湘南オンラインフレネ日誌

フリースクール湘南オンラインフレネ学習的就労支援活動・災害ボランティアの実践を書き溜めていきます。

8/16 大殺界か?勝手にせいと居直りつつ

2019-08-17 05:13:00 | 地震津波災害ボランティア

2019/08/16 記
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母が歯がない間、介護食の店から弁当を取ったと突然言い出した。リハをしていた時、友達に勧められて、その場で電話したという。寝耳に水。買い込んだ食材が一瞬にして私に被さってくる瞬間だった。母は偏食+少食ゆえ、高カロリー食にしている。医師からもエンシャリキッドが処方されているが飲まない。そこに介護食が飛び込んできた。

配達は日に2回、朝は9時過ぎ、夜は16時すぎという。母はほぼ連日、リハか通院している。昼夜逆転生活をしている私には、寝不足と行動制限の食事に日々が終わるとんでもない日程。食材始末も、糖尿病の私には、高カロリー食など毒をあおるようなものと猛反対した。

手間を省かせようとしたのに怒ったと、母が切れて、冷戦状態に。

そんな中、夕食がとどいた。ムース食である。業者に断ろうとする私の間に入って、料金先払い、夕食はクーラーボックスに入れていく、という約束をしていた。朝は自分が受け取るからいいと母はいう。枕元でやりとりされてはかなわないので、それもクーラーボックスでと私は失言。母の術中にはまってしまった。

画して母は弁当を完食。無言冷戦の一夜を迎えている。
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静岡訪問は、留守中見守りの@@さんの都合で、9月頭にもつれ込んだ。金曜日なので、先方との日程調整連絡をしたが、担当者は休み中。空回り。

次回の懇話会の参考にと、館外取り寄せをしていた書が、時期外れに届き、取り置き期間切れ間際になっていたので回収した。

●「緊急事態 ストレス・PTSD対応マニュアル」(ISBN: 4772407588)<3ヶ月遅れ

●「実践パーソン・センタード・ケア 認知症をもつ人たちの支援のために」
(ISBN: 9784948742949)<半年遅れ

ビッグイシュー配達、茅ヶ崎図書館以外、全員空振り。

最悪の一日が過ぎていった。

夜間傾聴: ひとり
(校正2回目済み)
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8/15 墓参・門前仲町・逗子 映画「主戦場」と

2019-08-16 05:45:00 | 地震津波災害ボランティア


2019/08/15 記
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分担墓参という変則的な事態は、動かない台風10号の影響だ。亡き父の新興宗教入信を契機に、あれほど血縁の制約(干渉)をしていた親戚と絶縁してからとはいえ、さすがにわたしひとりが墓前に手を合わせているのは、不可解な感じがする。

私や母は信者ではない。関係が壊れたことを恨んでもいないのに、馬鹿野郎と父に念じつつ、生活に重なりのない親戚同士が、社会的成功を喜び、失敗や非常識をなじるべったりへばりついたような人間関係は、直接的な利害がなくとも脈々といきている不可解さを思う。

野球ファンのそれのように、直接的なつながりのなさを情熱もどきで偽装して、寄りかかり合う味方作りと似ているのかもしれない。私という蝶の羽ばたきが嵐を、いやいや、ローレンツの子孫の頭に鳩のうんこを落とすやもしれぬとか、私が語っているのは日本語だとか、わけのわからない独り言を墓前でつぶやいた。

我が家は代々4世代の介護を済ませて消えていくのだなと思いつつ、家族や友の鏡像が見えて、それを超えいでる、私を結びつける絆なるものの姿を見たいと思っている私がある。このことは、弟と話してみても、全くつうじない。それが慣習というものだ。

とにかく下車したところから、寺の建物まで200m通り雨。ずぶ濡れになって、帰る頃には、晴れ上がって、これで2回目だとふてくされつつ、大手町経由で門前仲町へ。

居酒屋ミニコミ主催者☆☆君と久々に会い、防災の話を聞いてきた。これはいずれまた。

門前仲町と横須賀線は繋がりが悪い。路線バスで東京に出て丸善に寄る。

●「津波災害と再定住ーコミュニティのレジリエンスを支える」
(ISBN: 9784876988969)

