湘南オンラインフレネ日誌

フリースクール湘南オンラインフレネ学習的就労支援活動・災害ボランティアの実践を書き溜めていきます。

11/8 飛び込み君の不満/茅ヶ崎・寒川動物愛護協議会の講演会に参加し、CMして来ました

2011-11-11 04:23:56 | 引きこもり
2011/11/08 記
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夜間傾聴の飛び込み君は、担当者が夜間対応していないことに不服なようで、担当者の熱意の差のような話をし始めたので、それは違うと話した。傾聴にとっては綱渡りの一線。○○さん(担当者)は午前中から出勤している。20時前に帰るのは、労基法があるからだし、帰宅すれば家族が待っている。私は持ち帰り仕事や訪問仕事が多く、教室に出るのも毎日ではない。だから同列で比較するのはおかしなことだと伝えた。夜間対応していたら11時出勤だとしても、15時間以上仕事をしており、6時に寝て、9時過ぎには起きなくては出勤できない。君が働き始めるとき、15時間働いて、3時間睡眠…。君ならやるかいと、静かに、だが切り替えした。彼は黙ってしまった。しまったなあと思いつつ、数分後、電話が切れた。

私は自分がフリーランサーだから、時間の組み立ての自由度があるということであって、それを皆にやれとはいわない。私は納得のいく行き方をしたいと思っているだけだ。ただ日々を維持している背後には、支えているひとがいるということだけは、自覚的でありたいと思っている。

ひとと出会い、声かけあうだけがひとのつながりではない。彼方の人とともに泣き笑いできる感性はそういう仕事と人生の「社会」という結びつきが背後にあって、育まれてきたものだ。仮設の室内でぼんやり窓を眺めているひとや、獣だからと手放さなくてはならない犬猫の飼い主さんのことに思いを馳せることは、ヒューマニズムの思想があるからではなく、他人事ではないからだ。

飛び込み君とあと味の悪い対話を終えて彼の膨れ面を想像していたら、夜が明けていた。ともかく睡眠時間を確保せねばと、ブログ記事をアップロードして布団にもぐるが、闇がぐるぐると瞼の裏側に渦巻いて眠れなくなり、足がこむらがえりで、つるときの特効薬として枕元においているジンをキャップに1杯あおった。

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11時起床。アサリのスープ・スパゲッティーを作る。早めの昼食と嫌がる母をなだめて食べさせ、食器を洗ってから玄関を出た。昼食をつくると駅前の集まりでも13時台はきつい。幸い茅ヶ崎・寒川動物愛護協議会主催のペットの防災に関する講演会「絆~今、飼い主にできること~」の集いは14時からで、滑り込みで間に合った。

市役所分庁舎6Fのコミュニティホールを会場にしての会合。入口には茅ヶ崎保健所の**さん。ご挨拶して会場に入ると、雰囲気が違う。関係者の集まりだなというのが印象。受付で私の11/22講演会のチラシをおかせてもらう。通信No.3の白黒版は全く枚数が足らなかった。並べてくださり、皆さんのお手元にチラシが届いた。

被災者の中には、避難所の規則で犬猫を連れて入場できないところでは、車の中でペットとともに生活をした話や、自宅が半壊で済んだ方が避難所に入らず、食料・水・情報の不便に耐えて、伴侶動物(犬猫など)とともに生活していたというような方がいらした。伴侶動物は家族同然の思い入れの中で暮らしているが、その思いは、周囲の方たちの同意を得られなかった。福島のように、緊急避難の指示のため、泣く泣く動物を家に残してこなければならなかった。そういうエピソードをもとに、茅ヶ崎の防災の話の中で、3/11の轍を踏まない方策を論じていく場だった。しかし、ペット同伴避難時の諸注意を紹介していく話はあったが、被災地の活動報告や、長期一時預かりを基本とした新しい飼い主さん探し活動の話は聴くことができなかった。ただ、ふだんから「預け先」を作っておくことの大切さの提唱は、納得のいく話だった。

私はそこに伴侶動物を媒介にした民間交流の芽を見出すのだが、活動自身の社会認知の低さから、道は険しさを感じさせた。獣より人が先という主張をする方を納得させる事例を育てていく必要を感じた。東海沖地震の場合や、神縄断層が連動した場合、1万数千の伴侶動物の保護が後者の場合でてくるという。

福島の放浪動物の保護の話、新潟で動物を保護してくれた話以外には、被災地でもそういう伴侶動物の話を聞かない。しかし、個々の避難話には、祖母の手を引き、ペットを風呂敷を腹に巻いた形でかついで逃げた話など話してくれるのだから、事はあちこちで起きているが、取り上げられていないで潜在化していると見るのが妥当だろう。だから軽視することなく、災害非難時には必ず問題化することとしてとらえるべきことという発想は納得の行くものだった。

獣医師会の皆さんには、市民活動に協力者を求めるのは、一般公募より協力者と出会えるように、そのセンターの市民活動サポートセンターに協力を求めるといいと意見を述べた。11/22の話は言い出せなかった。しかしチラシは約50枚強、きれいになくなった。この分野からの意見も講演と意見交換の場に参加し、経験をだしていただきたいと思う。

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チラシ、個別発送分、15通済み。
メール、5通。

はっきり参加という方のいない不安感。いつもそうなのだ。ひらいてみないとわからない。満席のときもあったし、誰もこないで幸い講師の方を招待していないときだったが、二度と企画などするものかと思ったときもあった。しかし今回はさすがにゼロということはないが、災害ボランティアの方々、ひとりひとりに出会えない不安がある。藤沢方向は、火曜日を休みと勘違いするほどに、関連団体との接点が薄れている。寒川はましてやそうである。間接的にはチラシ750枚は消化し、災害ボランティアの皆さんの知る会合になっている。念力かける以外ないのかと。応答が欲しい。いつも思うのだ。

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障がい者作業所の製品と湘南の作業所をリンクさせる。その構想が可能なように、原料サンプルを買った。量が少ないので、できることは少ないが、現物と予算計画書を作らないとこれも応答なしになってしまう。インターネットから情報収集しているが、肝心な価格などが出てこないから、八丁堀や市ヶ谷を回ってから、合羽橋や本郷を回ってこないと資料がリアルにならない。11日が夕方鶴嶺高校の教員との打ち合わせなので、東京を回ることは、また土日に邪魔される。日にちだけがどんどん過ぎていく。10日に相模大野校の会議(高卒認定指導関係者)の話が飛び込んで、15時からとは何事かと思うのだが、午前中勝負では巡回が無理と諦めた。14日、どんどん日がなくなっていく。

ねこひと会の頼んでおいた浪江町の放浪黒猫が、22日過ぎに我が家にやってくる。

今夜は、静かだ。「シニアによる協同住宅とコミュニティづくり―日本とデンマークにおけるコ・ハウジングの実践 」を少し読み進めている。これは貯金。


夜間傾聴:なし


(校正1回目済み)

コメント
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