湘南オンラインフレネ日誌

フリースクール湘南オンラインフレネ学習的就労支援活動・災害ボランティアの実践を書き溜めていきます。

「世田谷区立知的障害者就労支援センター・すきっぷ」見学に参加して

2007-06-13 06:30:20 | 引きこもり
夏のPJ企画のために、ちょうど(株)福祉ベンチャーパートナーズの大塚由紀子さんたちが、「世田谷・すきっぷ」見学を組んでいたので、下見に参加してきました。

世田谷区立の知的障害者就労支援センターで、就労訓練と、リネンサプライ、名刺封筒印刷の業務を行う授産施設でもあるという「保護的就労」の場を持つことで、就職率を上げている施設です。「保護的就労」は、労働意欲は適性に合った職業スキルをもつこと。平板なステージの上のセクションを巡回しながら、チーム就労を行うこと。(全体像が見え、チームの中で自分の位置が可視的であること。)というような内発性を開放していく試みです。毎月1回、見学会が開かれるので、セクション説明の当事者さんが解説してくれるのですが、これもまた、自分の職業に誇りを持たせる方法なのだそうです。

小田急「梅が丘」北口から小田急バス「千歳船橋行」で、「水道辻」下車1分

所長の宮武秀信氏の話は非常に説得的。2年の有期限就労訓練を済ませていった実習生の皆さんの就職率は98%という驚異的な数字。就労のモチベーションをしっかり持つということ、「グループ就労」推進と言う「仲間と働く」価値観を押さえていること。就労の関係性の土台がしっかりしているから、満足度が高いのです。軽度・中度の青少年に混じって、重度の方の就労も効果がでているとか。

説明の中に、自閉症・発達障害・引きこもりということばが頻繁にでてくるのに、びっくり。10年間の就労先リスト(約200名)をもらってきました。圧巻。

PJがいいか、フォーラム懇談会がいいか、企画主体を考えてしまいます。とりあえず、今日はここまで。続きはのちほど。


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6・28(木)江原顕さん講演会 チラシ・ポスター 訂正版 完成

夜間傾聴:町田・大森(両君)

今日の仕事:ポスター&チラシ 訂正版配布
      相模大野君(仮名)巡回

コメント
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