つきみそう

平成元年に出版した処女歌集の名

小山田先生とのお別れ食事会

2022-11-16 | 学校

 昨日は、放送大学の心理学セミナー受講者が15人くらい集まり、講師の小山田先生を囲み、最後の食事会がありました。コロナでいつ再開されるか分からない状況ですので、幹事さんが発案されました。先生も最後の著書をお持ちくださいまして、3年ぶりに楽しいひとときを過ごしました。先生は、コレクションされている九谷焼の煎茶のお茶さましを全員に下さいました。

 平均年齢は77歳くらいでしょうか。話題は老後のことが中心になりました。先生も85歳。終活に入られているようでした。驚いたことはご自身の著書を廃棄されていること。折角書かれた論文にも未練はないようでした。先生は、「皆さん、私の著書は処分して下さい」と、言われているのです。

 もし奥様に先立たれたら、ご子息のおられる瀬戸内海に面する街に引っ越し、住まわれたいとか。私も先生のご著書を多く頂いていますが、とても破棄できるものではありません。特に今回のご著書は大伴家持のことが詳しく記されていますので、大切にしたいと思っています。北海道に生まれられ、東北大学ご出身。教鞭をとられていたのは、岐阜大学。定年後、放送大学岐阜学習センターへ。終焉の地は暖かい瀬戸内地方と予定されているのでしょうか。

 一人一人のコメントを聞いていると、動けなくなったら老人ホームへ行くのもよいというのが大方の考え。Tさんのご兄弟も大方そういう施設のようでした。それが今の普通の考えのようです。

 メンバーのうち、二人がコロナに感染し、完治してから来られました。Sさん宅では、愛猫までコロナに感染したようで、人間と似た症状だったようです。

 

デザート

先生から配られた煎茶さまし

最後の御著書

 

 


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2 コメント

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Unknown (tona)
2022-11-17 09:44:37
私もひっくり返るほどびっくりしました。
ご自分の論文、著書まで廃棄されるとは、今まで聞いたことがないです。
私は著書なんてない身ですが、この間送られてきた卒論さえ読まずに捨てないでいます。
こんな潔い終活、とても真似できませんね。
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tonaさま (matsubara)
2022-11-17 17:38:32
父はすべて著書は書庫に残していますので、先生の
ことは驚きでいっぱいです。

卒論が贈られてくるとは素晴らしいですね。

未練があるから捨てられないですね。

私が亡くなったら子供が捨てるかもしれません。
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