いつものようにパソコンを起動させたら「今日は笑顔の日」と呼びかけている。不機嫌な朝を迎えたわけではないのに何故と思いながらクリック。今日2月5日は「2(に)と5(こ)の語呂あわせで、ニコニコという笑顔でいようという日」、日本記念日協会の記念日の中にあると教える。語呂合わせの記念日とはいえ気持よくさせてくれるなら歓迎だ。
笑顔はその人を魅力的にさせ、外見だけでなく内面も良い人と思わせる。しかしニヤニヤしたり悦にいった薄笑いは笑顔に当たらない。子どものころ祖父母は「男は歯を見せて笑うな」とよく言っていた。その意味を解さないまま今になっている。私は笑わない、笑顔が少ないといわれるが、小さいころの聞き覚えが抑制になっているのだろうか。
今日の笑顔は二つ。国民の義務のひとつである納税、還付金請求の確定申告を作る。今年は医療控除額が減った。喜ぶべきだが控除総額が減り、これは還付のいい材料にならない。これを救ってくれたのが後期高齢者医療保険料、身分不相応な金額が課税金額を引き下げてくれた。社会保険料とはいえ年金生活の我が家には高負担を感じる。とはいえ昨年より還付は少し増。
二つ目は、手作りの巻きずしをいただいた。恵方巻は付き合いで購入先が決まっていて長らく我が家の手作りはなし。いただいた巻きずしの芯材の種類とその味付けに感心しながら美味しくいただき、2回目の節分を味わう。巻きずしの文字が初めて出てくるのは1750(寛永3)年ころという。1776(安永5)年ころにすだれ巻きとして今のスタイルになった。海苔は1700年前半に登場したというから、歴史的には寿司とほぼ同じ。ちなみに寿司に欠かせない海苔、その「海苔の記念日」は明日2月6日。