広島カープを応援する地元紙の運動部デスクが書いている。「プロ野球開幕まで2週間。『カープは大丈夫なんか』『大丈夫じゃないやろ。昨年はあんなに打てんことなかったよ』『薮田も四球でめろめろだったなあ。不安ばっかりだわ』などと『コイ党』たちがざわざわしている」とオープン戦の不振を心配する不安の声。デスクは続けて「結果は勿論、内容もいいとは言えない」とびしっと評している。
ちなみに、連覇した昨年のオープン戦は4勝11敗2分けで12チーム中11位だった。落合博満氏は「オープン戦は勝った負けたは関係ない。シーズンヘの練習台なのだから」と話していたという。上手く調整し本調子で開幕をむかえて欲しい。
「タナ・キク・マル」が今一つ波に乗っていないのが気になるが、残り2週間に期待する。一方、41歳の新井が開幕に向けて全力疾走、打撃や守備でも健在ぶりを発揮、その姿勢がチームを引き締める、と記者は綴る。一方、2軍のウエスタンリーグ開幕戦で広島は4対3で中日を制し好発進、130試合のスタートを飾った。ルーキー中村が俊足を生かして内安打ながら公式戦初安打を放つ、これをきっかけに頑張れ。
「今年もやりますカープファン応援 パブリックビューイング」の案内、すでに8月までの予定が組まれている。150㌅の大画面を見ながら応援グッズを思いのままに使って迫力満点の応援をする。ただし風船だけはお断りという。この観戦風景を何度か動画で見たが、球場と一体になっている。今年はどんなドラマが見られるだろう、その開幕は来る30日。