日々のことを徒然に

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孫の話し

2017年02月22日 | 生活・ニュース
 
 今、全国の高齢者共通の孫、それは女子スキージャンプで圧倒的な強さを見せる「高梨沙羅」。17歳で世界トップアスリートとなり3年、先日は53勝目を達成、優勝記録のトップを走っている。1年後の冬季五輪で日本の金メダル獲得予測では高梨だけと載っている。最近は化粧でも話題になっているが、あのジャンプの恐怖心を見せない笑顔が高齢者共通の孫になっている。

 祖父母が「孫を子よりもかわい」と思うことを「まごばか」という。孫のこまかな「一挙手一投足、一挙一動」を喜ぶブログでは「じじかばばの後にバカ」を付け控えめな報告がある。はた目には愚かに見えるらしいが当人は気付かない。「そんなのは分らん」と孫のいない人に怒られたことがあるが、その人の話しの中には親ばかぶりがたっぷり盛り込まれている。

 先日の夕方、「じいちゃん、いま届いたよ」と京都に住む孫から嬉しそうな声の電話。それは小学校のころから目指していた大学の合格通知書、声から孫の笑顔が浮かぶ。「良かった、よく頑張った」、この時を待っていたのにこのくらいしか口に出なかった

 小学校5年の夏休み帰省した時に中学受験用の問題集を持ち帰った。その問題レベルの高さに驚いたが、毎日欠かさず問題に取り組む姿に、受験競争の厳しさを改めて知った。あれから8年やり遂げた孫を誇る。これからどんなジャンプを見せてくれるのか期待と心配が交錯する。翌日、合格証のコピーと京菓子が届いた。先ず仏前に供え報告をした。
コメント (4)
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