湘南オンラインフレネ日誌

フリースクール湘南オンラインフレネ学習的就労支援活動・災害ボランティアの実践を書き溜めていきます。

2/2 「買物難民」の素読MLを立ち上げました/済生会本部に立ち寄り講演会日程の調整を/蛇足

2011-02-04 12:11:03 | 引きこもり
2011/02/02 記
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以前から始めようとしていた素読MLを作った。引きこもり青年と自閉症スペクトラム・精神障がいの方等若手の地域起業「高齢者御用聞きシステム」の素地を整えるために、関連書籍やオンライン資料を読み込んでいきます。地域起業の目的を持った資料検討だが、あくまでも素読意見交流で資料が代わるたびに、継続・退会の意思表明が必要です。参加経験者宛に次の予告の資料紹介は、流していきます。週1回ぐらいは会いましょう。参加希望者は、現ブログのコメントにお名前(ハンドルネーム可)とメールアドレスを書き込んでください。本ブログは、コメント書き込みしても、主催者が承認しなければ、ブログに公開されませんので、ご安心を。どのみち少数交流となると思いますが、差異こそ創造の源泉ですので。募集随時。名前は「高齢者支援活動準備読書会ML(kiso_dokusyo)」、Googleのグループを利用します。

まずは「買物難民-もうひとつの高齢者問題-」の読み込みから始めます。参加希望の方は書籍をご入手下さい。

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炭谷氏の講演日程が決まったが、(特非)NPOサポートちがさき・自主事業「就労困難若年者地域就労支援プロジェクト」の打ち合わせを踏まえないと公開できない。日程にゆとりがないので、少々焦るが茅ヶ崎市と市社協の後援を取りたい。

「ソーシャルファーム」は就労困難な方の就労ビジョンを地域に描く、自主起業の枠組みだから、その対象にはアクセントがついている。障がい者全体を丸抱え対象にするのではなく、「従来の就労支援の手の届かない軽度の方と無業の方を牽引役に置く」といういわば「企業就労と福祉的就労の狭間」に適した枠組みだ。そこに二重にかぶせた公共のニーズをエンジンとして積み込む構造を持たせる。(社会参画的就労による孤立無業状態の解決・孤立化の進む高齢者の生活支援)

その活動の事例を紹介していくが、原資・助成金しばり、当事者の就労現場・居場所作りの常識しばりの発想を切り替えていく提案になるので、実現可能性を事例の中に読み込んでいくことになる。障がい年金と生活保護の選択をする方の多い障がい者の方には、社会参画の生涯のQOLを上げる試みとしても意味を提案していく。

打ち合わせは講演会参加希望者の参加を求めたい。日程は決まり次第公開する。

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昼の東林間巡回を済ませ、新宿経由で赤羽橋に出た。大江戸線はややこしい。16時になろうとしていたので、秘書さん経由で手紙が経由されればいいと思っていたが、やっと会館確保の話が伝わった。済生会とは直接関係の無い話なので、電話連絡がなかなか通らない。苦情などの電話交換のフィルタ役が身元確認をするためだ。市民活動などの場合、その活動概要と電話の目的が問われる。時間を短縮するには窓口経由で行う方がいい。

東林間の巡回が先方の都合で昼食時間と重なっていたので、朝から食事をしないで、新宿でソバを食べ、インシュリン分泌コントロールの薬を飲んだので、窓口に到着する頃から低血糖の予感がしていた。服薬後1時間以内は低血糖の危険があった。用件を済ませて新橋に出たとき、目の前が暗くなった。すぐにしゃがみこんだが、階段最上段につまづいてしまった。

大丈夫ですかと勤務中のサラリーマンふたりが声をかけてくれたが、恥かしかった。片目で遠近感が弱いので注意していたが、幸いしゃがみこんだのが幸いして怪我は擦り傷ですんだが、自販機のジュースを飲むと、嘘のように回復した。全くしょうもない話なのだが、東京駅に逆戻りして電車の席に座って帰ることにした。新橋からは、まず座れないからだった。ともあれ丸の内・丸善入口のスタンドカフェに向かい、少し休むことにした。

会場確保した2例のうち、片方は事前確認とは違う夜の日程だったので、もう1例との選択を依頼していた。応答を待たずに2例の場合それぞれのプランをぼんやり考えていた。

平日夜間(夕方)の方は、市行政関連課の出席を求めやすかった。もう一例は、土曜日午後。今までの例では市行政関係者は数名となり、よほど必要性のコンセプトが伝わらない限り、障がい者家族の出席もにぶかった。就労支援は企画をたてることがもともと難しい。うちの子は働くのが無理という壁を超えなくてはならないからだが、土曜日は支援関係者も二の足を踏んだ。日曜などその辺は最悪となる。今回は対象をどこに向けるのかをはっきりしないといけないと思っていた。一般公開の先にしか本来の潜在化した無業者家族に企画が届かないことはわかっているが、時間は、夜間案だと足らなかった。「企業就労と福祉的就労の狭間」の方の就労が今回のキーポイントになる。

もうひとつは、「地域起業という就労の可能性」の話だ。店舗展開は資本がないから無理という発想をどこで切り替えていくか、またその店舗展開も社会的効果が限定的であるという、「地域起業=店舗展開」の発想をどこで切り替えていくかということがある。話を聞いてくれでは客は来ない。内容の一部紹介を含んだ呼びかけが必要になると思いつつ、ずっしりと地元活動の石頭性格がのしかかってきた。実務的であるのは事実だが、その土台が転換を余儀なくされている事態に、あえて石頭と書いたが、そのひとたちにも、可能性を説得できなくてはならない。本来の中心となる方々に企画を届ける術が無い状態では、いつもと呼びかけ対象を変えていく必要があると思った。方法も思案がいる。

持ち歩いているポメラに、発想の断片を書き込んでいき、動悸が治まったので、丸善チェックして「地域再生の罠 なぜ市民と地方は豊かになれないのか?」という新書を購入した。箱物から人へという使い古された鈍刀だが切れている。市民という属性で生きる人間はいない。高齢者であったり、主婦であったりすることを束ねるから切れなくなる。しかし公共のニッチな仕事をイメージする参考になりそうだった。

しんどいので辻堂で東秀の中華丼を買って帰る。あとは家にある食材で即興惣菜を足せばいい。母はここは出汁が悪いというのだが、どこをどうしたか好評。人間万事塞翁が馬。この食事が夜間のダンピングの元だったが、その場をかわすことが出来た。余計なことだが私はカレンダーの情緒的教訓が嫌いだ。「冬の寒さに耐えたものだけが花開く」と有ったので矢印を書き込んで「咲いた花はいずれ枯れる」と対句を書き込んできた。教訓言辞は結局何も語っていないのだ。蛇足も蛇足。

母、2時・5時に嘔吐。久しぶり。


夜間傾聴:橋本2君(仮名)
     □□君(仮名)


(校正1回目済み)

コメント
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