日々のことを徒然に

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地方紙にヒント

2015年03月28日 | 社会 政治


 新聞の分類で全国紙、地方紙、地元紙などがある。全国紙は国の全域又はほぼ全域を販売対象とする新聞、地方紙は特定の地方を販売対象とする新聞とある。地方紙のうち販売地域が複数の都府県にまたがるものをブロック紙と呼ぶ。北海道新聞、中日新聞、西日本新聞の3紙だが東京新聞、河北新報、中国新聞はブロック紙に含める場合も多い。

 地方紙やブロック紙など分類は別にして紙面に載る記事は政治・経済・社会・スポーツ・健康など全国紙と大きな違いはないが、その取り上げ方は地域を主体にした記事になる。地域での取材力は全国紙をしのぐが、国や世界の記事は共同通信の配信による。在京TV局が派手に扱う話題も地方紙でベタ記事のこともありその逆もある。

 そんな地方紙のひとつ中国新聞を購読している。Gの黒星を喜ぶ程度だった野球への関心が中国新聞を読み続けるといつのまにかカープフアンにさせられる。時々、洗脳や教育とはいかに恐ろしいものかを感じる。その新聞、プロ野球開幕の日の朝刊の特集は特別編成、前田健太と黒田博樹両投手の揃い踏み、他紙では出来ない。中日新聞もこれに似ていると聞いたことがある。

 地方紙は全国紙に比べ政治と経済関係が少ない、と見下げた評を読んだ。それは地域の生活密着型記事の多いことが理由の一つという。国は地方創生策を模索している。そのヒントは地方紙の主張や記事の中にふんだんに載っている。政策立案者、全国紙の編集者も地方紙をしっかり読めばいいヒントが見いだせる。
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