日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

気持の伝え方

2017年02月02日 | 生活・ニュース

 政治家が政策を伝える方法はTPO、時と場所と場合によって異なることは教わってきた。誰に発するかでも同じ内容に微妙な差が生じるだろう。ところが140文字の世界へ思いのたけを発信、それも政治家とは思えない聞きづらい汚い言葉で一方的に発信する大統領の姿勢に多くの人が驚いている。G7で現在議長国の日本以外は危惧の念を発している。米国民の選んだ人だが、これまでとは大きく違う怖さを感じる。

 新聞を読みながらそんなことを思いブログを開く。タイトル「言葉の伝え方」という内容に感心した。それは、風邪を引き本調子でない義母が、朝食定番メニューの目玉焼きを残す。オムレツやだし巻きにしても残す。今朝、「しばらく卵はお休みします」と丁寧なご挨拶をもらった。「お母さん会社休むみたい、卵にも伝えておきます」と答えた。「いらなーい、食べたくない」と言われたらガックとくるがユーモアある義母の伝え方に心がほっこり。

 義母の「お休みします」も嫁のとっさの「卵に伝えておきます」の応えに双方のユーモア心を感じさせる。140文字に反応すればそれを上回る檄文が飛び交う空中戦はメディアを通して知る。見えない空中に発するのでなくマイクの前で発してほしい。心がほっこりした嫁は「言葉を大切にする人は人を大切にする人だと思います」と結んでいる。

 「書き手が自分の思いを書き過ぎたときには、人はそれを読まなくなる。それは主観を押し付けられた気分になるから」という短い言葉をメモしている。答えや応え、これもTPOで変わる、さらに凡人はその場の雰囲気や気持ちのありようでも変化する。冷静にユーモアをもって伝える、そのために学ぶことはこれからも多そうだ。
コメント (2)
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