を仕込み、逗子へ。シネマアミゴは駅から遠い。帰りはタクシーを拾ったが、「主戦場」をみてきた。桜井よしこのドアップは、身が引く。これも後日。

帰宅時、弟夫婦は帰ったあとで、厨房は山のよう。洗い物している後ろで、母が話し出す。うなづいて話を受けるが、水音の中、耳が遠くなった母に返事をする地獄。

やはり、東京の地下鉄の階段が足に来て、夜中は、こむら返りにのたうち回り、翌日は、ビッグイシュー発刊日で、寿町の祭りに参加し、雑誌を引き受けて、帰宅する頃は、まさにゾンビ状態だった。

夜間傾聴: ふたり
(校正1回目済み)
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ばてています

2019-08-15 05:01:00 | 地震津波災害ボランティア
2019/08/14 記
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ばてて、寝ています。
レポートは午後に。

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8/13 火曜災害ミニカフェは雨の中/明日墓参/門前仲町から逗子へ

2019-08-14 05:32:00 | 地震津波災害ボランティア
通り雨に母と機材を乗せ、母の趣味のサークルに預けて、節約して路線バスで茅ヶ崎駅を目指したのが失敗。通り雨、どしゃぶりになり、タクシー長蛇の列、到着15分遅れ。全身濡れ、器材無事。

閑散としたサポセンで上映中、友人は案の定こなかった。駅からタクシーで、母を拾い帰宅。
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明日は墓参。母はいかないで、いえにいるといいだした。私は東京。帰りに門前仲町に寄ってから、逗子で、映画「主戦場」を見てくる。

夜間傾聴: なし
(校正1回目済み)

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8/12 母のリハの留守中に

2019-08-13 05:50:00 | 地震津波災害ボランティア

2019/08/12 記
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暑いが、母は介護度のリハが復活して出かけていった。浜見平の@@さんが間違えて我が家にやってきて、「アナゴ」の蒲焼きを届けてくれた。感謝!歯が無くても食べられそうだ。母のカレンダーの読み違えが原因とわかったが、このまま帰すのは、あんまりなので、31のアイスクリームをプレゼント。月末は台湾に行くから交代できないよと念を押されて、ひたすら平頭、平頭。すみませんでした。

しかし、考えてみると、静岡取材がかかる可能性があり、1泊は無理、日帰りだなと思う。

茅ヶ崎に出て買い物。野菜が不足しているので、飯抜きの野菜炒めとノンアルビール。鬼の居ぬ間の洗濯。

10/27に、ばかにはでな防災講演会が小田原である。共済😓金募集も熱心。眉唾かなと思いつつ、申し込んだ。

https://pro.form-mailer.jp/lp/40c956f4175633

夜間傾聴: ふたり
(校正1回目済み)

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8/11 お盆さばいばる

2019-08-12 05:10:00 | 地震津波災害ボランティア

2019/08/11 記
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夏バテを起こしたのは、何年ぶりだろう。たまっていた家事を片付けた。暑いし、身体がふらついて、斜め後ろに流れる症状はまだ続いている。母の歯が悪くなって、入れ歯作りに1ヶ月が過ぎ、食事内容が母に引きずられて、偏った影響かと思う。

母の体力を落とさないために、買い物、通院等への外出をうながしているが、暑い!夕方を狙うと診療時間にかかったり、お盆休みの肩透かしがあって、うまくいかない。

我が家の墓参話は、弟夫婦が、徘徊していた妻方の母親の他界で、ふたりが介護の手を離れたこともあって、分担墓参となり、相模原は弟が車で、都内の方は私が電車で行くことになった。都内の方は、門前仲町の##君たちのミニコミに、ご無沙汰していたので、寄り道禁の習慣破りの、はしごの約束をした。母は弟夫婦の車で面倒を見てもらうことになった。

故・父の腕力で、我が家は無理やりクリスチャンに改宗させられたので、入り盆のこだわりはない。13日は、火曜災害ミニカフェでサポセンにいるが、当日、横国大職員だった○○が、茅ヶ崎に来るので招待した。(来るかなあ?)

