日中は朝夕の秋の気配を打ち消すかのような残暑。公園の噴水では子どもらがキャアキャアと夏の終わりを楽しんでいる。噴水の周囲の木陰では親たちが腰をおろして水遊びの子らを見守っている。風がここちよい。のんびりと、落ち着いた、なんとも静かな光景がいい。
ここにきて、蝉の鳴き声が心なしか静かになったかなと感じる。それに代わり涼しくなると虫たちが秋を歌いはじめた。次の出番はまかせないと蝉に呼び掛けているようだ。
使いたい放題だった電気について大きな転換をうながした節電。これは、これからも長く心すべきこの夏に起きたテーマだった。それを誘因した原発と合わせ時間を要する課題として残る。
我が家は孫が帰省せず少し物足りない今年の夏が終わる。成長し進級すればそうなることは理解している。次に顔を見る楽しみが残る、そんな夏が終わる。
(写真:夏と秋が混在している公園)
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