日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

幼稚園の朝

2022年10月11日 | 地域

 園児が送迎バスに置き去りになり亡くなった事故、何としても痛ましい。1年前にも類似事故が起き、関係者、特に子どもを預かる園では対策とその徹底が図られ、再発はないと思っていただけに「なにをしていたのか」と強く言いたい。

 近くの幼稚園にも送迎バスがある。送り迎えで出会うこともある。小学生になった卒園児がバスに向けて手を振って呼びかけると、車内から先生が手を振ってこたえるなど、あのような事故が起きるとは思いもつかない光景を見ている。

 送迎バスが園内に止まっている。園舎の全部の窓がいっぱいに開かれ空気の入れ替えをしながら園児を迎える準備中の保母さんらの明るく軽快な声が聞こえる。道路から声は聞こえるが姿は見えない、けれど職場や園児らを保育する仕事の楽しさのようなものが秋晴れの空に流れていく。園児らはきっと楽しい時間を過ごせるだろう。

 園に近い子らは親と手をつなぎ、あるいは親の背をつかんで自転車で登園している。そんな親の大方はお母さんたちで、支度を終え門で迎える保母さんに預けると、門前会話が弾んでいる。その内容を知る由もないが屈託のない顔はいい息抜きなのだろう。

 (今日の575) 子は宝つぎの世代へ繋ごうよ
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無償で更新

2022年10月10日 | 生活・ニュース

 終の棲家ならぬ終の車のつもりで乗り始めて3年、法定通り車検を済ませた。次は2年先になるが、免許更新時期と重なり、さてどうなるか思案している。先日からエンジン起動時にナビ画面にお知らせのような表示が出る。読み終わらぬうちに切り替わり、何日かが過ぎた。ふと見ると無償更新という文字が見える。

 これは何かある、そう思い次の起動時にスマホカメラを用意して起動した。写真を見ると、マップ購入から3年経過、1回無償更新するとある。利用しない理由はない。問い合わせると使用中の番号確認が必要と来店を促される。オンデマンド期限が今月の15日まで、余裕はないのですぐに手配し予約を済ませた。

 古い車でナビ購入のまま更新せずにいてこんな経験をした。新しく開通した道路を走る。その時はまるで空を飛んでいるような、畑の中を走っているような、山林の中を走っているような、住宅の中を突き抜けるような、思いもしない走行をマップ画面から想像した。ナビで走行進路を確認する人には欠かせない貴重な助手だと思う。

 最近は精度の向上でピタリ位置を示す。我が家の位置も地図上に狂いなく示す。その昔は訪問先近くなると、「目標は何メートル範囲です」とその範囲を示していた。最近はナビに誘導されるような遠出はないが相棒のような存在で、なければ寂しいだろう。

 (今日の575)  車ナビ知らぬ街並み行けという
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左右が逆転

2022年10月09日 | 生活・ニュース

 写真、変な時計、と思われた方もあるのではと思う。そう、時計の文字版の数字が左回りになっている。これはからくりなどではなく、スマホで撮った自撮りの背景に写った時計を拡大した1枚。針も逆転し実際の時間は6時25分頃です。

 正面から見ると、実際はドアが右でカレンダーは左にあります。さらに拡大してみるとカレンダーの左右もやはり逆で左から土、金、木の流れで写っている。こんなことに気づいたのは4か月前、ある手術後に自撮りを送ったら、右目でなく左目を手術したのかと返信があった。右目手術だったが、自撮りで見ると確かに左目に見える。

 スマホの新機種展開ではさらに進化したという「写真機能」が宣伝される。報道でも企業の思う通りの内容になっている。写真機業界はスマホに押され事業の見直しが行われるほど脅威の存在になっている。そのカメラ映像が左右逆転では困ることがあるのでは。

 スマホではないが事例。マイナンバーカードの申請窓口で撮られた写真も左右逆になっていた。担当者も画面で逆になっていることを確認しながら、初めて知りました、という答えだった。さて、実際に交付されたカードはどいうなっているのだろうか、ちょっと関心がある。

 (今日の575) スマホなぜカメラの機能を競い合う
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2件の来宅者

2022年10月08日 | 社会 政治

 庭で草抜きをしていたら若い人が入ってきた。小さくて判読はできないが首に掛けた身分証か社員証のようなものを掲げる。用件は「電池が切れていても壊れていてもいいので、そんなんものがあれば引き取りたい」とパンフレットを差し出す。こうした来宅者を玄関に入れたり部屋に通したりしない、という教訓を思い出し、「我が家にはない」とお引き取り願う。

 次は「今日は」と仕事着姿の青年が来宅。やはり庭にいた私が応対すると前と同じように社員証らしきものを見せ「工事の説明に伺いました」、「どこの工事」かと聞くと「外壁の塗装です」という。私は「どこの家の工事か」と聞いたつもりだったが勘違いになった。「我が家はどこにも工事は発注していないし、外壁塗装は考えていない」と断る。