静岡の取材は、お盆明けだが、社協にも協力を依頼した。市民トリアージと、災害お薬手帳の件だ。

今、地域包括ケアの「パーソン・センタード・ケア」川崎の実践例を読んでいる。東京の防災の場面でも語られているが、3.11のとき、訪問支援が管轄の違う団体が多重訪問しており、互いの分担調整一つ難渋していた実際の縦割りの壁は、トップダウンでシステム構成しても、内実が伴わないだろう。この難をどうこえるか、またNPO参加の価値はと、あれこれこねまわしている。

p.s. 注目
● 「ソウルの社会的企業」    
       MignelYousukeHirata
     (57分03秒 YouTube 日本語字幕版)

夜間傾聴: 再開 ひとり
(校正1回目済み)
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8/10 やっと復活のようです

2019-08-11 04:59:00 | 地震津波災害ボランティア

2019/08/10 記
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蒸し暑い。朝10時にめざめたが、頭痛は軽くなり、身体の重さはとれた。やっと回復かと立ち上がって焦った。ゆらりと世界がゆれたからだ。直ぐに治ったが、じわり、いつもの食事準備にはいれた。やっとだ!

溜まっていた洗濯物を片づけた。





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8/9 回復への道へ/9条の会##さんに出逢う、病魔との戦いにエール

2019-08-10 05:39:00 | 地震津波災害ボランティア

2019/08/09 記
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雲仙の元看護師☆☆さんの逝去の報は、娘さんのメールによるものだったが、☆☆さんとは雲仙普賢岳噴火災害以来だから、ひどく長いが、娘さんとは初対面だった。だからか、死因がいま一つわからなかった。それが朝、娘さんから voice TEL が入り様子がわかった。

前日自転車転倒があり、翌朝起きてこないので、触ったら冷たくなっていたという。脳内出血によるものという。苦しんだ形跡はないという。さすがに長崎まで弔問に伺えないので、この電話でお別れにさせていただいた。

しかし、電話は朝8時だったため、なおりかけの夏バテが再発し、頭痛薬のお世話になっている。母をリハに送り、茅ヶ崎駅で、急ぎ買い物を済ませ、歯科へ。鎮痛剤服用中を知らせ、まずはすべて終わらせ、母を迎えに行き帰宅。沈没。仮眠。

夕食は、徹底的に煮込んだ和風野菜汁。

静岡薬剤師会の災害お薬手帳取材の日程調整メールが届いていたが、応答は堪忍してもらって就寝。同じく、もったいないジャパンの山本高大氏のフェア参加招待メールも、感謝しつつ無念の往信となった。こんなに長いダウンは、はじめのことだ。

夜間傾聴: なし
(校正1回目済み)
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8/8 糖尿病検査と、サポセンの事務

2019-08-09 06:06:00 | 地震津波災害ボランティア

2019/08/08 記
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糖尿病の治療薬切れの日が、定期検査の日なのですが、我が家からは菱沼のバス停から、神大寺公園前に出てから、病院まで徒歩6〜7分はかかります。不調なときは、暑さがこたえます。

結果は、A1C やコレステロール値ともに、大幅改善。母の入れ歯事件の影響。

ひどく待たされ、陽は落ち、近隣の処方箋薬局のシャッターが閉まり始める中、クリエイトに入り、待ち時間にクリエイトの発災時のマニュアルを探った。

藤沢市との協定しかわからなかったが、医薬品供託の扱いはなく、食品・雑貨等の中に、医薬品も含む扱いになっていた。詳細は庶務の方と改めてアポ取って、話を伺えることになった。

しかし、2ヶ月分とはいえ、計2万円は痛い。

バスで茅ヶ崎にでて、乗り換えてジャスコ前から徒歩3分、サポセンで、鶴嶺高ボランティア塾の申請と、ビッグイシュー配達、8月分火曜災害ミニカフェポスター作成と掲示依頼を済ませて、じっとりと冷や汗をかきつつ、タクシーで帰宅した。薬の副作用で足がつり、食材を母に渡して沈没した。

夜間傾聴はなんとか済ませたところ。情けなし。明日は夕方から歯科だが、その前にブログを入れたい。静岡訪問の事等あり。

夜間傾聴: ひとり
(校正1回目済み)
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8/7 夏風邪?/雲仙の元看護師@@さん、逝去

