2025/06/12 記
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ハッカーさん、熱射病気味でこまっています。歯医者処方の抗生物質副作用の余波です。今日、クレヨンハウスと、童心社をまわり、新作防災紙芝居確認する予定でしたが、母の見守りを依頼したSCF会員@@さんが急に来客を理由に断ってきたため、取りやめにした。私自身つかれていたこともある。
母は、介護用品の店から、通所リハのときに履く靴を買うことになっていた。我が家に靴が、昼過ぎにやってくる。
結局、ずっと母に話しかけられつつ、被災時の御用聞き支援のモデル作りと、高校生が外周支援できる職種専門職の、実現可能性を踏まえた資料集めの作業をやっていた。母は話し相手を求め、私は集中がきれぬよう、トイレに立ったり、紅茶をいれたり、話をはずしていた。母が寝床に寝にいくまでのおにごっこ。根気合戦。
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だいぶ活動の空回りが始まっている。気分変えに近くの店から冷えた紅茶を買ってきた。母ではないが、企画モデル作りは話し相手が欲しい。私にやれることは、やっていく。経過は利用可能なように公開蓄積していく。ごみになろうと、提供は私の仕事だ。
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被災後、被災地で活躍が期待される職種の中で、高校生が外周支援、助手的に関わりうる事例を考えている。
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⚫︎保健師の地域活動
御用聞き支援・ぱたから体操を住民会話の契機にした交流支援と体調チェック・体操による健康維持法啓蒙
⚫︎保健師の避難所環境管理
公共トイレ・下駄箱管理
⚫︎理学療法士(PT)
ぱたから体操
⚫︎薬剤師
御用聞き支援、治療薬と備品配達
⚫︎歯学衛生士
ぱたから体操・歯学助手的協力
(誤嚥性肺炎防止)
⚫︎ 保健栄養士・弁当宅配ボラ
御用聞き支援(弁当配達)
⚫︎獣医師・保健所衛生課
被災ペットの世話
(要簡易衛生管理研修)
⚫︎市役所防災対策課・地域自治会
ゴミ出し・水運び・被災屋内清掃
⚫︎市役所高齢福祉課・地域包括支援センター
通院・買い出し
の付き添い
⚫︎避難所運営会議
広報 トイレ・洗濯場管理運用 所内雑務補佐 他
⚫︎コンビニ・スーパー
物流中継支援
公共情報中継
⚫︎高校(生徒会・部活・クラス等)
高校生の災害ボラ紹介掲示&アップ
ロード(ボラ連携は担任相談のこと)
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このように、災害時には、建前上は連携可能な専門職や施設がひろがっている。しかし医師・看護師の治療や、行政の資産生活管理や地域土木整備、警察等治安等、危険と高度な専門性と責任を要する仕事は
連携は無理、除外している。
問題は大人の側が受け皿を準備していないことだ。この現状は、行政の縦割りに似ている。他職種との地域横断連携困難と専門職の閉鎖性が大人の世界でさえ立ちはだかっている。その縦割り風の現状では、防災リーダーのような研修の範囲では高校生との接点があるが、発災時の連携は組織の一員としての連携はあるが、助手的連携の発想はない。
自宅避難増加の災害傾向の中で、孤立化防止する仲介活動「御用聞き支援(物資・情報の仲介支援)」の訪問活動には、専門職活動との重なりの内容があり、効果の視角からも、連携の必要となります。この活動には、高校生が活躍できる内容があります。
保健師・薬剤師・歯学衛生士・管理栄養士更には理学療法士さんたちです。
避難所では、地元看護師さん、地元訪問介護士さん・保育士さん・たちが加わります。
地域活動としては、市町村行政やコンビニ・サポセンなどもあります。
一貫しているのは、高校生世代等の参加価値の高さと同時に助手的参加(外周参加)、学びが織り込まれていることです。災害は人生の岐路でもあり、ケアの価値に出会う意味もあるのです。専門職の影響力を活動デザインに織り込むのです。
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大人社会に受け皿がないその困難さとの戦いは私の仕事です。しかし、もうひとつ、高校に通う生徒は県単位で通学しているため、学校が地域連携の出発点になりにくいので、高校生の活動には、個人の自主参加、決意のハードルがあります。
高校生を小間使いに使い捨てることに、私は反対します。災害は寄付文化のような人ごとではなく、家族・友人の命の危機を伴う本人の危機であり未来への岐路なのです。私が提案することを指図とする非難があります。悲しい事実です。しかし、硬直した大人社会のもとで被災する事態に見通しを提案することが、押し付けでしょうか。
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<予約した本>
⚫︎「今からはじめる歯科衛生士のための訪問歯科マニュアル」
(校正1回目済み)