 手にしていたバインダーの書類らしき物を見ながら「説明だけ聞いてください」という。「その必要はない」と断る。発注していないのに「工事の説明」、こいつはおかしいとすぐに疑問を持つのが普通と思う。これって高齢者を狙う商法かと疑いながらおかえり願う。
 
 時間差で前後して2件の疑わしい用件を持った来訪者。高齢者宅を狙ういろんな犯罪が報道されるが、我が家はその対象になっているのだろうか、ならばしっかり応対しなければならない。知人が「無料の瓦点検」をせがむ者にある「ひと言」を発したら飛んで帰ったいう。その「ひと言」を万一の時には使ってみよう。

 (今日の575) 悪いけどまず疑って聞いている
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ブログに書き続けて17年目

2022年10月07日 | エッセイサロン
2022年10月07日 毎日新聞「みんなの広場」掲載

 ブログを始めて17年目に入った。ここ10年ほどは毎日欠かさずに書いている。健康だからできたと、書き終わると感謝する。

 ブログについての私の自慢は、1年分を製本して残していることだ。先日、16冊目を本棚に追加した。B6判の小さなものだが、表紙を付け、それなりの体裁を整えている。こうしておくと何かを思い出す時や過去分を読みたい時にパソコンを開かなくても読める。

 内容は身近に起きたこと、目にしたこと、思い出した昔の内容が多く、情報発信や社会に役立つような内容は少ない。だが、自由日記の役目は果たしていると思う。16冊並べると、よく続いたと思いながら小さな自分史でもあるように感じる。キーボードが打てる間は続けようと改めて思う。

 ここまで続け、ブログによって自分の言動や考えを思い直すという、内省効果も大きいと最近、気づいた。新しいページからこれを心して続けたい。

 (今日の575) 長ければ国が弔い名誉なり
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定員減の市議選

2022年10月06日 | 地域

 あと10日、16日に市議選が告示される。前回18年に2名、今回さらに2名の定員減となり定員28名の議会になる。候補者には厳しい環境が待っている。立候補者は当初より1名増え34名と報道されているが、この厳しい選挙戦に新たに名乗り出るには、よく言われる「出遅れ」のように思うが、挑戦者は大変だろう。

 定員減にはそれなりの理由がある。16年前の広域合併時には人口約15万人が今では約15%減少し13万人を切っている。前回選挙から有権者だけでも約5千人減少し、山間部の人の話では過疎を通り越している集落もあるという。たまにその地域を朝の通勤時間帯に通ると、市中心部へ向かう高齢者施設の送迎車と何台もすれ違い、高齢化と過疎の実感をつかむ。

 こうした地域では小中学校の統廃合が進み、子どもの学校を求めて他地域へ引っ越す家族も多いという。と言って、地域を引き起こす新しい因子は見つからず、また6次産業も厳しい環境にあると世話人から聞く。市内の高3生徒のうち半数を超える生徒が他地域で働きたい、あるいは出たいという調査結果が公表されている。議員の責務は党派を超えて一つになって市勢を盛り返すことでしかない。

 任期中1度も目にしたことのない「議会報告」がポストインされている。立候補にあたり「取り急ぎご挨拶」ということだろうか。必ず後援会入会申し込みが差し込まれている。世話する側も大変だろと思うが、私は損得抜きで議員職を務める人に投票する。

 (今日の575) 一票を行使しないと泣きねいり
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伸びて生きる

2022年10月05日 | 自然 季節

 気象予報では今夜から冷たさでなく寒くなるという。大陸からの季節的な変化が到来、北海道西にはスジ雲が出ていた。そんなことを証明するかのように北海道も初冠雪観測となった。当地の予報も冷え込みに注意を促す。今夜から「厚手のパジャマ」とローカル局のアナウンサーが笑わせていた。

 夏を楽しませてくれた朝顔、とっくにその時期を過ぎたと思っていたらどっこい生きていた。学校の境界沿いの側溝のふたの上で横に伸びた朝顔を見た。よく見ると、蓋と蓋の隙間から弦が伸び出しいる。それが横に3㍍あまり伸びて葉を茂らせ花畑になっている。そこに小さいがくっきりとした青紫色の花が数個咲いている。ブログにと断り撮る。

 この朝顔の位置から少し離れたところに植えられていた朝顔に似ているが、そこで落ちた種が芽を出し咲いたのだろうか。この側溝に種をまく人はいないだろうから、どんな苦労をして再び咲いたのではなかろうか、そんなことを思いながら朝顔をねぎらった。今夜からの冷たさ、どうしのぐのだろうか。

