日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

錦帯橋の桜

2015年03月26日 | 自然 季節


 各地から桜開花の情報、傾向として少し早めの開花のようだ。名勝・錦帯橋畔と奥座敷の吉香公園は染井吉野3千本という桜の名所としても知られている。公園は四季を通して味わいある一帯だが、桜の季節の華やかさは別格で年間を通じてもっとも賑わう。

 そんな桜の名所の標本木は横山側の錦帯橋たもと、上流側の石段の真ん中にある。「tatu_no_koさん咲いていますよ」と標本木に桜が咲いたことを教えてくれたのはそばで仕事をしている知人。探すと白い花びらが1輪、少し上向きに咲いている。桜は上から梅は下から見るものの諺通り錦帯橋を見上げている。公園内でも1輪から数輪ほどの開花した桜を数本見かけた。開花宣言はそこまで来ている。

 錦帯橋上流の茶店も開店、今日は川沿いの風が冷たいからだろう呼び込みは「暖かいウドンはいかがですか」、散策の人らに声を掛けるもとどかず、店内は閑散としている。来週の人出と天気が気になるだろう。

 染井吉野の古木は幹が空洞化する。樹皮だけで生きていて花を咲かせるその生命力には毎年頭が下がる。そんな幹の若返り活動が始まっている。土の中ではなく幹から出る「不定根(ふていこん)」が地面に届くように世話すれば樹勢が回復するという。公園には日本で2番目の長寿桜がある。樹勢を取り戻した桜が咲けば一段と賑わいは増すだろう。

 

 
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« こんな日もある | トップ | レシートの効用 »

コメントを投稿

自然 季節」カテゴリの最新記事