2019-08-08 05:25:00 | 地震津波災害ボランティア

2019/08/07 記
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ひどい倦怠感と微熱があって、母の地元の主治医に母のおまけですと診察を受け、夏風邪だろうという診断で、薬をのんでいます。あ、明日は、とうにょうびょうけんさだ。ポンコツ、いやになります。あう

雲仙の☆☆さんが亡くなった。元赤十字の看護師さん。雲仙普賢岳噴火災害からの友達。合掌。

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8/6 湘南鎌倉総合病院に

2019-08-07 05:53:00 | 地震津波災害ボランティア
湘南鎌倉病院に、私の旧友が腸の手術で入院しており、また、母のめまいのセカンドオピニオンを予約することを兼ねて、母をつれて病院に申し込みにいきました。お盆休み前に予約しないと年内が怪しいという忠告があって、急遽でかけたのですが、自分も体調が悪いので、見舞いは迷惑かなと思いつつ、受付に面会申請したら、何と入院していないとのこと。え?です。

母の予約は済みましたが、送迎バスの階段のところで、危うく転げそうになるという母がびっくりするような情けない始末。

私は弁当、母はワンタン+焼き芋で夕食の急場をしのいで、私は爆睡。しようもない状態です。

夜間傾聴: 臨時休業

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体調が悪く臥せっています

2019-08-06 04:54:00 | 地震津波災害ボランティア
下高井戸に行った時、徹夜状態がたたり、
熱射病のような状態で、 辻堂で買い物中、たちくらみを起こし椅子で休みました。

仮眠をとり、頭痛はなくなりましたが、夜間傾聴以外、こんやは、やすみます、すみません。

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8/3 下高井戸で映画「道草」を観、「居場所カフェ シンポ」に参加してきました

2019-08-05 02:52:00 | 地震津波災害ボランティア
----8/3は、朝が早かったため、ダウンしていました。書き込みが遅れてすみませんでした。


2019/08/03 記
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8/24(土)14:00〜茅ヶ崎市役所コミュニティホールA・B会議室にて「翔の会」主催の「道草」の上映会がある。

しかし、同日14:30〜藤沢Fプレイス労働会館では、映画「沈黙」の上映&交流会があり、企画が重なっていた。日韓関係が問われている時期、海外を含む上映会の経過を朴寿南さんの話として聞いておきたい。

偶然、下高井戸シネマで「道草」の上映会が、「居場所カフェ・シンポ」の時間前にあると知り、さっそく観に行ってきた。

cf.
映画「道草」関係
https://michikusa-movie.com/

http://www.ks-cinema.com/movie/michikusa/

知的障がいを伴う自閉症の青年の自立生活によりそう支援者との日常を描いている。しかし、GHだろうか、団欒の中で、そして地域散歩の中で、彼らは鬱屈せずに生きている。柔らかな心が育っている。飾ることない日常の思いが溢れ出ている、安定して共感できる作品だ。

しかし、朝10時からということもあるだろうか、観客は当事者家族が大半。館内も空きがめだった。それゆえに、大笑いの場面はないが、共感の呼吸が直に伝わってきた。

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下高井戸は初めてだった。行きは小田急新宿から、帰りは豪徳寺・海老名経由という安価な道で往復できたのも、母の見守りを承諾して下さった@@さんのバックアップあればこそ、感謝している。

下高井戸が世田谷だというのがどうもしっくりしないのだが、赤堤の住所に、昔、数教協(AMI)の知人数学者の塾がここだったと気がついた。民家の昭和の建物に、あらゆる店がひしめいており、日大文理学部の講堂も時を感じさせた。ちんまりと昭和の街と大学が駅前に収まっている印象だ。

●「シンポジウム 居場所カフェが教育を変えていく」主催: 居場所カフェ立ち上げプロジェクト/日大文理学部教育行政学研究室

私は関西のドーナツトークの田中俊英氏の切れ味のよい記事の読者だったが、講演会参加がいつも都合がつかなかった。

話題の底流にある子どもの貧困の話は、東京南部の塾を通じて20数年前に、所得の構造的な格差が青少年の学びの関心の差の形で、彼らを二分していく強い傾向を感じていた。それ以前の課題は、受験競争による学びの質抜けという、親世代の立身出世主義の終焉が見せる枯れススキのような学習への異議申し立てという、世襲が危機に瀕する賃金労働中間層子弟の分岐が表に出ていた。学習を資格習得のための経文暗記に落とし込めるなという批判となって現れていた。いわば中間層の危機感が滲んでいた。

