「わーく」は、社会的企業を目指す地域マスコミ活動です。分かりにくいのは、マスコミの社会的効用の側面から視線が注がれるために、そのバックグラウンドの効用が見えないからです。
「わーく」は、プレ就労の場であり、社会参加の場です。
引きこもり青年や、地域に仕事を求め、地域で働く障碍を持つ方の様々な交流と自主活動を生み出すネットワーキングの社会的任務を担う社会的企業の芽です。この活動には様々な仕事が組み込まれています。各人の特性に合わせた分業だけではなく、特徴は異質な状態の方の出会いによるピア・サポート的な協業、「ケア・パートナー」の考え方を入れ込みます。(詳細後述)これはグループ就労の可能性を拡げたもので、個人単位の就労を超える試みです。つまり、職場活動自身にも、現状打開の大きな価値を持たせている活動です。
「わーく」は企業活動の手法を使い、「就労困難な若者の交流と自主活動触発の契機提供を行いながら、地域社会参加の就労を生む」NPO活動を推進します。経営財源を生む営利活動はネットワークの階層的経営による会費収入(無料レベル・SNS会員レベルの分離)、放送活動・出版活動における広告収入、オンライン環境提供業務・オンライン販売代行業務・出版販売収益、行事サポートなどの営業収入を得ます。このために出発時点の運営の収支を会員規模に応じてフレキシブルに伸縮させる仕事の厳選を行っています。会員収入重点から、地域若年者就労を課題とした第3セクタへと転身を図るため、官民協働・企業連携(CSR)を進めます。同時に時期を見て助成金や事業債券を考えます。
「わーく」は取材活動を行います。特筆すべきは企業紹介をすることです。企業就労が困難な青年たちが取材を行い、就労イメージを具体化し、取材先の就労条件を知ります。出会いがあれば、取材は人と人との出会いによる企業の仮面接の働きもします。取材活動では関連活動団体を取材します。出会いと知り合いを増やし、連携活動を触発します。
経営は会員の全体会を最高機関とします。「わーく」の外側に監査とセイフティネットの有識者会議をそれぞれ置きます。財源は当座、無償労働とカンパ収入とします。「わーく」の収支黒字は時期活動費に全額投資します。
(続)
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冬期講習が始まって、昨日は相模原のほうの教室に出かけた。こちらは学齢期の中高生だが、いわゆる低学力の子たちの集団指導(授業)のTT(チーム・ティーチング)の机間巡視屋である。若い専任講師も、やりにくいだろうとは思うが、私は外勤屋。継続指導をしていないのだから仕方がないのだ。
今日は新入生の中に明らかな空間認知の困難を抱える子をみつけ、取り出し指導を行った。中3の子だ。学校でも指導を受けているという。通常校の特別支援教育の拡がりを感じた。この子は高校入学後在籍するとき、私の定期巡回を受けることになる。しかし、本来はこの指導は小学生のときに受けるべきものだ。彼らの世代では、具体的な場面設定による問題回避の策や、メンタルな自己安定化の方策を指導することが主になる。学習面のバイパス指導もあるが、伸びるところを狙う方法が効果的で、弱点克服は負担のほうが大きすぎてしまう。
今回は友人宅に避難している町田2君(仮名)と下北沢で会う。事情を聞いたが、親御さんが某易団に凝っているのではなくて、伯母さんの勧めだということや父親が強引に実行しようとしていることが分かり、親御さんに町田駅前で面談。無理強いの無意味さを説く。当人の外泊行動に驚いた親御さんは、運命診断を撤回した。いつもこううまく行くとは限らないし、外泊活動がしこりになることもあるので、彼に帰宅を勧め、承諾を得た。家では一時休戦である。
しかし、いろいろなことがおきる。親御さんも悩むからのことではあるが、特効薬を求めることだけは、やめてもらいたい。長い人は何十年も引きこもりの森をさまようのだから。
昨夜は藤沢の推進センターによるつもりだった。しかしこれも流れた。大事なものが流れ去る気がして、飛蚊症のゴミだらけの夕空をながめた。これが今年の決算であっていいはずがないのだ。
夜間傾聴:町田さん(仮名)
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「わーく」は、プレ就労の場であり、社会参加の場です。
引きこもり青年や、地域に仕事を求め、地域で働く障碍を持つ方の様々な交流と自主活動を生み出すネットワーキングの社会的任務を担う社会的企業の芽です。この活動には様々な仕事が組み込まれています。各人の特性に合わせた分業だけではなく、特徴は異質な状態の方の出会いによるピア・サポート的な協業、「ケア・パートナー」の考え方を入れ込みます。(詳細後述)これはグループ就労の可能性を拡げたもので、個人単位の就労を超える試みです。つまり、職場活動自身にも、現状打開の大きな価値を持たせている活動です。
「わーく」は企業活動の手法を使い、「就労困難な若者の交流と自主活動触発の契機提供を行いながら、地域社会参加の就労を生む」NPO活動を推進します。経営財源を生む営利活動はネットワークの階層的経営による会費収入(無料レベル・SNS会員レベルの分離)、放送活動・出版活動における広告収入、オンライン環境提供業務・オンライン販売代行業務・出版販売収益、行事サポートなどの営業収入を得ます。このために出発時点の運営の収支を会員規模に応じてフレキシブルに伸縮させる仕事の厳選を行っています。会員収入重点から、地域若年者就労を課題とした第3セクタへと転身を図るため、官民協働・企業連携(CSR)を進めます。同時に時期を見て助成金や事業債券を考えます。
「わーく」は取材活動を行います。特筆すべきは企業紹介をすることです。企業就労が困難な青年たちが取材を行い、就労イメージを具体化し、取材先の就労条件を知ります。出会いがあれば、取材は人と人との出会いによる企業の仮面接の働きもします。取材活動では関連活動団体を取材します。出会いと知り合いを増やし、連携活動を触発します。
経営は会員の全体会を最高機関とします。「わーく」の外側に監査とセイフティネットの有識者会議をそれぞれ置きます。財源は当座、無償労働とカンパ収入とします。「わーく」の収支黒字は時期活動費に全額投資します。
(続)
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冬期講習が始まって、昨日は相模原のほうの教室に出かけた。こちらは学齢期の中高生だが、いわゆる低学力の子たちの集団指導(授業)のTT(チーム・ティーチング)の机間巡視屋である。若い専任講師も、やりにくいだろうとは思うが、私は外勤屋。継続指導をしていないのだから仕方がないのだ。
今日は新入生の中に明らかな空間認知の困難を抱える子をみつけ、取り出し指導を行った。中3の子だ。学校でも指導を受けているという。通常校の特別支援教育の拡がりを感じた。この子は高校入学後在籍するとき、私の定期巡回を受けることになる。しかし、本来はこの指導は小学生のときに受けるべきものだ。彼らの世代では、具体的な場面設定による問題回避の策や、メンタルな自己安定化の方策を指導することが主になる。学習面のバイパス指導もあるが、伸びるところを狙う方法が効果的で、弱点克服は負担のほうが大きすぎてしまう。
今回は友人宅に避難している町田2君(仮名)と下北沢で会う。事情を聞いたが、親御さんが某易団に凝っているのではなくて、伯母さんの勧めだということや父親が強引に実行しようとしていることが分かり、親御さんに町田駅前で面談。無理強いの無意味さを説く。当人の外泊行動に驚いた親御さんは、運命診断を撤回した。いつもこううまく行くとは限らないし、外泊活動がしこりになることもあるので、彼に帰宅を勧め、承諾を得た。家では一時休戦である。
しかし、いろいろなことがおきる。親御さんも悩むからのことではあるが、特効薬を求めることだけは、やめてもらいたい。長い人は何十年も引きこもりの森をさまようのだから。
昨夜は藤沢の推進センターによるつもりだった。しかしこれも流れた。大事なものが流れ去る気がして、飛蚊症のゴミだらけの夕空をながめた。これが今年の決算であっていいはずがないのだ。
夜間傾聴:町田さん(仮名)
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