湘南オンラインフレネ日誌

フリースクール湘南オンラインフレネ学習的就労支援活動・災害ボランティアの実践を書き溜めていきます。

10/22 鶴嶺高ボラ塾の授業案作り/「地元ティーンズの防災の絆研修」について

2017-10-23 06:12:16 | 地震津波災害ボランティア
2017/10/22 記
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台風21号が上陸する前に宿敵のずれを修復した屋根瓦のチェックをしたり、庭の枯れ木を切り取ったり「させられた」、こういう仕事は一番苦手なのだが。(笑)

横市大の**君は沈黙している。待つ以外ないだろう。

鶴嶺高ボラ塾の画像関係の絞り込みをしている。相手が高1であることもあり、今回の授業は、災害ボランティアのファースト・エイドという性格と、ティーンズ独自の役割を明示しておくことだろうと思っている。誰のための支援活動であるか、今何をすべきなのかをよくみて行動しようと提案していく。既存活動のメニュー選択だけでなく、自分の活動を作ろうよという誘いだ。

だから、画像枚数が増えてしまう。がれき撤去も避難所の炊き出し支援も実際の状況を知っているわけではないので、あるある問答を入れていくつもりだが45分枠だから精選しておかないと通らない。だから画像もまた、絞り込んでおく必要がある。

発災直後は高校は休校になり、ひとりでさてどうするかを考えることになる。高校は学区が広域なので、友達と相談するといっても会うことが難しい。ここは割り切って、中学校時代の友達と会えと提案する。ボランティアをしている先輩と会うのも手だと伝えていく。

つまり支援活動との仲介知識を提供していくつもりだ。伝わるかな?

大きなところでいうと、大震災の湘南版を語る。津波がきても、彼の居住地が北部の丘陵地帯の場合、家屋倒壊とがけ崩れが目の前で起きてくるし、山側住宅地では火災が問題になる。沿岸地帯では津波が加わるという違いがあるし、藤沢・鎌倉では津波被害が大きくなるという大づかみな状態がざっくりといえるわけで、この違いが出る発災時は残念ながらビギナーが関与できるところは少ない。

発災直後は災害弱者への避難支援とか、率先避難、救急法実施、ペット預かりというような支援者の一翼となる支援が中心となる。安全避難後は、避難所運営が大事となり、一応の災害終息を得たとき、外部ボランティアと協力して、ガレキ撤去や物資配布・炊き出し協力活動が出てくる。

時期によって活動の内容が変化するので、その辺の話をしていくが、「御用聞き支援」と「両親の家族保護の拘束を軽くする活動」を手掛けて欲しく、ここがティーンズの独自活動があると思う。学校が再開したとき、学校が組織する支援活動が始まる。学校の活動との関係を整理して自分のスタイルを作って欲しいと願う。

大人の側としては、彼らのストレス・バランスを見守る人間と、活動ガイド(相談役)を準備させていきたい。この理解者集団がボラセン・サポセンに形成されるべきだが、現実的にはステレオタイプな安全避難=防災活動の発想が強いので、ここの活動推進は私たち要援護者支援の大人の準備しておく活動と言える。

大きな流れはできたが、それが彼ら鶴高生の心を打つか不安はつきない。

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「わーく」では「地元ティーンズの防災の絆研修をやろうよ」という呼びかけが載る。ここは大人向けに書くので、構想の段取りも載せていきたい。

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夜間傾聴:ひとり(独居者なので、台風の件を話す、)

(校正2回目済み)

コメント
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