不登校引きこもりの課題もまた、受験競争の歪みが、学校教育の知の枯渇があり、競争が生むいじめや能力格差(これも歪んでいるのだが)が発端となっていた。親の離職や身体不調のような個々人の事情は、競争環境の生活の違う友人とは分かち合えないハンデとして、心に空洞を広げた結果のような形で、登場していた。終戦直後の生活困窮とは、困難の質が違っていた。

ところが、バブル崩壊以降、賃金労働者の世襲は上層の課題として階層の範囲が狭まり、教育の幻想は去り、望まぬ必要の重しの周辺を浮遊する青少年のもろさに、いじめが契機となって折れる現れのひとつとして、不登校・引きこもりが変化し始めていた。フリースクールが、実利的な性格を強めていく、自滅的な時代がやってきていることを、私は感じていた。

終身雇用制が廃止され、非正規雇用と中小企業請負系列化(自律性喪失)によって、中間下層が解体していく時代、親は子に語る言葉を失い、子どもが先を見ることをやめた。条件の悪い子がいじめ、同調し安全圏を得る子、それさえもできない条件の子の孤立という根本的な改善を生み出せない苦しみの時代の、放埓な笑いの時代の中で、生き延びていく力をどう活かしていくかという手探りを教育カウンセリングの中で考えていた。

しかしそれは、青少年の課題として切り出すことはできない。7人にひとりが給食費を払うことが出来なかったり、親の介護を迫られる子の存在など、30年前では絶対的貧困として語られてきた貧困の課題が、相対的貧困に包まれて青少年に立ち現れてきたことをどう超えていくのか、あっけらかんとした表層の中で、まずは訪問支援の個的事情に継続伴走する仕事をしてきたとき、田中さんのガヤトリ・スピヴァグの「サバルタンは語ることが出来るか」の紹介が入り、ぞくりとした。それ以来の注目人物だったので、今回の集まりに注目していたのだが、それは空振りに終わった。

壇上のゲストは、互いの活動立ち上げの経過と、出会いの回想を語ることで時が過ぎた。学校教員の生徒に対する自己評価の高さと裏腹な、生徒の生活実態への無頓著の閉塞した学校空間に「居場所カフェ」を生む価値について、石井氏とともに、語って欲しかった。利用する生徒たちが解き放たれたものとは何かを語って欲しかった。

ちなみに田中氏が湯浅誠氏の「子ども食堂」礼賛に疑義を挟んだとき、私もまた「食堂」に参加する親子の背後に、噂の残酷さと恥がゆえに、沈黙している者がおり、フードバンクは
わかるが、「子ども食堂」は、知り合いの参加者がいれはいいが、善意圧があれば、それは「仲良し食事会」に変質していくだろうと考えていた。その怪しさを抱えている件も、田中氏は喝破していた。

またパノラマの石井正宏氏は、学校教員と民間支援者との違いは、学校教員が3〜4年生徒と関わるのに対して、民間支援者は、高校卒業後も長期伴走していくところにあるとしたところが納得が行ったが、さらには「居場所カフェ」には、「ななめの関係」も、活かせる場だとおもっていた。

これは前述した孤立の時代の内発性への信頼ろんぎへと繋がっていく、可能性の大きな話だ。そして「居場所カフェ」が、親と家庭と社会には「カウンターカルチャー」でもあると感じていた。

夜間傾聴: ひとり
(校正1回目済み)





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何を間違えたか、母が今、起こしに来て…

2019-08-03 06:27:00 | 地震津波災害ボランティア
1時間早い起床となりました。2時間も寝ていない。全く…。

この母の神経質さが、問題なのです。
下高井戸にいってきます。

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8/1 火曜災害ミニカフェ2019/08分

2019-08-02 05:45:00 | 地震津波災害ボランティア
8/13 14時〜(115回)
●「ハートネットTV『地域で暮らすということ〜西日本豪雨  被災した障害者〜』」
2019/07/16ETV 30分

8/20 14時〜(116回)
●「ETV特集『豪雨に沈んだ  幸せのまちに』」
2019/07/27ETV60分

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