広島カープのリーグ3連覇、この経済効果は数百億円になるとか。その試算方法もそのお金がどこに落ちるのかも分からないが、高い経済効果があるということだろう。その一つ「祝3連覇達成 カープリーグ優勝 限定酒 地酒で祝杯を」、こんな記事を目にしていたが、優勝決定をしないと販売にならない。M2くらいからのよたよたの戦績を観ながらも優勝は間違いなしと地酒販売を待っていた。
瓶は4合入りで赤色の特製、金文字で3連覇カープとチャンピオン、中央に2018の文字で0はカープボーヤ、下に「若鯉跳ねる由宇球場」と市内にある2軍用グランドの所在が誇らしげに締めている。銘柄の「金冠黒松」は赤地に白抜きでばっちりだ。快進撃を続ける広島カープを地元のフアンとともに盛り上げようとする酒造所の意気が伝わる。
そんな醸造元は「金冠黒松」で知られた岩国市の村重酒造、香りと味のバランスが私好み、といいながら晩酌はたまにぐい飲み2杯まで、年に4合瓶で2本余り、ユーザーとは言えまいが付き合いは年齢の半分余りになる。清流錦川の地下水が使われていて、ここは杜氏が酒作りを担っている。
優勝から一夜明け、予約の受け取りに出向く。店頭にいた短い時間の間にも問い合わせの電話が何本か掛かっていた。在京の岩国出身の熱烈なカープ女子への土産に持参した。販売は市内の種類販売店限定でHPによると完売した模様だ。広島市内ではプレミアがつくかも、そんなことを想像しながら、日本一になった時はどんな「日本一限定酒」が売り出されるか、そのためにはカープガンバレ。