日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

驕るな

2018年03月11日 | 社会 政治

 昨夜の8時ころ、購読紙の社から号外が送信されてきた。その前に「財務省は10日、森友学園への国有地売却に関する決裁文書に書き換えがあったと認める方針を固めた。12日に国会に報告する。複数の政府関係者が明らかにした」というNEWS速報も送られてきた。「やっぱり書き換えはあったんだ」というこれまでの映像を含む報道を見て思っていた疑念が明かされることにほっとした。しかし、自死も発生、「忖度」という流行語まで生まれた政治の闇の一端がどこまで明らかになるか注目しなければとも思った。

 森友学園への国有地売却に関する決裁文書の書き換えがあったと新聞報道されて以降、国会審議の様子からこうなることは何となく察していたのは私だけではない。ことあるごとに当該新聞と対峙した答弁が多いのに、今回は1度も報道内容を否定しなかったことから推察はしていた。当時の理財局長は栄転ポストを1日前に辞職(報道では更迭)、その日は近畿財務局職員の自死が判明した日だった。

 「驕る」の意味、一つは「自分は他と隔絶した高いところにあり、質が違うと思い上がりその立場で行動する」、二つ目は「権勢・地位・財産・才能などを誇って思い上がった態度をとりいい気なる」などがある。一強といわれる政治主導は幾度となく戒めの言葉をかけられていたが、少しも改まることなく今日に至った。
 
 財務省は書き換えを認める「方針」ということで「認めた」とは報道されていない。いくら何でも2度目はないと思うが、現物が出されるまでどんな不可思議が起きるか分からない。それは1週間前に国会へ資料を出すと言いながら、従来と同じ内容で国会を混乱させている。驕りが過ぎるといいことにはならない、昔の人は忠告している。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする