湘南オンラインフレネ日誌

フリースクール湘南オンラインフレネ学習的就労支援活動・災害ボランティアの実践を書き溜めていきます。

沈黙続く、泥沼かきわけて

2007-12-06 07:17:33 | 引きこもり
鶴川に出かける。話を聴いた後、話そうとすると咳き込んでしまう。全くしつこいのど風邪だ。彼に移してはいけないので、あとはFAXにすることにして退散した。彼は携帯やPCのメールをやらない。そのときは、約束の時間帯を設けてPCでFAXを送受信する。

帰りの小田急線の車内でメールのチェックをした。案の定、応答が無い。わからないか、無謀と呆れるか…さて、即効策もないし。

ある世代と個性の結集を図る。このとき環境を整え、目的が見えやすい枠組みを行い提供する。ここの作業に従来の市民活動では作業の段取り確認とか、担当班編成とかいう形で時を軸にひとと作業の流れをまず形作っていく。これもシステムを作ることだ。この流れをつくるところに電子メディアが入ったり、新規の運営手法が入ったりすると、あたかも特殊な話をしているかのような外見がうまれる。中途出入りの多い集団の会議なら、部屋の行き来の邪魔になる机の並べ方をしないだろう。私は部屋のあちこちに「どこでもドア」をつけておいた。その辺が手法として違うけれど、「どこでもドア」って何だという論議に話が傾いてしまうと、騒々しい会議のことが置き去りになってしまう。このことがいつも壁になってしまう。だれが何を話すか(作るか)ということも、まずはぜひ検討してほしいのだ。

この一方で、オフラインの拠点を作ろうと思っている。間借りの事務所(オフィス)のことだ。たまり場作りまで資金が無い。1本自由になる固定電話がある。携帯転送すれば常駐していなくてもいい。曜日で常駐する。その曜日に5~6人の編集会議が、その場で開ければいい。共同使用の相手とは曜日で住み分けする。時間帯でという手もあるが、私の仕事との兼ね合いが難しい。フリースペースではない。共有の出会い拠点であればいい。ここがオンラインの世界とリンクする。

こんなことを電車内で携帯に打ち込むのもまた無謀。(複数メールをつないで、いま編集している。)しかし大半を書き込めたので、ふと横をみると中学生がゲームの連打をしていた。信じられない速さだ。おっさんの横について、はじめるなよ…、そんなことで競うなって。ため息である。

辻堂でおり、南口に場所換えして販売しているビッグイシューのSさんに声をかけた。北口歩道橋の販売をしていたら110番通報されてしまったのだそうだ。道路使用許可を取るとか対策を打たないときついだろう。しかし了見の狭いことをする。路上生活者は常にこのきびしいまなざしにさらされている。

辻堂図書館で書籍の交換を済ませ、茅ヶ崎に移動した。

茅ヶ崎図書館にビッグイシューの定期寄贈を済ませようと向かっている道で、茅ヶ崎駅販売員のTさんが本拠のカトリック教会に追加の本を取りにきていたところに偶然出会った。書籍「突破する人びと」が茅ヶ崎図書館に入ったことを伝えた。支援者がぽつぽつと広がることが嬉しいと言う。Tさんもうなづいていた。

急ぎ足で茅ヶ崎駅ビルで夕食の買い物。なんとまた湘南オンブズマンの知り合いとまたもや、ばったり出くわした。茅ヶ崎駅は、隠れて悪さができない。常に誰かがいるのだ。わずかな残りのゆとり時間を使って、自分の夕食をすませ、父親がひとりで留守番している家へと戻った。

が、誰もいない。闇の中でTVが煌々とついていて、2階では無人の部屋でラジオがなっていた。杖が無い。外出したのだった。今、足はパーキンソン症のようなもつれが出ている。エスカレーターで転倒して救急車で運ばれたり、先週末も身動きできずに救急車で病院の世話になったばかりだった。念のため家中の床を調べて、行き先を推理。すでに4時間は経っていた。ひとりでこれだけの時間外出したことは無かった。

めがねを寝床で踏んでしまったことを思い出した。メガネ屋に電話。きていないという。茅ヶ崎消防署の相談係に問い合わせ、対象者なしの連絡に一息つく。東京にでかけた母に電話連絡。用事を中途で切り上げ帰宅することに。

2時間後、闇の中を父は帰ってきた。手のひらにすり傷を作って平然と帰ってきた。杖には血がついている。怒鳴り散らして、階段の壁に体をぶつけながらあがって布団をかぶってしまった。上着のポケットからとんかつ屋のレシートが出てきた。血糖値400の血栓防止剤を常用する者がこれ。食欲の誘惑に駅まで出かけたのだった。ころんでまで…。目が離せないので困っている。

今日は夜の予定が無かったからいいものの、これからいつことを中断されるか分からない。そんな怒りを抑えている。父の食事の材料のすべてを冷蔵庫に押しこんだ。母が血相を変えて帰ってきた。


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旗の台君(仮名)コメント書き込んでくれないかな。今回の構想はSNSのような閉じた世界でも、一般のウェブサイトのように銀河秩序的開放系の世界でもいいから、そこである目的(就労と就労支援)の冊子発刊活動をしていったとき、編集自由参加というところが、今までの掲示板と大差ないというんだね。wikiのような書き加えとも違う紙媒体(冊子)にその都度完結する仕事なんだけれど、取材、印刷や配布までオフラインに出てきてもいいし、オンラインの編集(最終決定はオフライン)だけに参加してもいい。問題は誌面が狭いから、実際はオンラインで見てもらうことになる。とすると、第*号というフォルダーを作る仕事ともいえる。自由に書いていいよという閑古鳥BBSみたいには、ならないと思うんだけどね。

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熊沢誠・著「格差社会ニッポンで働くということ―雇用と労働のゆくえをみつめて 」を借りた。

夜間傾聴:町田さん(仮名)
     町田君(仮名)
     ******(こちらから)

(校正2回目済み)
コメント
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