湘南オンラインフレネ日誌

フリースクール湘南オンラインフレネ学習的就労支援活動・災害ボランティアの実践を書き溜めていきます。

母の術後後遺症と/路上生活者支援ネットへの稟議進む/5/7就労支援pj見学会決定他

2009-05-09 05:04:04 | 引きこもり
父の騒ぎの中、母の胃ガン切除後のダンピングがひどくなって、食事を取らなくなった。他の方よりは軽症と自慢していた母だったが、父の負担は術後回復にも影響が出ている。体重は15kg弱痩せた。家族構成が父母と私の3人の中、食事が、父は脳血栓と重度への移行期の糖尿病、私は食事療法による要注意レベルまで回復した糖尿病、母が胃切除後の回復4ヶ月目という具合で、体調に合わせて食事を3種類準備することになる。何とか食欲のない母に食べさせてきたが、昼夜を問わない父の頻尿排泄・徘徊転倒の騒ぎへの対応が負担の限界に来たように思う。

大きな部分は私が父を抑えているが、テーブルから落とした食器の破片掃除とか、山のような洗濯物は母が支えてきた。昨日、外出中のバスの中、母は激しいダンピングに襲われ、予定変更して自宅に戻ってきた。すぐに、かかりつけの町医者の診察に出かけたが、診療時間外にはみ出して、待合室で休ませてもらってから帰宅。薬の処方箋は私が薬局に取りにいく状態になった。

ポータブルトイレの1m半の位置変更への父の順応は、やっと安定してきた。しかし、家具と歩行器の順路を伝ってトイレにたどり着く状態なので中途失禁や、転倒の代わりに、奇妙な行動が目立ち始めていた。それは椅子を使った深夜の部屋徘徊と軽い転倒、起き上がれないための椅子横転騒ぎと私の呼び出しという、不安定な行動。これが何回も起きた。床を激しく叩きつけるため、私に担当を任せ、無視することはできないほどの音を出す。

この行動は、排泄のような目的を持たず、「○○を取る」「○○が無くなった」という認知症特有の認識の混乱によるものだった。昼間の父は寝続けて、尿意で目覚めてトイレに渡る騒ぎを起こし、夜間は徘徊が加わった。しかも闇の中、大声で私を呼んだ。

定形無形のストレスをかわして行く自己コントロールは、母には無理だ。昨夜は危うさを感じつつ、最終おむつ交換時に睡眠導入剤を父に飲ませた。しかし、その結果、5時台からの早い目覚めと食事要求となり、閉口している。

トイレの位置変更が、夜間徘徊の引き金に直結していないことを願う。排泄のための自然に出来た移動順路を、椅子や歩行器を使う歩行のために、その順路を壊してしまう。そのために排泄移動中、再び事故が起きる悪循環。

私は夜間1~2回の部屋の巡回を始めた。状況に深入りせず、順路をセットして戻るだけだが、交通事故入院時、看護婦が懐中電灯を持ちながら巡回していたことを思い出した。父の排泄移動が安定してくることが、心の安定につながり、夜間徘徊を解消していけたらというシナリオを立てて、騒々しい徘徊に向かってきた。この夜間巡回によって、重くなった負担から母が離脱することになっていた。

泥沼の深みに引き込まれる前に、ヘルパーさんたちに支援を求めた。母自身は介護度がついていないので、直接支援は求められないので、母が行う父の担当分を昨日午前中の訪問介護のヘルパーさんに頼んだ。とにかく予定が立たない。作業量よりこのほうが私には深刻化してきている。

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ポルト湘南さんから連絡が入った。Big Issue 誌販売再開への協力依頼の話だった。販売員のTさんが、それを察知して消えた。路上の人たちは鋭敏だ。いいにせよ悪いにせよ、状況に巻き込まれることを避ける。身を守る知恵なのだ。追ってはならない。ほとぼりの冷めるまで、私もこの件を凍結した、彼を信じているからだ。

立場の弱い人が生きていくための悲しいまでの用心さである。

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放置傘の再販を始めるべき雨期(梅雨)が近づいている。路上生活者支援神奈川放置傘販売ネットワークを作るためのテスト販売を実現するために、ポルト湘南さんとの話のときに、提案書を今日持ち込むことを連絡した。追って横浜・寿町の「さなぎ達」さんに連絡を取る。金曜日は協力を求めている日赤の神奈川行動日だったが、家の関係で出かけられなかった。予定が進まない土日が挟まることが鬱陶しい。

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一昨日、サポチガの地域就労支援PJの月例会が開かれた。茅ヶ崎の協働スペースの開店に向けた運営実行委の支援として、参考施設の見学会を開くことにした。その準備が話のテーマだった。

見学会は2種類組まれた。

ひとつは、5月末の港南台「小箱ショップ」と、引きこもり青年たちの起業を推進しているK2インターナショナルの「お好み焼き ころんぶす」を回る企画だ。

この時期、各団体は総会を控えている。そんな関係もあって、日程を決めるところで難航。最終的に一日に絞られたが、この会合欠席者の中に協働スペース提案者の出資者代表がいらしたので、日程は応答待ちとなった。

これにはもうひとつ連続して企画が加わった。拡大運営実行委を開くことだった。見学報告会を行って、協働スペースのショップモデルを紹介することになった。これは、5/29夜の茅ヶ崎市役所内、協働の喫茶ドット・コムのアフター5開店のテストを兼ねて、カフェが市行政参加で開かれる。この場を使って、たい焼き屋兼協働スペースの紹介を行うことを踏まえて、年末の開店への流れ作りをすることになった。これも6月中、実行委の日程調整中だ。

もうひとつは、東京・板橋区のJHC板橋会のネットワーク見学だ。時期は6月。見学先は東武東上線の下赤塚とときわ台にある各事業所だ。JHC赤塚(洋菓子作り)・秋桜(お弁当作り&宅配)・プロデュース道・スペースピアの4箇所に行く。(添付地図参照)これはJHC板橋会の担当の方からの日程指示待ちとなっている。3月の講演会をお願いした八木原律子氏の参加運営する団体だ。

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昨日、光之風にお邪魔した。助成金の報告書を提出していなかったという恥かしい状態。担当の方に陳謝。用紙をいただいてきた。早急に書かなくてはならない。

5月30日に光之村(光之風の母体)の助成金利用団体の報告会がある。ここに出席し、短時間、地域就労支援PJの報告をすることになった。

運営実行委への参加要請を行った。

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連休が明けて、季節労働の書式が送られてきた。今夜も夜間傾聴を日延べさせてもらった。□□君(仮名)・中央林間君(仮名)ごめん。火曜日までが山。年度前期最終の仕事なり。

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中小企業経営者向けのテキストを目的に書かれた「実践 ダイバーシティマネジメント」が届いた。障がい者雇用の経営者側からの視点。

<見学会資料>
●「港南台タウンカフェ/小箱ショップ」

●「石川町にお好み焼き「ころんぶす」-寿町のさなぎ達・コトラボと連携」



夜間傾聴:□□君(仮名・日延べ)
     中央林間君(仮名・日延べ)


(校正2回目済み)

p.s. 持久戦突入。


コメント
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