湘南オンラインフレネ日誌

フリースクール湘南オンラインフレネ学習的就労支援活動・災害ボランティアの実践を書き溜めていきます。

茅ヶ崎市議と語り合う会(2)に参加して

2007-06-09 06:24:37 | 引きこもり
朝、「市会議員と語ろう」という集いに参加した。当事者団体の主だった面々が4つのグループに分かれて自由論議をする方式(バズセッション)の一風変わった企画だった。余計な集約をしないのも、なかなか面白い。学校教育の場合は成果を性急に求められるが、障碍の領域を超えて地域で活動している人物をお互いに知り合ういい機会になっていると思った。仕掛け人も見当がつくが、なかなかである。

私は、松の実会の一ノ宮さんが火付け屋をしているグループにいた。右隣が市議の松島さん、やまびこ・トムトム・市議の和田さん等(省略失礼)共通の話題がありながら、話題の取りにくい面々だったが、こういう形でしか、なかなかざっくばらんに話し合うことが出来ないのも事実だった。

話題は、横浜市との公共サービスの差異への不公平感の話から始まり、障碍者の社会参加の話へと論点が広がって行った。一ノ宮さんが自己紹介以外語っていない私に気遣って、話を振ってくれたので、私あ担当してきた青少年(不登校とか引きこもりと呼ばれる子たち)は、教育の課題として教委が抱え込んでしまっているが、その中には軽度発達障碍とか境界例といわれる重篤な子達がいて、なかには若い命が失われているにも係らず、地域サポートという観点からすれば、精神医療のカーテンの中で、しかも精神障碍の領域からも来訪者のような形でしか取り上げられていない。ここを地域連携の懐の中で社会福祉的な網をかけていく必要があることを、私の夜間傾聴の話の中から語った。

精神の当事者の魔の時間に、いのちの電話が集中してかからないことが多いが、聴いてもらうだけでも気持ちが楽になっていくのだという当事者の発言があり、話は夜間傾聴へと振られていた。

学齢期の自閉症を持つお子さんたちからは、埼玉県東村山市の統合学習の事例や、就学支援(指導)委員会の解体という事例があるにも係らず、茅ヶ崎市では、これから就学支援(指導)委員会の設置が決まるという隔離的な発想が横行している。これは時代錯誤だろうという指摘もなされた。

社会の中で当たり前に生きていくことの課題が、ここまで出てきているのにというところで、各市議の感想へと移り、あえてまとめずに閉会した。この辺、なかなかである。大事なことは、関係者がお互いを知り合い、協力の契機をつかんでいくことだからだ。

私は当事者の方に名刺を渡したところ、どうやらご近所。苦しいときはご利用くださいということで話し終えた。

6/28(木)14時~、茅ヶ崎市民文化会館第5会議室で行う講演について、各障害領域の関係者に予定を知らせ話は終わったが、徹夜状態がじんわり。茅ヶ崎サポセンで、PJの講師依頼をめぐる段取りが手順を踏んでいなかった件、お詫びしつつ、この集まりが地域就労支援の大きな要に成長させるためには、的確にかつ時間をかけて質を固めていく時代を踏み外さない活動が必要であることを、下手な表現でアピールしてきた。

時間に追われて、自宅の父親の遅い昼食を届け、藤沢に。

大森巡回キャンセルの連絡が入ってほっとしたものの、どこかで穴埋めせねばならない憂鬱。藤沢の推進センターにお邪魔し、原稿試作版を仕上げ、夕食の買出しをして帰宅。通信添削シートを書いている間に、電話が入り始めた。

ひとりは沼津に引き取られた伊勢原君(仮名)が、どうやら落ち着いたという親戚の方からの連絡。梅雨明けに、こちらの家を引払うので応援して欲しいという依頼。

もうひとりは東京の同僚が、閉鎖となった学習困難児クラス再開のために、川崎で塾を立ち上げるかもしれないという嬉しい話。ただ週に2回の形しかとりきれていないという話が飛び込んだ。

新規の生業巡回1件増加。相模大野。詳細不明。

アスペの◇さんの親御さんから連絡あり。求職活動、今回も不発だったとか。重い現実を見せつけられた。年齢が中年層なので、どうしようもない。粘り探索継続へ。

*君の件で、ご家族の方のケアを行い、徐々に引いていくのが、私たち支援者の常道だが、今回は私は客観的な立場にはいない。この件で、私と連絡を取り合っていた中西さんから時間をかけて、経過のたどり直しをしていこうという話があった。私に突き刺さった矢を抜く時期ではないが、必要な仕事。承諾した。

夢を見た。つり橋の下に無数の行灯状の灯りがあって、冷え冷えとした灯りを一本ずつ、屋内に並べなおしている夢だった。油汗をかいていた。

応答のメールを仕上げ、今日の作業を終える。

ボルザガの社会的企業を買うか買うまいか考えている。高い。

今日は「わーくNo.2」の突貫工事である。

(校正1回目済)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする