日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

ろくろ から

2017年02月27日 | 生活・ニュース

 ろくろ、漢字で表すと「轆轤」ととても覚えきれない画数、初めての出会いだと読めない。読めないが陶芸同好会入会のその日から「ろくろ」を使っている。もちろん手動、手回して回転させるシンプルな形で止まれば作品作りの手を止め回転させる。粘土が形になるまでそれを繰り返す。電動ならその必要はないが使いこなせればの話し。

 「ろくろ、回転運動する器械(広辞苑)」、説明の通り単純小型の道具で格別な仕掛けはない。ろくろ選びは手回して、静かに長く回転するものを選ぶ。作品作りに入って形を整える。たまにはいい感じの形になるかなと思う頃に回転数が落ち止まる、ここで何度目かの手回しをするが、いい感じの時の状態には戻れない。

 備え付けの電動ろくろは本格的なもので素人には難しく、その上大きくて重量がある。そこで、手動ろくろに一工夫して電動ろくろ化したアイディアマンが同好仲間に1人存在する。手製の小型装置を小さなベルトで手動ろくろと繋ぐだけ。SWを入れると回転は左右どちらでも、回転速度は自分の腕前に合わせて調整出来る。電源さえあればどこの会場でも使える。

 発明・アイディアを成功させる方法はいくつかる。その一つに「他人の発明に感動する心を養え。次に私ならこうすると考えよ」という。見るたび聞くたび感動はするが次が起きてこない。「悪い案も出ない人に良い案は生れない。まず量を出すことを心がけよ」と教える。頭の体操と意欲が必要、これは加齢化対策にはうってつけのようだ、明日からと言わず今から頑張ろう。
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