 もののふによると、朝顔はヒルガオ科の蔓性一年草で原産地は中国西部やヒマラヤ山麓とある。ならば、寒さ冷たさに耐えるDNAは伝わっているかもしれない。最近は改良品が多くどうだろうかと悩む。それにしても、暗い側溝から姿を現し花を咲かす、植物の生命力に改めて感じ入る。

 (今日の575) 時期外れ咲いた朝顔笑顔呼ぶ
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EV車の時代

2022年10月04日 | 社会 政治

 地方ではぜったいにお目にかかれない整備された自動車道を、人の手を借りずに車が自由に走行している映像を、科学の進歩はすごい、と思いながら眺める。やがてはガソリン車やハイブリッド車も販売できないと先行きの情報もある。公害対策車として助成金も出たハイブリッド車も短い商品寿命で終わりそうだ。

 これからはEV車(電気自動車)全盛の時代になると車のCMで知る。近所でも何軒かのガレージでEV車を見かける。見るたびに充電されているが、空車ガレージの充電設備全体を始めて目にした。給湯用のガスや灯油のボイラーほどの大きさに驚いた。あれほどの設備を備えないといけないのか、普及のためにはもっとコンパクトな姿にならないと、思いながら眺めた。

 現在のガソリンスタンド、身近でも閉店が進む。EV車時代に変わればGSに変わる充電場が必要になるが、地方の地小さな町でも営んでいけるだろかと気遣う。最近の公道の路肩も見えないメンテ不足などを思うと、自動運転車などは絶対に走行できないなど、CMとかけ離れた地方の道を嘆く。

 免許証返納の視野に入る年になったが、所有は無理だがEV車を1度は運転してみたい気持ちはある。今のゴールドを続けて更新できる前提でその日の来るのを期待しよう。今の愛車はよく走る。先日は約200㌔走って燃費は35.2㌔、EVでなくても環境には優しそうだ。

 (今日の575) EVに業界すべて突っ走り
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今年は不作?

2022年10月03日 | 生活・ニュース

 農作業中の人が見上げている柿の木、今年のなり具合を聞くと「さっぱりで、そこになっとる1つだけ」」という答え。その1個は収穫を終え「木守柿と」して残されていると思い私の見上げていた1個。格別に手入れする木ではないが「これだけ不作だとガッカリです」と苦笑、残念さが伝わる。

 今年は裏作に当たるがこれほどの裏作はこれまで経験ないとか。「やっぱり温暖化が原因でしょう」と断定される。台風多発、海水の広域な高温現象、偏西風や黒潮の異常蛇行、記録的な降雨と水害などいくつも自然の異変が思い浮かぶ。

 そういえば知人も今年は柿がサッパリで収穫をあきらめたと話していた。おまけに栗もなぜか少ない、今年のような年は経験がない、先の農家の方と同じ話をしていた。いくら人知を注いでも、自然の成り行きに左右される農業に苦労は絶えないようだ。感謝していただくしかない。

 妻の実家から今年も新米が届いた。何一つ手伝いはしていないが毎年届く。収穫は例年通りでほっとしたという。私はパンより米食好きなのでありがたい。息子宅とご飯大好きで自炊している孫娘におすそ分けする。今年の収穫から米価が少し値上がりになったという。消費減が続く米、農家の苦労に報いるには適正な価格しかない。

 (今日の575) 不作でも食べたさ涌は旬の物
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秋の空いろいろ

2022年10月02日 | 自然 季節
 
 秋の空は晴れて高く見える空で、秋天、天高し、空高し、秋晴、秋日和など出会いの場面によって表現を受ける幸せな空である。秋の晴れた空をもたらすのは大陸育ちの移動性高気圧で、空気が乾燥しており、青や紫など波長が短い光を強く散乱する分子が多いので、夏の空よりも青々と見え、高く感じるという。

 秋晴れの空を見ながら運転、頭上を覆った雑木の茂ったトンネルの坂道を登ったところで真っ青な秋空が広がることを期待してカーブを曲がった。目に入ったのは期待に反し全面が白い雲を敷き詰めた空だった。何とかと秋の空というが、まあこうゆうこともあるから、面白いのかもしれない。

 「10月、空は澄み紅葉は色をつくす」とある。それは、日々の生活が忙しく、生活以外に気を配る余裕のなかった人々をも、自然界に振り向かせる力があるという意味らしい。秋の空を映えさせる紅葉前線のスタートは北海道の大雪山という、どこまで南下したのだろう。

 「夏だけじゃあなく秋の日焼けも怖い」ということかと畑法面で除草作業している婦人の装いを見て思い出した。それは顔をすっぽり覆ってある。秋の日差しは太陽の高度が夏より低いから、秋の日焼け対策は顔が第一、そんな広告を思い出した。秋の日差しに向かっての深呼吸は気をつけよう。

 (今日の575) 食欲の気持ち抑える物価高
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