日々のことを徒然に

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一万分の一の味

2018年03月16日 | 生活・ニュース

 年賀はがきの当選はず~と郵便切手、少ない年は1組、多いときは10数組も飛びこんできた。ただ、メールの使用で切手を貼って出す郵便物は我が家でも激減、たまに不足金額の切手を購入し追加している。当たらないよりはいいが、切手より普通はがきの方が嬉しいのは身勝手だろうか。

 今年初めそんな我が家に初めてのことが起きた。それは年賀はがきの抽せんで2等があった。届いた160枚の年賀状で切手シート1組当選にがっかりしながら、ダメもとで2等の当選番号を確認、しばらくして下4桁の当たり番号があった。期待を込めて続けたがそれですべてが終わりだった。2等の賞品をもらうにはふるさとの品から選んで最寄りの郵便局で手続きが必要だった。

 「4週間ほどで届きます」という窓口での説明に待てども待てども届かない。手違いはないと思いながら、希望した賞品が「特別栽培米 新潟産こしひかり」なので、この冬の豪雪で運送が上手くいかない、そう解釈しておとなしく待った。2週間余り遅れて届いた2.5㌔入りの袋、それは長い旅の疲れをいやすように配達局員に抱えられていた。

 2等の当選確率は一万分の一というから、年賀状をくれた千葉県在住のかっての同僚に改めて礼を言う。「こしひかり」は1944(昭和19)に新潟県で人口交配され、1956(昭和31)年に命名された高品質な米という。毎日食する米はずっと地元産米ばかり、高品質といわれる味は地元産とどう違うのだろう。味比べを楽しみにしている。
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