日々のことを徒然に

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6Cを真似る

2018年10月02日 | 生活・ニュース

 我家の朝顔、最低気温が20度を下回ったころから花数が減り始め、季節の変わり目に敏感に反応する姿に感心していたが、ついに花を見せない朝がやって来て咲き終わったことを告げる。真夏の猛暑時には花数を抑え、暑さが少し和らぐと一気に咲き始めた。花数を少なくしてエネルギーの浪費を防ぐ賢さをどこに隠しているのか不思議に思い観察していた。

 そうした4カ月あまり続いた朝顔の努力もついに終わった。向こう側が見えないほど茂っていた葉と弦、次第に茂りが薄くなりまばらになり、咲き終わってみるとまるで別次元となっている。今年は弦を使ってリース、輪飾りを作った経験はないが作ろうと計画している。そのためにネットに絡んだ弦をどうすれば長く取り除けるか思案中だ。

 突然だが、2018年のノーベル医学生理賞を京都大学高等研究所・本庶 佑(ほんじょ たすく)特別教授と、米国テキサス大学のジェームズ・アリソン教授の両氏が授与された。その本庶教授は研究する上で大切なことは「6C]という。「好奇心・勇気・挑戦・確信・集中・継続」を英語で表記すると「C」が頭につく。朝顔の弦で初のリース作り、今後のために6Cを思い浮かべながら作ってみよう。

 弦確保のため、その絡み具合を観察しようと残っている葉を手で全部除いた。結構な時間が掛かった。弦は2重3重に、上に下に、右に左に絡み合っている。急いては事を仕損じるという、初日はこのくらいで手をひこう。ノーベル賞受賞者は応用研究の前に基礎研究が重要と言われる。好奇心をどう実らせるか、6Cは何事にも通じる、忘備録に追加した。
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