District-Court_20130319.pdf 平成25年3月19日判決言渡(テキストベース 375 KB)
(以上 2013-10-04 追記)


2013年10月3日、山梨県当局は「これまでの最高裁判所の判例と異なる部分があるうえ、視察と旅行の基準を明らかにしておらず、このままでは今回の判決が新たな判例となるおそれもある。全国の自治体にも大きな影響を与えかねず、判断を最高裁判所にゆだねるのが妥当だ」として上告したとのNHK山梨のニュース記事がありました。
同種の事案に関する最高裁の判例は手続き上の瑕疵についての判断だけだったようですので、東京高裁が視察の内容について判断を下したことでは最終判断にはならいという考え方だと思います。既に書いたように視察内容や報告方法を含めた山梨県の名誉のためにも上告は当然だったと思います。
「全国の自治体にも大きな影響を与えかねず」 という判断は、山梨県としての大局的な考え方です。国からの具体的指示が無い場合には、いつも他都市の事例を参照して、自分達に都合の良い事例に準じて何事も決めてきた山梨県から、私が初めて見たこの発信は凄いと思いました。
記者会見に臨まれた3名の職員の方の所属部署は分かりませんでしたが、明日10月4日には県庁ホームページで記者発表プレスリリースがそのまま掲載されると思います。知事の記者会見でも再度の質疑応答があると思います。
以上はNHK記事によるだけのコメントですが、私にとってメディア記事の信頼度は低いので、常にソースを確認できるような山梨県当局であることが、何事によらず大切なのです。今回の視察事件はそういう点からも注目していました。(2013-10-03 追記)


2013年9月19日の東京高裁判決は原告住民の請求を全面的に認め一審判決は逆転したとのことです。これは金額の問題ではなく山梨県・議会の名誉に関る問題ですから、最高裁に上告されるでしょう。この件はいずれ整理してホームページに残す予定です。
上告期限は10月3日とのことです。
山梨県庁としては海外研修現状維持、予算は減額しないと報じられていますから上告されるでしょう。

東京高裁判決は2013年9月19日(9月17日 小越智子さんの記事)
平成25年月別政務調査費の住民監査請求・結果、住民訴訟表(25,7,26現在)(参考記事)
◇ 2013.07.02 山梨県議の海外視察、住民訴訟裁判の経過_2 (小越さんの情報を再確認しながら別なニュースから補足したブログ記事です)
◇ 2013年7月1日、県議は高裁に出向かず説明せず・・・2013年07月02日 小越智子さんのブログ、告訴団から直接のネット発信は私には見つからないので小越さんの記事から情報を得ています。『17日に再度、県議がどう考えているのか高裁に報告せよということらしい。』 ですが無理だと思います、参院選の追い込みで皆さん忙しい。

◇ 2013年6月18日、東京高裁第1回口頭弁論・・・「裁判官から原告団に異例の報告があった」 と小越智子さんがお書きになっています。
裁判官が県議に説明を求めたとのこと、それは7月1日だそうで、その後、7月30日に判決との事です。

◇ 一審判決までの経緯が記録されたブログ-公子の銀河鉄道(既にご存じの方も多いと思いますが)
◇ 2013年3月29日、甲府地裁判決を不服として東京高裁に控訴しました。
◇ 2013年3月19日、一審甲府地裁の判決は原告の請求を棄却でした。
山梨県議の海外視察、住民訴訟裁判の経過