湘南オンラインフレネ日誌

フリースクール湘南オンラインフレネ学習的就労支援活動・災害ボランティアの実践を書き溜めていきます。

光之村助成活動報告会で報告しました/Big Issue 湘南販売再開へ

2009-05-31 10:18:11 | 引きこもり
打ち身は1日経つと痛みを増す。父は昨晩、痛みのためにトイレに行くことが出来なかった。おむつを拒否しているために、ベッドを降りて転倒し、昨夜は何回もたてなくなって、その場で失禁し、苛立った。私は床の処理で一夜が明けた。

父は電話子機の内線接続が出来ない、というより受信も外線選択キーが分からないので、全く使えない。そこで無線インターホンを使うために、お試し品を業者に持ってきてもらったことがある。ところが、プレストーク方式が理解できなかった。さらに呼び出す相手を待つ場面が想像できないので、対話にならない。そればかりか、ベッドのサイドテーブル上に置いたお試し機を見事に業者の目の前で落としてしまった。業者は冷や汗をかいて品物を持ち帰った。私達が次に考えたのが「鈴」だった。ところが鈴をベッド上に持ち込むために、布団の中にまぎれて父が寝返りをうつたびに鈴が鳴った。周囲に聞こえるので、ご近所の抗議の窓閉め・床鳴らしが深夜始まり、「鈴」案は、あっという間に終わりとなった。

基本は、「夜はおむつで」である。ここを受け入れてくれないために、騒動が起きるのだが、床に作業用シートを敷けば転倒の元となるし、結局、床は尿でびしょぬれとなってしまった。

早朝、窓をあけて換気。ところが私が1階に下りると、その窓を閉めに出かけ、打ち身の痛みに耐えかねて倒れ、部屋の真ん中に転がったまま、大声で私を呼ぶのだった。昼夜逆転の生活をしているので持つが、朝型人間なら、たちまち介護側が病気になってしまう。とにかく寒がりというか風を嫌うので、悪臭払いが出来ない。騙し騙しベッドに返し、カーテンの揺れが見えないように、応接椅子を動かして、カーテンを挟み込んだ。

SECOMの非常用ボタンを父は首から下げている。ところがこれは日常の合図には使えない。ボタンを押すと、家族にSECOMから確認電話がかかってくる。依頼すればガードマンが出動する。以前、いじって問題になったので、今では父はまったくボタンを使わなくなった。

我が家の夜間出動3回。私も、へたばっている。


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昨日は13時から、光之村助成報告会があった。長い活動経歴がある団体が多い中、地域就労支援PJがひょっこり入っている感じだった。吃音・失語症関係の団体・西湘のケアマネさんの研修組織、鎌倉の手話サークル、茅ヶ崎市内の公共施設を拠点とした音楽を通じた高齢者交流と障がい児療育の関係団体という具合で、ふだんなかなか顔あわせすることがない6つの団体さんと交流することができた。

話の持ち時間が15分なので、活動の概略を説明するだけで終わりなのだが、私には、ケアマネさんの研修の話が心に残った。感心したのは、経験交流の密度だった。こうしたケアマネさんのネットワークは県下全域にあるが、市町村によって、行政区分単位であるか、隣接自治体と合同の地域もあるのだとか。しかし、スキルアップだけでは解決できない問題もあるので、行政関係者が研修に参加しているという話は納得がいった。

私達からは、

1)引きこもり・軽度発達障がい・中途発症の潜在する精神障がい関係者等の地域未組織の方々の結集の場を就労支援の立場から提供すること

2)短期就労経験(プレ就労)、就労挫折の方の地域のクッション的な受け皿(セイフティネット)の役割を荷う役割

3)関連団体・地域住民の交流の場(たい焼き屋・小箱ショップ休憩スペース)

4)地域起業を促進するしごと作り

こうした地域掘り起こしを行う場を社会的企業に乗せて展開するという提案をした。元養護学校の教員の方からプレ就労の場の内容について賛同をいただいた。他の方は、びっくりの御様子。

とにかく、父がベッドから抜け出しているので、会の終了後、後の懇親会はMさんに任せて、早々に退席させていただいた。

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昨日、光之村の会に向かう途中、偶然、Big Issue 元販売員のTさんに出会った。何日ぶりだろう。ともあれ彼と連絡が取れ、販売再開の意志を再確認できたので、今日午後、Tさんと相談して書式を整え、団体登録申請を提出する。東京事務所の方との契約が来週ある。いよいよ再開である。再開のときは、小さなお祝いをするつもりでいる。

夜間傾聴:なし

(校正2回目済み)
コメント
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