湘南オンラインフレネ日誌

フリースクール湘南オンラインフレネ学習的就労支援活動・災害ボランティアの実践を書き溜めていきます。

移動で過ぎた一日/企業就労と地域就労…ピアサポート(株)の場合から

2007-03-21 06:26:56 | 引きこもり
春期講習テキストの解答が間に合わず、珍しくPC持ち出し作業となった。藤沢弥勒寺に巡回するのは諦めて、茅ヶ崎市役所の障害福祉課にCDを届けたあと、茅ヶ崎サポセンで岡村道夫さんの講演会資料を印刷。講習会テキスト解答を仕上げて、時間にせかされて和田塚の鎌倉保健所に資料を届けた。

横浜から東横線で自由が丘へ。駅からすぐの行きつけのお店で対面指導。ここも詳細は書くことが出来ない。ただこの子は自分の未来を親の自営業を継ぐことで悩んでいる。やりたいことを持っているからだ。引きこもりを挫折モデルで一元化してはいけない。さまざまな思春期周辺の悩みが重なっているのだ。

みやげを買うゆとりもなく、渋谷から湘南新宿ラインを使って大船に戻る途中で、携帯が鳴り、つかまってしまった。よりによって、春期講習テキストの解答の件で相模原に出て来いという。横浜で下車。東神奈川から横浜線で相模原につくころには、日はとっぷりと暮れていた。

帰りに橋本から茅ヶ崎に戻るコースを選ぶのは勇気がいる。終電の一本手前に間に合ったので乗り込んで、早速車内でPCを取り出す。PCを車中で使えるのは相模線ならではだが、集中力を取り戻すためには時間がかかる。なかなか「わーく」概説書が仕上がらない。早々と夜間傾聴の携帯が鳴り、今晩は堪忍してもらった。日付が変わる前に、茅ヶ崎に着き、昼間買っておいた明日の食事の買物袋をレンタルボックスから引き出してタクシーで帰宅。爺ぃのやることではない。外勤講師などというものは、結局は小間使い窓際職だが自分が提案して実現させた職種だから文句も言えない。

今日は時間を任せてもらったが、墓参である。*君や○子君から電話が飛び込まないことを祈って出かける。因果な商売である。

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岡村道夫さんの講演資料を整えるために、ピアサポート(株)HPにアクセスした。

http://www.peer-support.co.jp/


ここで「プレスリリース」を選択すると、ピアサポート設立に至る経過や目的に出会うことが出来る。「ご挨拶」「会社概要」とともに、一読してもらいたい。

特に「職業安定広報 2006/09号」・「リハビリテーション 2004/12号」をご覧ください。前者はピアサポートの、後者は岡村さんの個人史からの社会への提案が凝縮して描かれている。

知的障害や発達障害の分野とは違った発想があるのだが、この戸惑いは架橋可能な世界だろう。ここでは企業就労の試みが語られているが、コンサルタント業務の部分、ここに地域就労との接点がある。企業就労の試みと同時に、「地域に根付く」という地域就労を開拓していく働きもまた講演会の議論に委ねたいと思う。

(校正1回目済)
コメント
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