湘南オンラインフレネ日誌

フリースクール湘南オンラインフレネ学習的就労支援活動・災害ボランティアの実践を書き溜めていきます。

9/3 隣人騒動その後/被災孤立した女性への支援という視点他

2012-09-04 05:46:30 | 引きこもり
2012/09/03 記
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昨日と打って変わって、隣人の抗議騒動は火が消えたように静まっている。昨年までは、年に何回か緊急の対応を迫られる事態が起きていて、専用携帯電話と延長バッテリーを持って、深夜、JR関係者以外ひと気のない線路沿いに出て当人に対応していた。夜は命に関わる魔の時間がある。そこは常習者すら、警察といのちの電話以外は、対応していないのが実体だった。保健所登録のボランティアがいるが、障碍認定されていない青少年には、支援が届いていいないのが実情なのだ。私は教育系のボランティアであり、心理臨床の資格があるわけではない。だから私の仕事は夜間、それは昼間関係者に引き継がれる。しかし、それもここ数年は相模大野校を通過した、不安定な子たちの話相手になるに留まっていた。交通費・電話代等実費補助以外は無償、無資格で稼ぐ行為は謹んできた。しかしそれも相模大野校の外勤講師の補助を外勤定年を理由に打ち切られたので、JR相模原の塾の塾長の応援の形で、決まった子が不安なときに話相手をもとめてメール連絡してくるだけになっていた。

「なにしてる?」

「本をみていたが、飽きた。」
「ビデオを借りっぱなしだけど、どうしよう」


こんなたわいもないチャットのようなやり取りが続くが、問題はその内容ではなくて、「いま・ここ」を供にしている他者がいることに、孤独の苛みが緩んでいく。リストカットしていた子もいた。以前は小学生もいた。特徴的なのは、精神や自閉症スペクトラム等の困難が重なっている子が私のところに回されてきていたことだ。私は重篤な子の対応ミスからふたりの子の手を離してしまった。それもあって、自分のなせることに線を引くようになったが、それゆえ、こんなチャット風対話を維持できるようになった。

だから、夜間の声は今はない。ひたすらキー音がPC作業の隙間に割り込んでくるだけだ。だから、漏れるキー音が問題になっているということなのだが、激しいキー音は年数回あるかないかだ。私の仕事は、語ると異様な反感を買う。だから仕事とだけ、言っている。自分の塾をたたんで、他塾の契約講師になてから、志とつながることは希となった。だから、この仕事は私のアイデンティティでもある。こだわるのは、そんな背景がある。普通ではないが、普通が根拠で抗議されるのが一番困る。勿論他の家庭の生活を脅かすことは厳禁だが。

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大津中のいじめがあってから、小中学校のいじめへの取り組みが始まっているが、東北を除く西側地域の始業式に、そのいじめへの訓話や、子どもにいじめ廃絶宣言させるなどの取り組みがあった。NHKのニュースでは大津小で、子どもにいじめをしないなどのスローガンを斉唱させる場面が流れた。どこまで教員は鈍感なのだろう。いじめを見逃さない、いじめを助長しないと、子どもに誓約を語るべきは教員ではないか。この無自覚がある限り、なにも変わらないだろう。最低である。

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県庁と県サポに行ってきた。県庁は就労支援の関係、県サポは県立図書館の書籍交換だった。県サポのすぐそばには、介護用品の大手販売店があり、父の衣服はそこのクリーニングサービスを利用していた。その代金を支払いに行ったのだが、偶然、湘南担当者の**さんと出会い、老健の秋祭りでずぶぬれになった話から、いくつかの施設に訪問しているボランティアさんの噂をきいた。茅ヶ崎市内を除くと、他市の活動情報は急に少なくなる。地域医療福祉に関心がある方をひとり教えてもらったので、訪問してみようと思う。それには、もっと具体的な構想に育てなければ、相手にされないなと思う。

これは懐を広げすぎだが、河北新報が「被災孤立した女性への支援」という今まで考慮してこなかった視点の記事を出した。紹介しておく。

●「被災女性の孤立化防ぐ 登米・支援センター月内開設」

ここでもサロンの手法が折りこまれているが、他者と集う気持ちが持てる方はいい。屈折した思いを抱くひとの苦しみに、サロンの手法は届かない。仮設生活で孤立死に至る方が、サロンに来るだろうか。その次元から問うべきと思うのだが。

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成人塾生から「賄賂だ」とのことで、カロリー0のコーラをもらった。もらったコーラはボトルキープして、「トビタ」と札を瓶の口に下げて冷蔵庫に入れた。

夜間傾聴:中学生君(仮名・始業式の話なし。行けなかったのかな。)


(校正2回目済み)

コメント
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